「127 Hours/127時間」を観た
Danny Boyle監督が撮ったサバイバルサスペンス映画「127 Hours/127時間」(2010/Cinema)について。
こんなあらすじ。2003年4月25日金曜日、Aron(James Franco)はロッククライミングを楽しむため、Utah州Blue John Canyonに向けて車を走らせる。翌日車から降ろしたマウンテンバイクにまたがったAronは、目的のポイントに出発する。軽快にロッククライミングをしていた次の瞬間、落石事故に見舞われ、右腕を断崖に挟まれたまま身動きが取れなくなってしまう。助けを呼ぶ術もなく5日間が過ぎ、命も尽き果てようという時、Aronは自身にある決断を下す...。
これ、渓谷で断崖に腕を挟まれた状態のまま、生と死のはざまで127時間を過ごした登山家を襲う絶望と希望を描いたサバイバルサスペンス映画。実話をもとに映画化したとのことで、美しい渓谷を舞台に壮絶な状態に置かれた登山家のあがき苦しむ姿が描かれている。水もなくなり、乾ききった極限状態の中、登山家の精神状態はおかしくなり、回想、夢想、妄想が続く状態をDanny Boyleらしく、PopにSppedyに描かれている。そして生き延びるために最後にくだす決断があまりに壮絶で、思わず目をふせてしまった。
自己責任の重さを痛感した映画だった。
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