「Downsizing/ダウンサイズ」を観た
面白そうだったんで観てみたSFコメディー映画「Downsizing/ダウンサイズ」(2017/Cinema)について。
こんなあらすじ。人間を14分の1のサイズにする技術が発明され、人口増加、地球温暖化、経済格差、住宅などの問題解決に挑む人類の縮小計画がStartする。妻のAudrey(Kristen Wiig)と共にその技術を目の当たりにしたPaul(Matt Damon)は、体を小さくすることで生活に関わるコストも縮小できることから現在の資産でも富豪になれると知って興奮し、縮小化を決意する。晴れて13cmになったPaulだったが...。
人間を14分の1に縮小すれば、人間が必要とする食料も人間が生み出すゴミもそれぞれ14分の1にまで減らすことができ、世界はよくなるのではないか...。そんなユニークな人類再生計画を描きながら、人間にとって幸せとはなにかを伝えてくれるSFコメディー。前半の主人公が小型化されるまではほんとに面白くて、特に小型化された人々がお好み焼きのヘラっぽいもので回収されていくシーンは最高だった。
しっかし、人間が小さくなっても、格差はなくならないし、環境問題もそのまんま。シニカルな視点がよかった不思議な映画だった。
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