「IT/IT/イット "それ"が見えたら、終わり。」を観た
大昔、読んだことがあるStephen Kingの小説「It」。この小説が映画化され、昨年公開され大ヒットした映画「IT/IT/イット "それ"が見えたら、終わり。」(2017/Cinema)、やっと観れた。
こんなあらすじ。1988年、メイン州の田舎町デリーでは子供が突然失踪する事件が相次いでいた。そんな中、吃音にコンプレックスを持つ少年Bill(Jaeden Lieberher)は幼い弟のGeorgieを土砂降りの外でひとり遊ばせるが、弟は大量の血痕を残して行方不明になってしまう。やがて弟の失踪に責任を感じるBillをはじめ、Losers(負け犬クラブ)と揶揄されるいじめられっ子の仲間達ちは、不気味なピエロの姿をした"それ"(Bill Skarsgård)が事件の裏に隠れていることを知り、力を合わせて立ち向かおうとする...。
これ、子供の連続失踪事件が相次ぐ田舎町を舞台に少年少女達が事件の中心にいる謎の存在"それ"に立ち向かっていくというホラー映画。身内の失踪や学校でのいじめ、親からのDVなどそれぞれ問題を抱えた子供達が団結し、人間の弱みに付け入る"それ"に対して勇気を振り絞り、立ち向かうドラマと、"それ"こと悪霊Pennywizeの恐怖を見事に両立させていた。それにしても、"それ"が笑っちゃうくらい恐ろしくて、ドキドキしながら何回もビクっと来てしまった。
ちなみにこのStephen Kingの小説「It」は、子供達を描いたこの前半と、27年後純粋さを失い、大人になった彼らを描いた後編と分かれている。今回のホラー映画No.1の大ヒットを記録を経て、続編の製作も決まったとのこと。楽しみです。
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