「Dolores Claiborne/黙秘」を観た #2
ひさびさに観直したStephen King氏原作のサスペンスミステリー「Dolores Claiborne/黙秘」(1995/Cinema)について。
こんなあらすじ。メイドのDolores(Kathy Bates)は、富豪未亡人Vera Donovan(Judy Parfitt)殺しの容疑で拘留されていた。N.Yでジャーナリストとして活躍していたDoloresの娘Selena(Jennifer Jason Leigh)は、自分宛てに送られてきた匿名のFAXでこの事件を知り、久しぶりに故郷に帰った。そこで、20年前にも夫Joe(David Strathairn)殺しの容疑で、Doloresを検挙したMackey警部(Christopher Plummer)とFrank保安官補(John C.Reilly)の監視のもと、保釈されたDoloresと家に戻ったSelenaだったが、母娘の間には大きな溝があった...。
これ、母と娘の心理的葛藤を描いたサスペンスもの。愛する一人娘に疎まれながらも、ひたむきに愛情を注ぎ続ける母親の姿、そしてその母親にまつわる現在と過去の事件が並行して進み、ジワジワと真相に近づいていく。やっぱりこの映画の良さはKathy Batesの演技力。鬼気迫る表情とその唯一無二の存在感がいい。ひさびさに同じKathy Batesが出演した「Misery/ミザリー」(1990)も観たくなった。
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