「Defective/ディストピア2049」を観た
近未来の管理社会を描いたSF映画「Defective/ディストピア2049」(2017/Cinema)について。
こんなあらすじ。その場での処刑すら許される権限を持ったSEA(州取締局)が、全身装甲の兵士"平和維持者"とドローンで市民を監視する超管理社会。SEAから要注意人物とされているMurphy(Colin Paradine)は偶然に事件の現場に居合わせ、当局に逮捕されてしまう。一方、仕事中にMurphyの資料を目にした女性Jean(Raven Cousens)は、Murphyが姿を消した兄Shaunだと気付いて彼のもとを訪ねるが、そのため彼女もまたSEAから反逆者と認定されてしまう...。
これ、全身装甲の兵士"平和維持者"とロケット弾を積んだドローンが目を光らせ、物理的にも精神的にも支配している超管理社会を舞台に、自由を求める者たちの逃避行と戦いを描いた近未来SF映画。容赦ない残虐シーンとか、首にチップを埋め込むシーンとか、人体解剖のシーンとか、強烈なヴィジュアルと目を覆いたくなるバイオレンス描写がこれでもかと続く。レジスタントものとしてはありがちなストーリーだったけど、壮絶な刺激が満載だった。個人的には掘り出しものな映画だった。
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