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Friday, August 31, 2018

「Magellan/メッセンジャー」を観た

Magellan 面白そうだったのでちょっと観てみたSFスリラー「Magellan/メッセンジャー」(2017/Cinema)について。
 こんなあらすじ。近未来、NASAは土星の衛星タイタンから発せられた電波を受信し、さらに類似の2種類の電波が海王星周辺からも発信されていることを確認した。3つの電波の周波数を組み合わせると和音となることを発見し、何者かが意図的に作り出したものであると考え、国防省はRoger Nelson大尉(Brandon Ray Olive)に調査を命じる。衛星タイタン、海王星の衛星トリトン、準惑星エリスをめぐり発信源を回収して帰還するという10年にも及ぶ極秘任務に妻Abigail(Whitney Palmer)は反対するが、地球外生命体との遭遇の可能性もある重大さへの使命感からNelson大尉は任務を受ける。地球を発って542日目、ついに最初の目的地である土星の衛星タイタンに到着するが...。
 これ、太陽系内から届く謎の信号を追って、たったひとりで10年にも及ぶ探査ミッションに旅立った宇宙飛行士の姿を描いたSFスリラー。大きくは宇宙船内のシーンとたどり着いた衛星での発信源探索シーンでの宇宙飛行士の葛藤がほとんどなんだけど、正直つくりがチープ。さらに決死の探索の末に見つけた発信源もおもちゃのようだし、その発信源が宇宙飛行士の脳になにか作用させる合成映像も、古臭いCGのようだったし、あまりに低予算の悲しさが漂っていた。うーん結末も衝撃っちゃあ衝撃だけど、深遠な精神性とはほど遠いものだった。微妙な映画でした。

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