「A Good Year/プロヴァンスの贈りもの」を観た
南仏プロヴァンスを舞台にしたヒューマンドラマ「A Good Year/プロヴァンスの贈りもの」(2006/Cinema)について。
こんなあらすじ。ロンドンの金融界で辣腕トレーダーとして多忙な毎日を送っていたMax(Russell Crowe)のもとに、10年近くもすっかり疎遠にしていたHenryおじさん(Albert Finney)の訃報が届く。遺産を相続することになったMaxは、少年時代の思い出が深く、懐かしい南仏プロヴァンスの地を久しぶりに再訪する。Maxは、亡きおじがワイン造りに情熱を注いだブドウ園を売却処分するつもりでプロヴァンスに向かったが...。
これ、ロンドンの辣腕ビジネスマンが南フランスのプロヴァンスで人生を見つめ直す様を描いたヒューマンドラマ。様々な人に会い、出来事に会い、人生の真実に気づく感じが軽妙でユーモアたっぷり。でもこの映画の良さは、南フランスのゆったりした空気をとらえた美しい映像。明るい陽の光、乾いた空気、丘に広がるブドウ畑と古い館、緑の庭園、ハーブの香りそして極上のワインと美味しい料理...それだけでも幸せな気分になれるし、こんな土地でのんびり暮らせたらなと思ってしまった。
ちなみに原題の「A Good Year」はワイン作りにおける「当たり年」の意味とのこと。なかなかの佳作でした。
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