« ボロ市通り #10 | Main | 「最後に手にしたいもの/吉田修一」を読んだ »

Monday, November 05, 2018

「In the Valley of Elah/告発のとき」を観た #2

In_the_valley_of_elah ひさびさに観直したイラク戦争映画「In the Valley of Elah/告発のとき」(2007/Cinema)を観た。
 こんなあらすじ。ベトナム戦争帰りの元軍人Hank(Tommy Lee Jones)の元に、イラクから戻った息子Mike(Jonathan Tucker)が基地へ戻らず、姿を消したという連絡が入った。そこでHankはMikeの所属する基地へ向かうが、彼の仲間達は皆、Mikeの行方を知らなかった。そんな中、切断されたMikeの焼死体が発見された。悲観にくれながらもHankは、地元警察の女性刑事Emily(Charlize Theron)と一緒に、反発しながらも事件の真相を追求していく...。
 イラク戦争の裏に隠された苛酷な真実を浮き彫りにした戦争ドラマがこれ。イラクで起きていたこと、戦場で倫理とは、軍隊で過ごす若者の無軌道な行動とは、戦争の後遺症とは...ずっしりと思いテーマが最後まで続く。そんな重苦しい中、Tommy Lee JonesとCharlize Theronが真実を求め、迫真の演技をしていた。
 アメリカの闇を垣間見れる映画でした。

|

« ボロ市通り #10 | Main | 「最後に手にしたいもの/吉田修一」を読んだ »

映画・テレビ」カテゴリの記事

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 「In the Valley of Elah/告発のとき」を観た #2:

« ボロ市通り #10 | Main | 「最後に手にしたいもの/吉田修一」を読んだ »