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Thursday, January 31, 2019

「祈りの幕が下りる時」を観た

Inorinomakuga0orirutoki 以前、読んだことがある東野圭吾原作の「祈りの幕が下りる時」。せっかくなんで映画版の「祈りの幕が下りる時」(2018/Cinema)も観てみた。
 こんなあらすじ。葛飾区のアパートで滋賀県在住の女性の絞殺体が発見される。松宮(溝端淳平)ら警視庁捜査一課の刑事達が捜査に当たるが、これといった情報は出てこない。いつしか捜査線上に舞台演出家の浅居博美(松嶋菜々子)が浮かび上がるが、彼女には鉄壁ともいえるアリバイがあった。そんな中、現場から日本橋を囲む12の橋の名前が書き込まれたカレンダーが見つかり、刑事の加賀恭一郎(阿部寛)は独自に事件を追う。やがて事件は、幼いころ加賀を捨てて家を出た彼の母親の田島百合子(伊藤蘭)へとつながっていく...。
 東野圭吾のミステリーを映像化した"新参者"シリーズの完結編。謎に包まれた殺人事件の捜査線上にある女性演出家が浮上したことで、主人公"加賀"の母が失踪した理由や父との不和、加賀自身の過去が明かされるというもの。犯人捜しのミステリーなんだけど、2組の親子の物語といえる。松本清張の「砂の器」へのオマージュもあって、とても非常に見応えのありました。

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