ボロ市通り #9
雨があがったので、Loveとボロ市通りあたりを散歩。15時くらいから降るみたい。
用賀の藤の湯でひとっ風呂あびてから、まずはひさしぶりに「ブタリアンレストラン」へ。ビールを飲みながら少しつまんでから念願の「豚丼エメラルド」(1,200円也)。甘く焼かれた豚はそんなに脂っこくなく、やわらかくてほんと美味。ごちそうさまでした。
続いては用賀駅近くの「なかむらや」へ。焼酎飲みながらメニューも豊富だし、結構美味しい。こんな店があったとは。ごちそうさまでした。
そのままの勢いで、「カラオケの鉄人」(用賀店)。しっかしひさびさのカラオケ、楽しかった。次回はSngちゃんの地元・中野でやりましょう。
昨夜は初めて参加の新宿会ということで、先輩Nさんの就職をお祝い。場所は新宿新南口にある「串焼きと鶏料理 鳥どり」にて。しっかし御苦労されながらも決まって良かったと思う。やっぱ世は縁ですね。ごちそうさまでした。
9/28(金)、深夜のしめの一杯はひさしぶりに「くまもと 桂花ラーメン」(新宿東口駅前店)で定番「太肉麺」(980円也)。天然塩とマー油で調整された豚骨とチキンのWスープに、麺カタ中太ストレート麺。コシがあるけど歯切れのいい。そしてこの太肉(ターロー)こと豚角煮は絶妙な歯ごたえだし、これに生キャベツ、メンマ、きくらげ、味付の茹で卵半分、葱という変わらない構成。確かに酔っぱらって降りる狭い階段は怖い。ごちそうさまでした。
関西のFM802主催の野外フリーイベント「FM802 MEET THE WORLD BEAT 2018」。今年のイベントの模様がスペシャで「FM802 MEET THE WORLD BEAT 2018ダイジェスト」として放送されたのでちょっと観てみた。
これ、2018/7/22(日)、大阪の万博記念公園自然文化園「もみじ川芝生広場」で行われたもの。日本最大級の野外フリーイベントで、出演者もバラエティーに富んでるので、Rock Fes.とは異なるどこかのどかな感じを受けた。
ともかくよかったArtistは以下。
・sumika:とってもGroovyで音源を聴きたくなった。ただこの「Lovers」はJAPANのサンプラーで聴いたことがある。
・Mrs. GREEN APPLE:この「WanteD! WanteD! WanteD!」の高揚感がいい。
・あいみょん:存在感あるVocalと歌詞。
・竹原ピストル:しみる歌詞とだみ声。いつかLiveみたい。
・HY:そんなに好きなBandじゃないけど、やっぱり「AM11:00」は名曲かと。
さらっと観るにはいいイベントだと思うけど、やっぱりゴリゴリなRock Fes,のほうがよい。
● On Air Set List: FM802 MEET THE WORLD BEAT 2018ダイジェスト (Space Shower TV)
M-01. Summer Vacation/sumika
M-02. Lovers/sumika
M-03. コイセヨワタシ。/Leola
M-04. Let it fly/Leola
M-05. Love me,Love you/Mrs. GREEN APPLE
M-06. StaRt/Mrs. GREEN APPLE
M-07. WanteD! WanteD! WanteD!/Mrs. GREEN APPLE
M-08. 海月/松室政哉
M-09. まだ僕は生きている/阿部真央
M-10. ロンリー/阿部真央
M-11. ストーカーの唄~3丁目、貴方の家~/阿部真央
M-12. Friday/清水翔太
M-13. My Boo/清水翔太
M-14. HOME/清水翔太
M-15. 愛を伝えたいだとか/あいみょん
M-16. 君はロックを聴かない/あいみょん
M-17. ALRIGHT! ALRIGHT!/GENERATIONS from EXILE TRIBE
M-18. まだ、アシタ/GENERATIONS from EXILE TRIBE
M-19. F.L.Y. BOYS F.L.Y. GIRLS/GENERATIONS from EXILE TRIBE
M-20. いつかきっと/ナオト・インティライミ
M-21. ハイビスカス/ナオト・インティライミ
M-22. カーニバる?/ナオト・インティライミ
M-23. Forever Young/竹原ピストル
M-24. Amazing Grace/竹原ピストル
M-25. よー、そこの若いの/竹原ピストル
M-26. モノクロ/HY
M-27. 366日/HY with 清水翔太
M-28. ホワイトビーチ/HY
M-29. AM11:00/HY with All Artists
* Filmed Live at Momijikawa Shibafu Hiroba,Banpaku Kinen Koen Shizen Bunkaen on 22th July 2018.
* (c)2018 SPACE SHOWER NETWORKS INC.
大昔、読んだことがあるStephen Kingの小説「It」。この小説が映画化され、昨年公開され大ヒットした映画「IT/IT/イット "それ"が見えたら、終わり。」(2017/Cinema)、やっと観れた。
こんなあらすじ。1988年、メイン州の田舎町デリーでは子供が突然失踪する事件が相次いでいた。そんな中、吃音にコンプレックスを持つ少年Bill(Jaeden Lieberher)は幼い弟のGeorgieを土砂降りの外でひとり遊ばせるが、弟は大量の血痕を残して行方不明になってしまう。やがて弟の失踪に責任を感じるBillをはじめ、Losers(負け犬クラブ)と揶揄されるいじめられっ子の仲間達ちは、不気味なピエロの姿をした"それ"(Bill Skarsgård)が事件の裏に隠れていることを知り、力を合わせて立ち向かおうとする...。
これ、子供の連続失踪事件が相次ぐ田舎町を舞台に少年少女達が事件の中心にいる謎の存在"それ"に立ち向かっていくというホラー映画。身内の失踪や学校でのいじめ、親からのDVなどそれぞれ問題を抱えた子供達が団結し、人間の弱みに付け入る"それ"に対して勇気を振り絞り、立ち向かうドラマと、"それ"こと悪霊Pennywizeの恐怖を見事に両立させていた。それにしても、"それ"が笑っちゃうくらい恐ろしくて、ドキドキしながら何回もビクっと来てしまった。
ちなみにこのStephen Kingの小説「It」は、子供達を描いたこの前半と、27年後純粋さを失い、大人になった彼らを描いた後編と分かれている。今回のホラー映画No.1の大ヒットを記録を経て、続編の製作も決まったとのこと。楽しみです。
RADWIMPSのLive映像がスペシャで「RADWIMPS LIVE SELECTION」として放送された。
特によかったLive映像は、ある意味HardなMixtureの「おしゃかしゃま」、野田のRapとDanceの「DADA」、この曲でRADにハマった「いいんですか?」、激しい疾走感の「会心の一撃」、Beat感がいい「アイアンバイブル」、さらにRADの世界をでっかくした「前前前世」、Rock Band賛歌の「トアルハルノヒ」あたり。
しっかしRADのLiveって昔、RIJFで観て以来、ほんとご無沙汰状態。もうここまでデカいBandになるとFes.とか出ないんだろうな。
● On Air Set List:RADWIMPS LIVE SELECTION (Space Shower TV)
M-01. おしゃかしゃま (Live Ver.)
M-02. DADA (Live Ver.)
M-03. 君と羊と青 (Live Ver.)
M-04. いいんですか? (Live Ver.)
M-05. 実況中継 (Live Ver.)
M-06. 会心の一撃 (Live Ver.)
M-07. アイアンバイブル (Live Ver.)
M-08. 前前前世[original ver.] (Live Ver.)
M-09. トアルハルノヒ (Live Ver.)
M-10. 棒人間 (Live Ver.)
* 2018 Space Shower Networks Inc.
ひさびさに読んでみた森見登美彦。三茶のTsutayaで買って読んでみた「きつねのはなし」(新潮文庫)について。
これ、京都の古道具屋"芳蓮堂"をめぐる4つの短編集。表題作の「きつねのはなし」はこんなあらすじ。京都の一条寺に店を構える古道具屋"芳蓮堂"。女店主"ナツメ"の謎めいた魅力に惹かれてアルバイトを始めた大学生の"武藤"は、芳蓮堂の"特別なお客様"という"天城"が住む古い屋敷へと通う。細長く薄暗い座敷での面会をくり返す武藤は、天城から「狐のお面を寄こせ」という奇妙な取引を持ちかけられる。ナツメからは、「天城の要求にはどんなに些細なものでも応じてはいけない」と忠告されていたが、ある日武藤は天城に古い狐の面を渡してしまった...。
これ、表題作「きつねのはなし」と「果実の中の龍」、「魔」、「水神」の4つ話からなる古都を舞台に幽玄な暗がりを描いた短編集。よどんだ京都の闇が静かにゆらぎ、奇矯でまやかしの世界に誘ってくれ、夢の中をさまよっているような気分になる幻想小説。それにしても、京都は碁盤の目のようにわかりやすいはずの通りなのに、いつのまにか路地に迷い込んで、どこか知らないところにたどり着いてしまうような感覚が残った謎めいた小説だった。
cf. 森見登美彦 読破 List
- 太陽の塔 (2003)
- きつねのはなし (2006)
- 新釈 走れメロス 他四篇 (2007)
太平洋戦争中の沖縄戦での奇跡の実話を描いた「Hacksaw Ridge/ハクソー・リッジ」(2016/Cinema)について。
こんなあらすじ。第1次世界大戦に出征して心が傷ついた父親Tom(Hugo Weaving)のもとで育ったDesmond(Andrew Garfield)は、自分とのケンカで兄が命を落としかけたことをきっかけに、暴力に反対するようになった。やがて第2次世界大戦が開戦し、国を愛するDesmondは、軍隊に入っても人を殺してはいけないという信念を変えようとはせず、上官や周りの兵士達から嫌がらせを受け、最後は軍法会議にかけられる。それでも主張を曲げなかったDesmondは、妻Dorothy(Teresa Palmer)と父親Tomの尽力により、武器を持たず携行なしに戦場に向かうことを許され、衛生兵として沖縄の戦地に向かう...。
第2次世界大戦の沖縄戦に、衛生兵として銃を持たずに従軍したDesmond Dossの実話を描いた戦争ドラマ。敬虔な信徒であるDesmondは戦場で多くの負傷した兵士の人命を救ったことから、「良心的兵役拒否者」として初めて名誉勲章が与えられた人物。で、このDesmondを演じたのが、「Silence/沈黙-サイレンス-」(2016)で好演したAndrew Garfield。自身の信念に基づき、何度も何度も戦場に戻り、傷ついた兵士を助けるという勇気ある行動をとった衛生兵の姿が感動的だった。さらに強烈な爆撃シーンや銃殺など残酷な惨殺場面も含め、悲惨な沖縄戦が描かれていた。この映画の監督はあのMel Gibson。いい映画だったと思う。
エルレとロッキンということでこの号だけは外せない、ひっさびさに買って読んでみた「ROCKIN'ON JAPAN OCTOBER 2018」、気になった記事について。
●ELLEGARDEN 復活!:
2008年かた10年経ってついに復活した。今回突然のエルレのLive告知があったとき、残業時間中だったけど、思わず声をあげてしまったけど、その後対バンがワンオクと聞いた時、なぜだろ!?って思ったもの。でもこの細美とTakaの対談を読んで、Takaが背中を押し、その助言と助力があって復活したことを初めて知った。日本のStadium Bandとしてここまでデカくなったワンオクが、背中を追ってきたエルレの復活と一緒に対バンすることをただ純粋に望み、実現させたことにほんと尊敬した。それにしても2008年6月号のJAPANでの活動停止インタビューと殴り合ったあとの写真を見て衝撃を受けたけど、この号ではほんとうに楽しそうにLiveをやってる。それだけでほんとうに嬉しかった。
しっかしエルレのLiveは、活動停止前最後のRIJF2008をはじめ3回ほどみたことがある。今回の復活Liveには行けなかったけど、またいつか絶対行こうと思う。
●くるり New Album "ソングライン":
4年ぶりにReleaseされたこのAlbum「ソングライン」、もうずっと何回も何度も聴き続けてる。あくまでくるりっぽい曲を素直に向き合って作ったと言っている。日常を愛おしく歌ってる。ほんと聴きたかった歌モノAlbumで、あの1st Album「さよならストレンジャー」を思い出す。もっと聴こう。
●別冊 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018:
今年で16回目のひたちなか。この特別別冊には全ActのLive ReportとSet Listが載っていて、毎年これはありがたい。やっぱりこの別冊をながめると、行って感じたあの異常な暑さとか美しさとかにはかなわない。yonige、マイヘア、レキシ、Dragon Ash、ユーミン、アジカン、そして今となってはほんとに見れてよかったホルモン。だから来年も。
これ以外の記事では、クリープハイプ New Album "泣きたくなるほど嬉しい日々"(聴かねば...)、04 Limited Sazabys New Album "SOIL"(聴いてみたい...)、Cornelius New Album "Ripple Waves"、星野源 New CDS "アイデア"、ASIAN KUNG-FU GENERATION New CDS "ボーイズ&ガールズ"(Albumが楽しみ!)、ヤバイTシャツ屋さん New CDS "とってもうれしいたけ"、菅田将暉×あいみょん 対談あたり。
しっかし、JAPANって全然誌面構成が変わってなくて、なんか安心して読める。これからも気になる号は読むようにしよう。
追記:忘れないように、気になるCD/DVDを。
・ボーイズ&ガールズ/ASIAN KUNG-FU GENERATION (DVD)
・泣きたくなるほど嬉しい日々/クリープハイプ (Album)
・好きなら問わない/ゲスの極み乙女。 (Album)
・とってもうれしいたけ/ヤバイTシャツ屋さん (CDS)
・INNER VOICE/真心ブラザーズ (Album)
ペンと葉書を武器にナチス政権に抵抗した夫婦の実話を映画化した「Alone in Berlin/ヒトラーへの285枚の葉書」(2016/Cinema)について。
こんなあらすじ。1940年6月フランスが降伏し、ドイツ国中が戦勝ムードに沸く中、ベルリンで慎ましく暮らしていた労働者階級の夫婦Otto(Brendan Gleeson)とAnna(Emma Thompson)のもとに1通の手紙が届く。それは彼らのひとり息子Hans(Louis Hofmann)の戦死の知らせで、2人は悲しみに暮れる。そしてペンを執ったOttoは、ヒトラー政権を批判するメッセージを匿名の葉書にせっせと書き綴っては、街のあちこちにばらまくというささやかな抵抗運動に身を投じるようになる...。
これ、第2次世界大戦中、ナチス政権下のベルリンでヒトラー体制を批判する匿名の葉書をひそかに公共の場にばらまき続けた1組の夫婦の姿を描いた人間ドラマ。夫婦の行動はあまりに孤独で寡黙で絶望的な抵抗であり、それでも強大な相手にひるむことなく立ち向かった姿にジワッときた。地味な展開だし、暗い映像だし、だからこそ内容の重さが伝わった映画でした。
お彼岸の墓参りの後、昼飯は今回もスープカレー専門店「奥芝商店 八王子田代城」で「牛豚 二種の肉盛りカレー」(1,700円也) を。甘辛な牛すき煮と白だしの豚しゃぶ。これににんにく芽、ゴボウチップス、白髪葱、揚げたニンジン、かぼちゃ、ナス、キャベツ、茹で玉子にオニオンチップ。今回はチキンスープにしたけど、レモンをふったごはんとよく合う。やっぱり、ここのスープカレーは絶品だと思う。ごちそうさまでした。
お墓参り、無事に終了。
朝からいい天気の3連休なかびの日曜日。暑くなる前にLoveとPeaceを連れて、世田谷線を若林駅まで散歩する。線路沿いに道があるところはほとんど少ないので、線路をたまにみながら迷路のような住宅街を歩く。迷子になりそうだし、いったりきたりであまりいい散歩ではなかった。
今日の昼飯は、ずっと気になってた交通会館地下の「麺屋ひょっとこ」で「和風柚子柳麺」(730円也)。鶏ガラベースで和風のスープに極細ストレート麺。これにコリコリなメンマ、玉子、三つ葉、葱に大きめの絶品チャーシュー。そんなにきれいな盛り付けじゃないけれど、おじさんの笑顔がいい。柚子が効いた優しい一杯。ごちそうさまでした。
今日の夕飯は、世田谷ボロ市通りのいつもの洋食屋「Restaurant BOURBON/バーボン」へ。サイコロハンバーグとしめじや玉ねぎとピーマンをデミソースで炒め玉子と焼いた「ハンバーグと玉子のオリジナルライス」。家人はハンバーグとミートソースとホワイトソースで味付けしたトマトベースの「ハンバーグのオリジナルライス」。ボリューム満点でお腹いっぱい。ごちそうさまでした。
M-ON!で放送されたELLEGARDENのPV特集「ELLEGARDEN特集」。テンションアゲテ観た。
2008年9月7日の活動休止以来、約10年ぶりとなるLive Tour「THE BOYS ARE BACK IN TOWN TOUR 2018」を行ったELLEGARDEN。このLiveには行けなかったけど、このNEWSが流れたときはほんと嬉しかった。そんな中、M-ON!でのこのPV特集の企画、ほんと最高だった。
特によかったPVは、スノボとLive Houseの「ジターバグ」、歌モノの「Missing」、この曲で前に突っ込んでた「Red Hot」、女装Videoが最高な「Space Sonic」、リアルタイムで聴いてて一番熱かったPVの「Salamander」、活動停止前の名曲「Fire Cracker」に脱力アニメが味がある「高架線」。
やっぱりエルレは最高だ。
● On Air Set List:ELLEGARDEN特集」(M-ON!)
M-01. ジターバグ
M-02. Missing
M-03. Red Hot
M-04. Space Sonic
M-05. Salamander
M-06. Fire Cracker
M-07. 高架線
* (C)2018 MUSIC ON! TV
たまーに読んでる辻村深月。ひさびさに世田谷中央図書館で借りて読んでみた「かがみの孤城」(ポプラ社)について。
こんなあらすじ。入学早々にいじめを受け、学校での居場所をなくし、部屋に閉じこもっていた"安西こころ"の目の前で、ある日突然、部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物だった。そこには狼のお面をつけた少女"オオカミさま"と、"こころ"と似た境遇の7人の子供が集められていた。9時から17時までいることができる時間厳守のその城で、それぞれが胸に秘めた願いを叶えるため、7人の子供達は隠された鍵を探すことに...。
居場所を無くした子供達が集められた鏡の向こうの城で起こった1年間の軌跡を描いたファンタジー小説がこれ。女の子特有のいじめ、弱い人の気持ちを考えない先生、兄弟を無くした子供にのしかかる親の思い、片親となった子供を襲う恐怖など思春期特有の人間関係の難しさや煩わしさがリアルに描かれ、思いや言葉が通じない必至の歯がゆさが伝わってきた。550ページほどの大作で、序盤はちょっと冗長なところはあったけど、それが終盤に怒涛な勢いで伏線が回収されていき、急展開にまとまっていく。しっかし時を超えてつながるくだりはほんとよかった。ひさびさの辻村深月作品だったけど、あらためて未読作品を読み出そうかと思った1冊だった。
cf. 辻村深月 読破 List
- 冷たい校舎の時は止まる (2004)
- 凍りのくじら (2005)
- ぼくのメジャースプーン (2006)
- ロードムービー (2008)
- 太陽の坐る場所 (2008)
- ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (2009)
- 光待つ場所へ (2010)
- ツナグ (2010)
- 本日は大安なり (2011)
- オーダーメイド殺人クラブ (2011)
- 水底フェスタ (2011)
- サクラ咲く (2012)
- 鍵のない夢を見る (2012)
- 島はぼくらと (2013)
- 家族シアター (2014)
- 朝が来る (2015)
- かがみの孤城 (2017)
Mike Millsが撮った思春期の少年の映画「20th Century Women/20センチュリー・ウーマン」(2016/Cinema)について。
こんなあらすじ。1979年夏、カリフォルニア州西海岸に暮らすシングルマザーの母親Dorothea(Annette Bening)は、反抗期を迎えた15歳の息子Jamie(Lucas Jade Zumann)の教育に頭を悩ませていた。そこでDorotheaは、ルームシェアしていたパンクな写真家のAbbie(Greta Gerwig)と近所に暮らすJamieの幼なじみJulie(Elle Fanning)に、息子の教育係になって欲しいと相談する...。
これ、1970年代末の南カリフォルニアを舞台に、個性的な3人の女性とのさまざまな経験を経て大人へと成長していく少年のひと夏を描いたもの。この映画の面白さは3人の女性の世代感の違い。ワーキング・ウーマンでシングルマザーとして生きてきた母親のDorothea、女性解放運動の洗礼を受けPunkな生き方をしている写真家のAbbie、精神的に危うい幼なじみJulie...この3人の個性がはっきりしていて、その3人の中で揺れる多感な少年Jamieという関係性がよかった。
個人的にはあの当時のNew Waveの旗手であったTaking Headsをいじるシーンが最高だった。なかなかの佳作だと思う。
先日、ほんとひさびさ観なおした「Raiders of the Lost Ark/レイダース・失われたアーク<聖櫃>」(1981)に続き、その続編「Indiana Jones and the Temple of Doom/インディ・ジョーンズ-魔宮の伝説」(1984/Cinema)もひさびさに観直した。
こんなあらすじ。高名な考古学者Indiana Jones(Harrison Ford)は、もう一つの顔として、世界中の宝物を探し発見するというTreasure Hunterとしての顔があった。そんなIndianaは上海でギャングとの取引が決裂し、その場にいた歌手のWillie(Kate Capshaw)と連れの少年Short Round(Jonathan Ke Quan)と飛行機で逃げるが、インドのとある村に墜落してしまう。その村は邪教集団に襲われ、祭っていたSivalinga stoneと子供達を奪われていた。Indiana達はその秘石と村の子供達を奪還するために、邪教集団の住むPankot宮殿に向かう...。
Steven Spielberg監督のIndiana Jonesシリーズ、この映画の面白さは冒険活劇として大切な要素をちゃんと押さえているところ。気持ち悪い昆虫が地面にあふれる洞窟のシーンとか、邪教集団の生贄にされそうになるスリリングなシーンとか、ガタつくトロッコでのスピード感あふれる激走逃走シーンとか、脱出した断崖絶壁でのシーンとか、ドキドキするシーンがこれでもかと続いていく。ミニチュアのトロッコとか断崖絶壁のマットペインティング技術とか当時の視覚効果技術がサポートしていて、ちょっと古臭いんだけど、いま観ても楽しい。
機会があれば、第3作「Indiana Jones and the Last Crusade/インディ・ジョーンズ-最後の聖戦」(1989)、第4作「Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull/インディ・ジョーンズ-クリスタル・スカルの王国」(2008)もいつか観直したいと思う。
Angelina Jolieが猟奇殺人事件に挑むFBI捜査官を演じたサイコ・スリラー映画「Taking Lives/テイキング・ライブス」(2004/Cinema)について。
こんなあらすじ。モントリオールで白骨化した遺体が発見され、地元警察の要請を受けてFBI捜査官の敏腕女性プロファイラーであるIlleana(Angelina Jolie)は現地に赴いた。独自の分析からIlleanaは、被害者が相手を殺害した後にその人物になりすますことを定期的に繰り返す猟奇連続殺人鬼の手にかかったのではないかとの仮説を立てる。そんな折、新たな殺人事件が発生する。Illeanaは事件の目撃者であるCosta(Ethan Hawke)コスタの情報をもとに、Martinという男性を犯人と割り出し、Costaに魅力を感じ始める...。
これ、殺害した相手の人生を乗っ取り(=Taking Lives)、他人になりすましてた後、また別の獲物を探し殺人を繰り返す猟奇連続殺人鬼と、彼を追うFBI女性捜査を描いたサイコ・スリラー映画。人の人生を乗っ取りながら生きてきた殺人鬼を演じたEthan Hawkeもよかったし、顔をつぶされた殺人事件が起きまくるシーンは相当グロテスクだったし、かなりの迫真のサスペンスで、どんでん返しもあって、それなりに楽しめた。個人的にはU2とThe Clashの音楽が使われているのもよかった。まずまずでした。
3連休の最終日、朝から駒沢公園へ。まずはランニングコースを2周ほど早足でウォーキング。BGMはユニコーンの「ゅ 13-14」からくるりの「アンテナ」へ。その後は駒沢トレーニングルームでストレッチしてから、マシンジムして、バイクマシンに乗って、マッサージ。しっかしここは混んでるけど、せっかくなんで続けよう。
今日の夕飯は、ずいぶん前から気になってた松陰神社通り入口近くの「和牛専門店 焼肉 牛和」へ。A5ランクの和牛から7種盛、黒和牛の炙りユッケにゲタカルビを追加。冷麺のコシが強く、和風な味。いろんな部位を強火で焼いていただく。ごちそうさまでした。
今日は雨の土曜日。わんこの散歩も少ししか行けなかったけど、ランニングシューズを買い変えてから、駒沢トレーニングルームへ。ストレッチしてから、マシンジム。その後はランニングマシンして、マッサージ。せっかくなんで続けたいと思う。
雨の9/15(土)、昼飯は駒沢の食パンだけのパン屋「PANYA ASHIYA TOKYO」で玉子サンドを作ってもらった。今回はもっちり仕上げのセレクト(650円也)にしたけど、みみまでほんとやわらかい。最近のお気に入り。ごちそうさまでした。
ジム用のシューズが壊れたため、新しく買い替えたのは「NIKE DOWNSHIFTER 8」。軽量の単層メッシュのランニングシューズで、足裏のクッショニングもよく、なかなかのフィット感。さ、これ履いてWork Outしよう。
金曜日の夕飯は、前から気になってた上町駅近くの「大衆ビストロ モンスター」にて。ビーフステーキwガーリックソース、鎌倉野菜バーニャカウダ、ゴルゴンゾーラピザに岡山産の生牡蠣…。なみなみと注いでくれるデキャンタ赤は思ったほど多くない。ごちそうさまでした。
今年2018年で40周年のサザンオールスターズ。いろんな特番が組まれてるけど、スペシャで放送された「サザンオールスターズ 人気カラオケランキング」について。
これ、第一興商のDAM調べを参考に、一般ピーポーに歌われてきたサザンの歴代の曲をランキングで放送したもので、。第15位の「神の島遥か国」から第1位の「蛍」までの15曲のPVが放送された。ただ、この「人気カラオケランキング」とあるけど、古くても2004年の「彩~Aja~」以降なんで、どこか中途半端。やっぱり、1978年のデビュー曲「勝手にシンドバッド」以降の全キャリアでの「人気カラオケランキング」が観たいものだ。
ともかく放送された中でひっかかったPVは、宇宙人 in 沖縄の不思議なLove Storyの「神の島遥か国」、曲に合わないオリエンタル感の「夢に消えたジュリア」、民生、カエラ、源、AKB、ドリカム、和義と豪華なメンツの「天国オン・ザ・ビーチ」、何回も聴くといい曲だと思う「DIRTY OLD MAN~さらば夏よ~」、80'sシンセに乗せたファンへの歌「I AM YOUR SINGER」、ひさびさにLiveで聴きたい「BOHBO No.5」、駒沢公園も出てくる「アロエ」、スポーツな青春Songの「君こそスターだ」、印象派のような絵作りの「彩~Aja~」、Popに現代問題を描いた「ピースとハイライト」、東京オリンピックが待ち遠しい「東京VICTORY」、昭和の歌「栄光の男」、お江戸なVideoがサザンらしい「愛と欲望の日々」、定番Summer Tuneだけどこれが2位って違和感がある「涙の海で抱かれたい~SEA OF LOVE~」、そして戦争の儚さを描いた「蛍」。
というわけで、Best Album「海のOh,Yeah!」を聴きまくる夏の終わりの日。
● On Air Set List:サザンオールスターズ 人気カラオケランキング (Space Shower TV)
M-01. 神の島遥か国
M-02. 夢に消えたジュリア
M-03. 天国オン・ザ・ビーチ
M-04. DIRTY OLD MAN~さらば夏よ~
M-05. I AM YOUR SINGER
M-06. BOHBO No.5
M-07. アロエ
M-08. 君こそスターだ
M-09. 彩~Aja~
M-10. ピースとハイライト
M-11. 東京VICTORY
M-12. 栄光の男
M-13. 愛と欲望の日々
M-14. 涙の海で抱かれたい~SEA OF LOVE~
M-15. 蛍
* 2018 Space Shower Networks Inc.
M-16. 闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて
M-17. 壮年JUMP
先週末のAIR JAM 2018会場で号外が配布され、情報解禁となったハイスタのドキュメンタリー映画「SOUNDS LIKE SHIT: the story of Hi-STANDARD」。その告知フライヤーがコンビニでプリントアウトできるとのことで、早速ゲットした。公開は2018.11.10 SAT。AIR JAM 2018は行けなかったけど、このロードショーはマジ楽しみだ。
ちょっと前に届いたサザンFAN CLUBの会報「代官山通信 Vol.143」について。
サザン結成40周年のということで、サザンオールスターズ応援団の会員特典が変わってる。特に会員証はIC会員証に変わったし、年4回発行されるこの「代官山通信」もリニューアルされた。しっかバンドと共に歴史がある応援団だけど、時代とともに変化している。で、今号はサザン結成40周年のキックオフライブとして6月にNHKホールで行われた「ちょっとエッチなラララのおじさん」、"壮年JUMP"のミュージックビデオの裏、三ツ矢サイダーCMの裏などが載っている。で、このNHKホールのLive、映画館でのライヴビューイングでも行くか迷ったけど、やっぱり行けばよかった。
サザンの40周年ツアーは2019年に春だし、RIJF2018も行かなかったけど、Album「海のOh,Yeah!」はヘビロテ中。
ハナレグミとSo many tearsのLive Album「どこまでいくの実況録音145分」(2014/Album)について。
ご存知、元SUPER BUTTER DOGのハナレグミ。そして、茂木欣一(スカパラ/FISHMANS)と加藤隆志(スカパラ/LOSALIOS)と柏原譲(FISHMANS/Polaris/OTOUTA)の3人によるBandのSo many tears。彼らが行ったLive Tour「ハナレグミ・So many tearsのどこまでいくの180分」の中で、2013.7.3.渋谷AXで行われた最終公演がこのLive Albumに収録されている。スカパラのKeyboardist 沖祐市も参加して、FISHMANS、SUPER BUTTER DOG、スカパラ、そしてハナレグミの曲を中心にたっぷり満喫できる2枚組。
ともかく曲について。まずはDisc-1から。
・M-01:「WALKING IN THE RHYTHM - FISHMANS」:あの浮遊感たっぷりの原曲を激しくArrangeされてる。
・M-02:「FUNKYウーロン茶 - SUPER BUTTER DOG」:バタ犬のFunkがLive感たっぷりに復活。途中ハナレグミが登場する際の盛り上がりが最高。
・M-03:「Same Ol'thing - THE METERS」:Call & ResponseとSessionの楽しさ。
・M-04:「音タイム - ハナレグミ」:やさしさと抱擁感。
・M-05:「いかれたBABY - FISHMANS」:FISHMANSの曲の中でも凄い好きな「いかれたBABY」。♪素敵な君はBaby いかれた僕のBaby 夜のスキマにKiss投げてよ ゆううつな時もBaby いかれた君はBaby 悲しい時に浮かぶのはいつでも君の顔だったよ 悲しい時に笑うのはいつでも君のことだったよ♪。ほんとに好きな歌詞。
・M-06:「Sunset - So many tears」:欣ちゃんのVocalっていつ聴いても味がある。
・M-07:「踊る人たち~SUPERSTITION - SUPER BUTTER DOG/Stevie Wonder」:あの「迷信」のMelody LineってBasicなんだって思った。
・M-08:「コミュニケーション・ブレイクダンス - SUPER BUTTER DOG」:これもバタ犬のFunkが懐かしい。
・M-09:「HUMAN NATURE - Michael Jackson」:優しいMichaelの声がハナレグミに乗り移ってるかのように、凄く合ってる。
・M-10:「Time - So many tears」:StylishなMelody。
・M-11:「ハナレグミ・メドレー」:
1)「FUNKY きっちん!! - ハナレグミ」:客とのからみが微笑ましい。
2)「Jamaica song - Booker T.Jones/ハナレグミ」:この曲、昔Jamaicaに行ったときに知っていたら、ずっと聴いていたと思う。ハナレグミの曲(Coverだけど)の中でもほんと好きな曲。
3)「愛にメロディ - ハナレグミ」:CMソングだった。
4)「Crazy Love - ハナレグミ」:Reggaeなリズムに優しい歌詞。この曲もいい。
5)「追憶のライラック - 東京スカパラダイスオーケストラ」:スカパラの歌モノの1つだった。Ska Beatの上でハナレグミが楽しんでた。
6)「オリビアを聴きながら - 杏里」:Reggaeベースの「オリビア」。ハナレグミと欣ちゃんのChorusワークが素晴らしい。
そしてDisc-2へ。
・M-01:「女神大橋~Venus Wing Bridge - 沖祐市」:沖祐市の鍵盤Playを堪能。
・M-02:「青いライオン - 沖祐市」:切ないMelodyとVocalのBallad。
・M-03:「360° - ASA」:Melodyと歌詞がなんか染みる名曲。
・M-04:「明日天気になれ - ハナレグミ」:浮かれた気分。
・M-05:「光と影 - ハナレグミ」:Dramaticで壮大。ずっと聴いていたい曲かも。
・M-06:「Amazing melodies - So many tears」:ジワジワくるMelody Line。
・M-07:「ナイト・クルージング - FISHMANS」:あのFISHMANSの浮遊感が見事に再現。素晴らしい。
・M-08:「オハナレゲエ - ohana」:ジワジワと沁みる歌詞とReggae Beat。しっかしいいMelody。
・M-09:「Move on up - Curtis Mayfield」:Closingの会場アナウンスを無視して演奏。あはは、らしいね。
FISHMANSのAlbum、もう一度聴き直そうかと思ってる今日この頃。
● どこまでいくの実況録音145分/ハナレグミ・So many tears (2014/Album)
[Disc-1]
M-01. WALKING IN THE RHYTHM - FISHMANS
M-02. FUNKYウーロン茶 - SUPER BUTTER DOG
M-03. Same Ol'thing - THE METERS
M-04. 音タイム - ハナレグミ
M-05. いかれたBABY - FISHMANS
M-06. Sunset - So many tears
M-07. 踊る人たち~SUPERSTITION - SUPER BUTTER DOG/Stevie Wonder
M-08. コミュニケーション・ブレイクダンス - SUPER BUTTER DOG
M-09. HUMAN NATURE - Michael Jackson
M-10. Time - So many tears
M-11. ハナレグミ・メドレー
1) FUNKY きっちん!! - ハナレグミ
2) Jamaica song - Booker T.Jones/ハナレグミ
3) 愛にメロディ - ハナレグミ
4) Crazy Love - ハナレグミ
5) 追憶のライラック - 東京スカパラダイスオーケストラ
6) オリビアを聴きながら - 杏里
[Disc-2]
M-01. 女神大橋~Venus Wing Bridge - 沖祐市
M-02. 青いライオン - 沖祐市
M-03. 360° - ASA
M-04. 明日天気になれ - ハナレグミ
M-05. 光と影 - ハナレグミ
M-06. Amazing melodies - So many tears
M-07. ナイト・クルージング - FISHMANS
M-08. オハナレゲエ - ohana
M-09. Move on up - Curtis Mayfield
* ハナレグミ:永積崇(Vocal,Guitar)
* So many tears:茂木欣一(Vocal,Drums),加藤隆志(Guitars,Chorus),柏原譲(Bass9
* Support Musician:沖祐市(Keyboards,Chorus)
* Recorded at Shibuya AX (2013.07.03)
* Recorded by 立川真左人
* Mixed by 内田直之
* VICL-64124~5 2014 Victor Entertainment,Inc.
cf.ハナレグミ My CD/DVD List
- 音タイム (2002/CD)
- 日々のあわ (2004/CD)
- 帰ってから歌いたくなってもいいようにと思ったのだ。 (2005/Album)
- Hana-uta (2005/Album)
- 追憶のライラック/東京スカパラダイスオーケストラ (2005/CDS)
- The Long Season Revue -ザ・ロング・シーズン・レヴュー-/Fishmans (2006/Cinema)
- オアシス (2011/Album)
- どこまでいくの実況録音145分/ハナレグミ・So many tears (2014/Album)
- SHINJITERU (2017/Album)
cf.So many tears My CD/DVD List
- どこまでいくの実況録音145分/ハナレグミ・So many tears (2014/Album)
今年2018年、デビュー30周年のB'z。WOWOWで放送された特番「B'z 30th Year Special Vol.3 1988-2018」について。
これ、1988年から2018年までにReleaseされたシングル全56曲とAlbumに収録された曲の全59曲をLive映像で5時間強にわたって放送されたもの。しっかしここまで30年分のLive映像を一挙に観れるのも凄いし、いままでそんなにB'zの音楽を聴いてこなかったので、結構新鮮だし、ここまでStadium BandでHard Rockだとは思わなかった。Guitarlistの松本孝弘とVocalistの稲葉浩志の2人のやり続ける実直さが伝わってきた。
特によかった映像は、この曲でB'z知ったと思う「BAD COMMUNICATION」、懐かしい「BE THERE」、ともかく売れた「太陽のKomachi Angel」、よくカラオケで歌った「LADY NAVIGATION」、名バラッド「ALONE」、初期のLove Song「もう一度キスしたかった」、日本Stadium Rock創世記の映像の「BLOWIN'」、この曲知ってる「いつかのメリークリスマス」、MajorなMelody Lineが好きだった「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」、夏を思い出すCMソング「裸足の女神」、稲葉の長髪「Don't Leave Me」、結構Hard RockでZeppelinみたいな「ねがい」、Positiveな「love me,I love you」、あの当時の高揚感の「LOVE PHANTOM」、枯れたRockのAメロがいい「ミエナイチカラ~INNVISIBLE ONE~」、洋楽Rockっぽい「Real Thing Shakes」、粘着質なVocalの「FIREBALL」、いい意味で鉄板の「Liar!Liar!」、これも鉄板「さまよえる蒼い弾丸」、Rhythmがいい「Home」、一応知ってる「ギリギリchop」、Rockkaballad「今宵月の見える丘に」、聴いたことがある「juice」、やっぱりB'zと言えば「ultra soul」、アニソンにぴったりの「熱き鼓動の果て」、泣きのフレーズの「ARIGATO」、Power Popの「愛のバクダン」、Hard Rockの「SPLASH!」、ド派手なRock Tuneの「SUPER LOVE SONG」、CMに使われそうな王道B'z Tuneの「BURN-フメツノフェイス-」、ドラマチックな「DIVE」、Stage演出がゴージャスな「さよなら傷だらけの日々よ」、そしてほんとHard Rockな「GO FOR IT,BABY-キオクの山脈-」あたり。
去年のRIJF2017のGrass Stageで観たB'zのLive。格の違いをこれでもかと体感したことが忘れられない。
● On Air Set List:B'z 30th Year Special Vol.3 1988-2018 (WOWOW)
M-01. だからその手を離して
M-02. 君の中で踊りたい
M-03. BAD COMMUNICATION
M-04. LADY-GO-ROUND
M-05. BE THERE
M-06. 太陽のKomachi Angel
M-07. Easy Come,Easy Go!
M-08. 愛しい人よGood Night...
M-09. LADY NAVIGATION
M-10. ALONE
M-11. もう一度キスしたかった
M-12. BLOWIN'
M-13. ZERO
M-14. いつかのメリークリスマス
M-15. 愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない
M-16. 裸足の女神
M-17. Don't Leave Me
M-18. MOTEL
M-19. ねがい
M-20. love me,I love you
M-21. LOVE PHANTOM
M-22. ミエナイチカラ~INNVISIBLE ONE~
M-23. MOVE
M-24. Real Thing Shakes
M-25. FIREBALL
M-26. Calling
M-27. Liar!Liar!
M-28. さまよえる蒼い弾丸
M-29. Home
M-30. ギリギリchop
M-31. 今宵月の見える丘に
M-32. May
M-33. juice
M-34. RING
M-35. ultra soul
M-36. GOLD
M-37. 熱き鼓動の果て
M-38. IT'S SHOWTIME!!
M-39. 野生のENERGY
M-40. BANZAI
M-41. ARIGATO
M-42. 愛のバクダン
M-43. OCEAN
M-44. 衝動
M-45. ゆるぎないものひとつ
M-46. SPLASH!
M-47. 永遠の翼
M-48. SUPER LOVE SONG
M-49. BURN-フメツノフェイス-
M-50. イチブトゼンブ
M-51. DIVE
M-52. MY LOVELY TOWN
M-53. さよなら傷だらけの日々よ
M-54. Don't wanna Lie
M-55. GO FOR IT,BABY-キオクの山脈-
M-56. 有頂天
M-57. RED
M-58. 声明
M-59. Still Alive
* Produced by WOWOW.
M-01. LOVE PHANTOM (PV)
M-02. FIREBALL (PV)
M-03. ultra soul (PV)
M-04. 愛のバクダン (PV)
M-05. OCEAN (PV)
M-06. イチブトゼンブ (PV)
M-07. Still Alive (PV)
SF映画「Alien:エイリアン」の造形デザインなどで知られるスイス生まれのシュールレアリズム画家H.R.Giger。彼の素顔と世界観に迫ったドキュメンタリー映画「Dark Star:HR Gigers Welt/Dark Star:H.R.Giger's World/DARK STAR H・R・ギーガーの世界」(2014/Cinema)について。
この映画では、幻想的で緻密な作品を生みだした自宅、Gigerの世界観が凝縮されたアトリエ、所狭しと並べられた自らの作品に取り囲まれた庭、彼が私財を投げ売って作り上げたBarや美術館などが描かれてる。これ自体があまりに変質的だし、興味深い。さらに父親にもらった頭蓋骨や、子供の頃博物館で感じたミイラの恐怖もGigerを知るうえで面白かったし、Gigerが愛し、Gigerを支えた3人の女性のインタビューや証言もよかった。しっかし、映画Alienでハリウッドとつながった結果、Art界で総スカンを食ってたくだりをほんと知らなかった。
この映画が公開された直後、2014年に亡くなったGiger。まるで自らの死期が近いことを悟っているかのように穏やかな表情が忘れられない。いいドキュメンタリーでした。
ほんと読みまくってる原田マハ。世田谷中央図書館で借りて読んでみた「スイート・ホーム」(ポプラ社)について。
これ、小さな洋菓子店"スイート・ホーム"を舞台にした連作短編集。まずはこんなあらすじ。雑貨店に勤める28歳の"香田陽皆"は、引っ込み思案な性格で、地元で愛される洋菓子店"スイート・ホーム"を営む腕利きだけれど不器用なパティシエの父、明るい看板娘の母、華やかで積極的な性格の妹と4人で暮らしていた。そんな陽皆はある男性に恋心を抱いているのだが、なかなか想いを告げられずにいた...。
美しい高台の街にある小さな洋菓子店で繰り広げられる家族の物語がこれ。スイーツらしく、やたら穏やかで優しくて甘くて愛にあふれた話が並んでいるんだけど、ここまで誰かを大切に想う気持ちを書かれると、正直自分には甘すぎた。ちょっとした痛みや毒は必要だ。
cf. 原田マハ 読破 List
- カフーを待ちわびて (2006)
- 一分間だけ (2007)
- ランウェイ☆ビート (2008)
- さいはての彼女 (2008)
- キネマの神様 (2008)
- 花々 (2009)
- 翼をください (2009)
- 本日は、お日柄もよく (2010)
- 星がひとつほしいとの祈り (2010)
- まぐだら屋のマリア (2011)
- 永遠をさがしに (2011)
- 楽園のカンヴァス (2012)
- 旅宿おかえり (2012)
- 生きるぼくら (2012)
- いつも一緒に -犬と作家のものがたり-/新潮文庫編集部(編)・檀ふみ・小路幸也・遠藤周作・角野栄子・伊丹十三・鷺沢萠・伊集院静・江國香織・幸田文・久世光彦・小川洋子・佐藤愛子・糸井重里・原田マハ・島尾敏雄・馳星周・小澤征良・山崎豊子・唯川恵 (2013)
- ジヴェルニーの食卓 (2013)
- 総理の夫 First Gentleman (2013)
- 翔ぶ少女 (2014)
- 太陽の棘 (2014)
- 奇跡の人 The Miracle Worker (2014)
- あなたは、誰かの大切な人 (2014)
- モダン (2015)
- 暗幕のゲルニカ (2016)
- デトロイト美術館の奇跡 DIA:A Portrail of Life (2016)
- リーチ先生 (2016)
- 恋愛仮免中/奥田英朗・窪美澄・荻原浩・原田マハ・中江有里 (2017)
- アノニム (2017)
- たゆたえども沈まず (2017)
- いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画 (2017)
- スイート・ホーム (2018)
面白そうだったので観てみた「What Happened to Monday/セブン・シスターズ」(2017/Cinema)について。
こんなあらすじ。2073年、欧州連邦では、爆発的な人口の増加と地球資源の枯渇に対処すべく、厳格なひとりっ子政策が敷かれていた。違法に生まれた2人目以降の子供は、児童分配局によって親元から引き離され、冷凍保存処理されていた。そんな中、とある病院で一卵性の7つ子姉妹が誕生した。母親は出産と同時に死亡し、7人姉妹(Noomi Rapace)を引き取った祖父のTerrence(Willem Dafoe)は、7人の姉妹に各曜日の名前を付け、それぞれが週に1日ずつKarenとして外出し、共通の人格を演じることで当局の監視の目を逃れてきた。そんなある日Mondayが帰宅しなかったことから、姉妹の日常は狂い始める...。
人口の増加を抑制するため、厳格なひとりっ子政策が敷かれた近未来を舞台に、当局の監視の目から逃れて生きる7人姉妹を描いたSFサスペンス映画がこれ。一卵性双生児の7人姉妹が同じ人物を演じ、みた目は同じだけど性格が異なるという設定が奇抜で面白い。この演じ分けをあの「Millennium/ミレニアム」シリーズのNoomi Rapaceをやってたんだけど、個性豊かな7人姉妹のユーモアあり、シリアスあり、ラブシーンあり、修羅場ありながら見事に演じていたと思う。なかなかの佳作でした。
2018年、デビュー25周年を迎えた斉藤和義の全国ツアー「KAZUYOSHI SAITO LIVE TOUR 2018 "Toys Blood Music"」の模様がWOWOWで「斉藤和義 LIVE TOUR 2018 "Toys Blood Music"」として放送された。
これ、2018/6/2、山梨 コラニー文化ホールのLiveが放送されたもの。ひさびさに斉藤和義のLiveを観たけど、工業地帯のようなどこか近未来的なセットが新鮮だったし、メンバー全員の衣装もお金がかかってる。でもMCは相変わらずゆるい。しかも「問題ない」では、その流れで荻野目ちゃんの「ダンシング・ヒーロー」を全員で踊ってた。あーびっくりした。
ともかく特によかったLiveは、HardなSwingの「砂漠に赤い花」、ゆったりしたストロークの「エビバディ」、80'sシンセの全開の「純愛」、アコギの優しさの「世界中の海の水」、ほんとなRock'n Rollな「行き先は未来」、Beat満載の「問題ない」、このLiveのクライマックスの「オモチャの国」、Hard Tuneの「僕の踵はなかなか減らない」、激しいCuttingからのMelody Lineがいい「I Love Me」、サンバからの「虹」、そして次のカラオケで絶対歌おうと思った「ずっと好きだった」あたり。
New Album「Toys Blood Music」は聴かねばと思ったLive映像だった。
● On Air Set List:斉藤和義 LIVE TOUR 2018 "Toys Blood Music" (WOWOW)
M-01. マディーウォーター
M-02. 砂漠に赤い花
M-03. 青空ばかり
M-04. エビバディ
M-05. 純愛
M-06. Good Night Story
M-07. 世界中の海の水
M-08. 行き先は未来
M-09. 問題ない
M-10. オモチャの国
M-11. 僕の踵はなかなか減らない
M-12. I Love Me
M-13. 虹
M-14. 月光
M-15. ずっと好きだった
* Filmed Live at Colany Bunka Hall,Yamanashi on 2nd June.2018
* Produced by WOWOW in association with FITZ ROY.
で、午後、駒沢公園でWork Out。まずはランニングコースで2周ほどウォーキングしてから、はじめての駒沢トレーニングルーム。軽く説明を受けてから、マシンジムしたり、ストレッチしたり。ま、正直シャワーなんかもそんなにきれいじゃないけど、安いし、いつもここでウォーキングしてるから、これからも通おうかと。ともかく運動の秋はじまる。
昨日は年に一度の「第14回 桜新町ねぶたまつり」。今年はいつもの山車やハネト見物に加え、去年に続き佐藤タイジ(Theatre Brook)が登場しLiveをする。結構楽しみにしてた。
まだ陽が落ちず、暑さがある中、桜新町交差点あたりに設置されたトレーラーに向かう。すでに佐藤タイジやスタッフがステージにあがりセッティングとサウンドチェック中。ビール飲みながら、音を聴く。ガットギターの太い6弦が切れ、焦るタイジ。微笑ましい...。
時刻は17時半。浴衣姿の女性がMC紹介を受けて、佐藤タイジがトレーラーにあがる。まずは1曲目は弾き語りで「サザエさん」。観客も子供達も喜んでたし、ソウルフルな「サザエさん」がめちゃめちゃかっこいい。「桜新町の人はほんとにサザエさんの恩恵を受けてる。感謝しよう」というMCの後、お祭りということで自分の出身・徳島の阿波踊りについて触れる。「踊るあほうに見るあほう。これは時に為政者であっても阿波踊りの前では平等だ。だから阿波踊りに日本のレベルミュージックだ」という話のあと、2曲目は「踊らなソンソン」。みんなノリがよくて、コールアンドレスポンスが起きていた。ここで、桜新町NEIGHBORのスタッフである河原真がベーシストとしてトレーラーに上がり、3曲目はPrinceのカバーであの「Purple Rain」。いやーかっこいい。しっかし「Princeは気持ち悪いと言うな、世界遺産だ」というタイジは信じられる。で、311のこと、日本はソーラー電源だけですべての電力を賄えるということ、そして9/22に迫った中津川 THE SOLAR BUDOKANのことを話してから。4曲目は「もう一度世界を変えるのさ」。そしてLastは絶対聴きたかった名曲「ありったけの愛」。座ってた観客も立ち上がり、踊ってるし、歌ってる。いやー楽しい。去年よりもぜんぜん盛り上がってる。最前列でタイジの歌を聴けてほんと最高な土曜日になった。
● Set List:
M-01. サザエさん
M-02. 踊らなソンソン
M-03. Purple Rain
M-04. もう一度世界を変えるのさ
M-05. ありったけの愛
- Tour Title:佐藤タイジ@第15回 桜新町ねぶたまつり
- Date:2018.9.8.(Sat)
- Place:Zepp 桜新町商店街
cf. Theatre Brook・佐藤タイジ Live List
- 1996.06.09 サタデーナイトR&Rショウ at 日比谷野外音楽堂
- 2010.08.08 Rock In Japan Fes.2010 at 国営ひたち海浜公園
- 2016.12.17 佐藤タイジ x シュガー吉永 at 桜新町NEIGHBOR
- 2017.09.09 佐藤タイジ at 第14回 桜新町ねぶたまつり
- 2018.09.08 佐藤タイジ at 第15回 桜新町ねぶたまつり
その後は、大混雑の人混みの中をサザエさん通りを歩いたり、山車をみたり、ハネトをみたり.、広島焼きや焼鳥やから揚げを食べたり..。しっかし、毎年ねぶたを迎えると秋が始った気がします。
cf. 桜新町ねぶたまつり List
- 2010 第7回 桜新町ねぶたまつり
- 2011 第8回 桜新町ねぶたまつり
- 2012 第9回 桜新町ねぶたまつり
- 2013 第10回 桜新町ねぶたまつり
- 2014 第11回 桜新町ねぶたまつり
- 2015 第12回 桜新町ねぶたまつり
- 2016 第13回 桜新町ねぶたまつり
- 2017 第14回 桜新町ねぶたまつり
- 2018 第15回 桜新町ねぶたまつり
ほんとひっさびさに観直した「Raiders of the Lost Ark/レイダース・失われたアーク<聖櫃>」(1981/Cinema)について。
こんなあらすじ(だった)。高名な考古学者Indiana Jones(Harrison Ford)は、もう一つの顔として、世界中の宝物を探し発見するというTreasure Hunterとしての顔があった。ある日Indianaのもとに、US政府機関からナチス・ドイツが聖櫃(Ark)の発掘を進めているという話が届く。政府より何としてでもナチスより先に聖櫃を手に入れろとの依頼を受け、Indianaは聖櫃の争奪戦に臨む...。
この映画、もう何回観たかわからないくらい観てきたけど、まずは当時の視覚効果技術と特殊メイクアップ技術が素晴らしい。マットペインティングの秀逸さもあり、コブラを含むヘビ6,000匹を這わせたArkが眠る井戸のシーンとか、いい臨場感で迫ってくるし、ロケ地チュニジアの乾いた砂漠のシーンもいま観てもいい。ともかく不朽のアドベンチャー映画だと思う。
せっかくなんで、第2弾の「Indiana Jones and the Temple of Doom/インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」(1984)も観直したいと思う。
ちょっと涼しくなったので、夕方からLoveとPeaceを連れて、桜新町あたりを散歩。長谷川町子美術館まで往復1時間ほど歩いた。しっかしサザエさん通りは週末の桜新町ねびたまつりの告知一色だった。
人間ドックでお休みをいただいた9/6(木)、LoveとPeaceと桜新町あたりを散歩。で、ずっと前からNkgwさんのお友達のやってるパン屋さん「HARU CAFE」へ行ってみた。せっかくなんで、キッシュとポテサラサンドをいただいたけど、素材の旨さが出てて美味しかった。また寄らせてください。ごちそうさまでした。
今日はお休みをいただき、1年ぶりの人間ドック。検査後は五反田のWIRED CAFE Dining Loungeでコーンスープ with ディッシュのモーニング。しっかし鼻から胃カメラは口からより全然マシだ。ごちそうさまでした。
2015年4月ロンドンの宝飾店街ハットンガーデンの貸金庫で実際に起きた強盗事件を描いた「The Hatton Garden Job/ハットンガーデン・ジョブ」(2017/Cinema)について。
こんなあらすじ。実名不詳のプロの犯罪者XXX(Matthew Goode)のもとに、ハンガリー人の大物マフィアから大胆な犯罪計画が舞い込んだ。それは、休暇シーズンのイースターの時期を狙って、ロンドンの宝石店街ハットンガーデンの貸金庫から宝石を盗み出そうというものだった。この難題に挑むべくXXXが呼び寄せたのは、御年76歳のBrian(Larry Lamb)をはじめ腕の確かなベテランの犯罪者達だった...。
2015年春、ロンドンの宝石店街で起きた英国犯罪史上最大の強盗事件を描いたこの実話映画、その実行犯の多くはいい歳をしたジイさんで、60歳を過ぎた年金受給者もいたことで、前代未聞の仰天事件とのこと。糖尿病とか肺気腫とか体にガタがいているジイさん達が大胆な金庫破りをやるんだけど、下手すると辛気臭いジイさんをPopに描いているのがいい。映像のカッティングは大胆でかっこいいし、なによりも使われてる音楽がいいんで、ジイさん達とは対照的にスピード感がある。
イギリス産らしいPopな娯楽映画だった。
今年2018年で40周年のサザンオールスターズ。いろんな特番が組まれてるけど、スペシャで放送された「サザンオールスターズ LIVE SELECTION ~40th Anniversary~」について。
今回放送されたLive映像は、DVDで発売されている「SUPER SUMMER LIVE 2013 灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!! 胸熱完全版」と「おいしい葡萄の旅ライブ -at DOME-」からのもの。いずれも2013.08.10.日産スタジアムと2015.05.23.東京ドームで自分も参戦しているもの。
特にひっかかったLive映像は、鉄板なBlues Song「My Foreplay Music」、切ないPopsの「涙のキッス」、高校生には歌詞が大人すぎた「夏をあきらめて」、社会人1年目の歌「さよならベイビー」、高校生でもグッときた「ラチエン通りのシスター」、大学生のサークル合宿で聴きまくった「ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)」、2枚組大作Album「Kamakura」で好きだった「死体置場でロマンスを」、思春期の高校生にはたまらなかった「栞のテーマ」、社会人2年目の夏の歌「真夏の果実」、ナガシマの歌「栄光の男」、Liveの定番「マンピーのG★SPOT」、Live演出が素晴らしかった「ピースとハイライト」、水かけてほしい「みんなのうた」、そしてもう何回聴いたかわからない「いとしのエリー」あたり。
というわけで、Best Album「海のOh,Yeah!」を聴きまくる夏の日。
● On Air Set List:サザンオールスターズ LIVE SELECTION ~40th Anniversary~ (Space Shower TV)
M-01. Ya Ya(あの時代(とき)を忘れない) -Live Ver.- <*1>
M-02. My Foreplay Music (Live Ver.) <*1>
M-03. 勝手にシンドバッド (Live Ver.) <*1>
M-04. 涙のキッス (Live Ver.) <*1>
M-05. 夏をあきらめて (Live Ver.) <*1>
M-06. さよならベイビー (Live Ver.) <*1>
M-07. ラチエン通りのシスター (Live Ver.) <*1>
M-08. ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY) -Live Ver.- <*2>
M-09. 死体置場でロマンスを (Live Ver.) <*2>
M-10. 栞のテーマ (Live Ver.) <*2>
M-11. 真夏の果実 (Live Ver.) <*2>
M-12. 栄光の男 (Live Ver.) <*2>
M-13. マンピーのG★SPOT (Live Ver.) <*2>
M-14. ピースとハイライト (Live Ver.) <*2>
M-15. みんなのうた (Live Ver.) <*2>
M-16. 蛍 (Live Ver.) <*1>
M-17. LOVE AFFAIR~秘密のデート~ (Live Ver.) <*1>
M-18. いとしのエリー (Live Ver.) <*1>
M-19. 希望の轍 (Live Ver.) <*1>
*1 from「SUPER SUMMER LIVE 2013 灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!! 胸熱完全版」
*2 from「おいしい葡萄の旅ライブ -at DOME-」
* 2018 Space Shower Networks Inc.
2011年の「Rise of the Planet of the Apes/猿の惑星:創世記」(2011)から始まった「猿の惑星シリーズ」のリブート。第2弾の「Dawn of the Planet of the Apes/猿の惑星:新世紀」(2014)に続き、第3弾の「War for the Planet of the Apes/猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」(2017/Cinema)を観てみた。
こんなあらすじ。人間並みの知能を獲得した猿Caesar(Andy Serkis)は人類と猿の平和共存の道を探ってきたが、人類と猿が全面戦争に突入してから2年後がたった。猿達を率いるCaesarは、人類の軍隊を率いる冷酷非情な"大佐"(Woody Harrelson)の奇襲によって、愛する妻子を殺されてしまう。CaesarはオランウータンのMaurice(Karin Konoval)らと共に、大佐に復讐するための旅に出るが、途中口が利けない人間の少女(Amiah Miller)と出会い、彼女をNovaと名付ける...。
猿と人類のにらみ合いの末に下される共存か決戦かを描いたリブート版第3弾。前々作、前作の流れを受けつつ、西部劇や戦争映画の要素を取り入れ、迫力満点の戦争活劇に仕上がっていた。ただそこにはAPESの深い悩みがあって、単なるスぺクタル映画にとどまっていないと思う。「Apocalypse Now/地獄の黙示録」(1979)へのオマージュなど、この新3部作はあなどれないと思った。
2018年、デビュー20周年を迎えた椎名林檎の全国ツアーの模様が、WOWOWで「椎名林檎ツアー『椎名林檎と彼奴等の居る真空地帯2018』」として放送された。
これ、2018/5/17、NHKホールのLiveが放送されたもの。椎名林檎ワールド全開のLiveで、音はやたら厚くて、凄腕プレイヤー達の演奏が凄まじい。そのうえで、彼女は情感たっぷりに歌っていた。ほんと唯一無二だと思う。
特によかった曲は、コケティッシュで宇宙感ある「おいしい季節」、本質的なRock感がたまらない「ギブス」、歌詞が深い「意識」、SFでサスペンスな「少女ロボット」、Noiseまみれの「弁解ドビュッシー」、Digital Beatの「浴室」、BrassでSwingな「薄ら氷心中」、ひさすらエロい「暗夜の心中立て」、幻想的から高揚感の「おとなの掟」、Metal Musicの「重金属製の女」、ゴージャスな照明の「静かなる逆襲」、さらにゴージャスな「華麗なる逆襲」、フロア中に振られた赤い旗がきれいな「孤独のあかつき」、そしてHard Rockな「自由へ道連れ」あたり。
ひさびさに名盤「無罪モラトリアム」が聴きたくなった。
● On Air Set List:椎名林檎ツアー「椎名林檎と彼奴等の居る真空地帯2018」(WOWOW)
M-01. 人生は思い通り
M-02. おいしい季節
M-03. 色恋沙汰
M-04. ギブス
M-05. 意識
M-06. JL005便で
M-07. 少女ロボット
M-08. 弁解ドビュッシー
M-09. 浴室
M-10. 薄ら氷心中
M-11. 暗夜の心中立て
M-12. 眩暈
M-13. おとなの掟
M-14. 重金属製の女
M-15. 静かなる逆襲
M-16. 華麗なる逆襲
M-17. 孤独のあかつき
M-18. 自由へ道連れ
M-19. 人生は夢だらけ
* Filmed Live at NHK-Hall,Tokyo on 17th May.2018.
* Produced by WOWOW in association with Quick Magic.
たまーに読んでるStar Warsスピンオフ小説。今回読んだ「Star Wars:Darth Plagueis~スター・ウォーズ:ダース・プレイガス/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ」<上/下>(角川文庫)について。
こんなあらすじ。シス卿ダース・プレイガスは、不死を可能にする方法の研究に取り憑かれていた。シス・マスターの座を狙い、師であるテネブラスを殺した後、弟子を探し求めていたプレイガスは、惑星ナブーで17歳の学生パルパティーンと出会う。邪悪なパルパティーンに魅了されたプレイガスは、言葉巧みに誘惑誘導し弟子にとった。やがて彼らは共和国を倒し、ジェダイを滅ぼす計画を進めていく...。
シスの暗黒卿ダース・プレイガスは、「Star Wars Episode III-Revenge Of The Sith/スター・ウォーズ エピソード3-シスの復讐」(2005)の中で、パルパティーンがアナキンをダークサイドへ誘惑する際に「不老不死を実現したシス暗黒卿」として話した人物。このダース・プレイガスの話と、その弟子であり後に銀河帝国の皇帝となる若き日のパルパティーンがいかにしてシスの道へと踏み出し、銀河を支配する準備を進めてきたかがわかるスピンオフ小説になっている。コルサントや惑星ナブーを舞台に、登場する人物もダース・モール、サイフォ=ディアス、ドゥークー伯爵、クワイ=ガン・ジン、オビ=ワン・ケノービ、アミダラそしてアナキンが登場し、エピソード3に見事につながっていた。
正史ではないため、この「スター・ウォーズ:ダース・プレイガス」で描かれた設定は、将来的には覆されるかも知れないけど、SW世界が広がるスピンオフはやっぱりたまらない。
cf. Star Wars小説(正史・スピンオフ) 読破 List
- Star Wars:Shatterpoint~スター・ウォーズ破砕点/Matthew Stover-マシュー・ストーヴァー (2004)
- Star Wars:Survivor's Quest~スター・ウォーズ 生存者の探索/Timothy Zahn-ティモシイ・ザーン (2004)
- Star Wars:The Cestus Deception~スター・ウォーズ セスタスの偽り/Steve Barnes-スティーブン・バーンズ (2004)
- Star Wars Episode III: Revenge of the Sith~スター・ウォーズ:エピソード3 シスの復讐/George Lucas(原作),Matthew Stover(著),富永和子(訳)-ジョージ・ルーカス(原作),マシュー・ストーヴァー(著) (2005)
- Star Wars Episode III: Revenge of the Sith/Patricia C.Wrede (2005)
- Star Wars:Jedi Trial~スター・ウォーズ ジェダイの試練/David Sherman and Dan Cragg-デイヴィド・シャーマン,ダン・グラッグ (2005)
- Star Wars:Yoda,Dark Rendezvous~スター・ウォーズ 暗黒の会合/Sean Stewart-ショーン・スチュワート (2005)
- Star Wars:Labyrinth of Evil~スター・ウォーズ 悪の迷宮/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ (2005)
- Star Wars:Dark Lord-The Rise Of Darth Vader~スター・ウォーズ 暗黒卿ダース・ヴェイダー/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ (2005)
- Star Wars:The Last of the Jedi-The Desperate Mission-~スター・ウォーズ ラスト・オブ・ジェダイ(1)-危険なミッション-/Jude Watson-ジュード・ワトソン (2006)
- Star Wars:The Last of the Jedi-Dark Warning-~スター・ウォーズ ラスト・オブ・ジェダイ(2)-闇の警告-/Jude Watson-ジュード・ワトソン (2006)
- Star Wars:Outbound Flight~スター・ウォーズ 外宇宙航行計画/Timothy Zahn-ティモシイ・ザーン (2006)
- Star Wars:Dark Nest I:The Joiner King~スター・ウォーズ:ジョイナーの王/Troy Denning-トロイ・デニング (2006)
- Star Wars:Dark Nest II:The Unseen Queen~スター・ウォーズ:影の女王/Troy Denning-トロイ・デニング (2006)
- Star Wars:Dark Nest III:The Swarm War~スター・ウォーズ:キリック戦争/Troy Denning-トロイ・デニング (2007)
- Star Wars:Tarkin~スター・ウォーズ:ターキン/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ (2015)
- Star Wars:Heir to the Jedi~スター・ウォーズ:ジェダイの継承者/Kevin Hearne-ケヴィン・ハーン (2015)
- Star Wars:Lords of the Sith~スター・ウォーズ:ロード・オブ・シス/Paul S.Kemp-ポール・S・ケンプ (2015)
- Star Wars:The Force Awakens~スター・ウォーズ:フォースの覚醒/J.J.Abrams,Lawrence Kasdan,Michael Arndt(原作),Michael Kogge(著),上杉隼人,吉富節子(訳)-J・J・エイブラムス,ローレンス・カスダン,マイケル・アーント(原作),ミッシェル・コーギー(著) (2016)
- Star Wars:The Force Awakens~スター・ウォーズ:フォースの覚醒/Alan Dean Foster(著),J.J.Abrams,Lawrence Kasdan,Michael Arndt(原作),稲村広香(訳)-アラン・D・フォスター(著),J・J・エイブラムス,ローレンス・カスダン,マイケル・アーント(原作) (2016)
- Star Wars:Before the Awakening~スター・ウォーズ:フォースの覚醒前夜-ポー・レイ・フィン-/Greg Rucka-グレッグ・ルーカ (2016)
- Star Wars:The Force Awakens:Rey's Survival Guide~スター・ウォーズ フォースの覚醒 レイのサバイバル日記/Jason Fry-ジェイソン・フライ (2016)
- Rogue One:A Star Wars Story~ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー/John Knoll,Gary Whitta,Chris Weitz,Tony Gilroy(原作),Alexander Freed(著),稲村広香(訳)-ジョン・ノール,ゲイリー・ウィッタ,クリス・ワイツ,トニー・ギルロイ(原作),アレクサンダー・フリード(著) (2017)
- Star Wars:Darth Plagueis~スター・ウォーズ:ダース・プレイガス/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ (2018)
今年2018年で40周年のサザンオールスターズ。いろんな特番が組まれてるけど、MTVで放送された「サザンオールスターズ 40th Anniversary Live Selection」について。
今回放送されたLive映像は、DVDで発売されている「SUPER SUMMER LIVE 2013 灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!! 胸熱完全版」と「おいしい葡萄の旅ライブ -at DOME-」からのもの。いずれも2013.08.10.日産スタジアムと2015.05.23.東京ドームで自分も参戦しているもの。
特にひっかかったLive映像は、不朽の名曲であの場に痛んだと思った「Ya Ya(あの時代(とき)を忘れない)」、この高揚感の「勝手にシンドバッド」、切ないPop Tuneの「涙のキッス」、和のRockの「愛の言霊~Spiritual Message~」、ナガシマの歌「栄光の男」、サザン定番のPop Tune「太陽は罪な奴」、緑のLightがきれいだった「蛍」、大量の風船が凄かった「ピースとハイライト」、こんなエロいダンサーだった「HOTEL PACIFIC」、ともかく不朽の「いとしのエリー」、色褪せない高揚感の「希望の轍」、80年代が懐かしい「ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)」、だんだん好きになった曲の「イヤな事だらけの世の中で」、この歌詞にどれだけグッと来たかと思う「栞のテーマ」とその流れでたまらない名曲の「真夏の果実」、ドーム全体に灯った白いLightが感動的な「東京VICTORY」、武道館規模で観れたらほんと幸せだと思った「アロエ」、Liveでもやたら盛り上がる「エロティカ・セブン EROTICA SEVEN」、マグネシウムとテープの洪水な「マンピーのG★SPOT」、ひさびさにLiveで聴きたい「匂艶 THE NIGHT CLUB」、そして1988年7月西武球場での大復活祭で盛り上がった「みんなのうた」あたり。
というわけで、Best Album「海のOh,Yeah!」を聴きまくる夏の日。
● On Air Set List:サザンオールスターズ 40th Anniversary Live Selection (MTV)
M-01. Ya Ya(あの時代(とき)を忘れない) from「SUPER SUMMER LIVE 2013 灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!! 胸熱完全版」
M-02. 勝手にシンドバッド from「SUPER SUMMER LIVE 2013 灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!! 胸熱完全版」
M-03. 涙のキッス from「SUPER SUMMER LIVE 2013 灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!! 胸熱完全版」
M-04. 愛の言霊~Spiritual Message~ from「SUPER SUMMER LIVE 2013 灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!! 胸熱完全版」
M-05. 栄光の男 from「SUPER SUMMER LIVE 2013 灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!! 胸熱完全版」
M-06. 太陽は罪な奴 from「SUPER SUMMER LIVE 2013 灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!! 胸熱完全版」
M-07. LOVE AFFAIR~秘密のデート~ from「SUPER SUMMER LIVE 2013 灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!! 胸熱完全版」
M-08. 蛍 from「SUPER SUMMER LIVE 2013 灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!! 胸熱完全版」
M-09. ピースとハイライト from「SUPER SUMMER LIVE 2013 灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!! 胸熱完全版」
M-10. HOTEL PACIFIC from「SUPER SUMMER LIVE 2013 灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!! 胸熱完全版」
M-11. いとしのエリー from「SUPER SUMMER LIVE 2013 灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!! 胸熱完全版」
M-12. 希望の轍 from「SUPER SUMMER LIVE 2013 灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!! 胸熱完全版」
M-13. ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY) from「おいしい葡萄の旅ライブ -at DOME-」
M-14. イヤな事だらけの世の中で from「おいしい葡萄の旅ライブ -at DOME-」
M-15. 彼氏になりたくて from「おいしい葡萄の旅ライブ -at DOME-」
M-16. はっぴいえんど from「おいしい葡萄の旅ライブ -at DOME-」
M-17. 栞のテーマ from「おいしい葡萄の旅ライブ -at DOME-」
M-18. 真夏の果実 from「おいしい葡萄の旅ライブ -at DOME-」
M-19. 東京VICTORY from「おいしい葡萄の旅ライブ -at DOME-」
M-20. アロエ from「おいしい葡萄の旅ライブ -日本武道館-」
M-21. エロティカ・セブン EROTICA SEVEN from「おいしい葡萄の旅ライブ -at DOME-」
M-22. マンピーのG★SPOT from「おいしい葡萄の旅ライブ -at DOME-」
M-22. 匂艶 THE NIGHT CLUB from「おいしい葡萄の旅ライブ -at DOME-」
M-23. みんなのうた from「おいしい葡萄の旅ライブ -at DOME-」
M-24. 壮年JUMP (P.V.)
* (C)MTV NETWORKS
9/1(土)の昼飯は、食パンだけのパン屋、駒沢の「PANYA ASHIYA TOKYO」で、バター強めの濃厚もっちり仕上げのプレミアム(750円也)を選び、家人に玉子サンドを作ってもらった。ミミも柔らかくてほんと何回食べても美味しい。ごちそうさまでした。
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