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Friday, October 12, 2018

「野火/Fires on the Plain」を観た

Nobi 絶対観るべきと強いレコメンを受けてた塚本晋也監督の「野火/Fires on the Plain」(2015/Cinema)、やっと観れた。
 こんなあらすじ。日本軍の敗戦が濃厚になってきた第2次世界大戦末期のフィリピン・レイテ島。田村一等兵(塚本晋也)は、結核を患い、野戦病院へと送られてしまう。だが、病院は無数の負傷兵を抱えている上に食料もなく、そこから追い出されてしまう。元の部隊に戻ることもできなくなった田村は、行くあてもなく島をさまよう。照りつける太陽、そして空腹と孤独によって精神と肉体を衰弱させていく田村だったが、そこで地獄を目の当たりにする...。
 第2次世界大戦末期のフィリピン・レイテ島を舞台に、野戦病院を追い出されてあてもなくさまよう日本軍兵士の姿を追った戦争映画。空の青さやジャングルの緑の濃さなどみずみずしい色彩の楽園で繰り広げられた地獄絵図が描かれているんだけど、終始重苦しい展開だし、夜の戦闘シーンでは目を覆うほどの凄惨なシーンが続く。そして極限状態の空腹の中、仲間の人肉を食べるシーンは、あまりに厳しい。これ以上ない暴力を逃げずに向かい合って、描き切った塚本晋也監督、その執念が伝わってきた。
 ほんと観るのも厳しい映画だったけど、それでも多くの人に観てもらいたい。そして、戦争文学の名作として知られるこの大岡昇平の原作小説「野火」もいつか読んでみようと思った。

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