「War for the Planet of the Apes/猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」を観た
2011年の「Rise of the Planet of the Apes/猿の惑星:創世記」(2011)から始まった「猿の惑星シリーズ」のリブート。第2弾の「Dawn of the Planet of the Apes/猿の惑星:新世紀」(2014)に続き、第3弾の「War for the Planet of the Apes/猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」(2017/Cinema)を観てみた。
こんなあらすじ。人間並みの知能を獲得した猿Caesar(Andy Serkis)は人類と猿の平和共存の道を探ってきたが、人類と猿が全面戦争に突入してから2年後がたった。猿達を率いるCaesarは、人類の軍隊を率いる冷酷非情な"大佐"(Woody Harrelson)の奇襲によって、愛する妻子を殺されてしまう。CaesarはオランウータンのMaurice(Karin Konoval)らと共に、大佐に復讐するための旅に出るが、途中口が利けない人間の少女(Amiah Miller)と出会い、彼女をNovaと名付ける...。
猿と人類のにらみ合いの末に下される共存か決戦かを描いたリブート版第3弾。前々作、前作の流れを受けつつ、西部劇や戦争映画の要素を取り入れ、迫力満点の戦争活劇に仕上がっていた。ただそこにはAPESの深い悩みがあって、単なるスぺクタル映画にとどまっていないと思う。「Apocalypse Now/地獄の黙示録」(1979)へのオマージュなど、この新3部作はあなどれないと思った。
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