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Thursday, February 21, 2019

「Gauguin-Voyage de Tahiti/ゴーギャン タヒチ、楽園への旅」を観た

Gauguinvoyagedetahiti 画家Paul Gauguinの伝記映画「Gauguin-Voyage de Tahiti/ゴーギャン タヒチ、楽園への旅」(2017/Cinema)について。
 こんなあらすじ。19世紀後期、1891年パリ。画家として精力的に活動しながらも、一向に作品が売れず、貧苦にあえいでいたGauguin(Vincent Cassel)は、新天地を求めて南太平洋フランス領の島タヒチへ旅立つことを決意する。しかし、一緒に行こうという彼の誘いに仲間たちは誰も応じず、結局Gauguinは妻子も残し、ひとりで旅立った。苦難を押し島の奥地の森へと分け入った彼は、そこで野性的な美少女Teha'amana(Tuhei Adam)と出会い、彼女をモデルにしたさまざまな作品を生み出す。しかし金が底をつき、生活は破綻していく...。
 19世紀後半、新天地を求めて南太平洋の島タヒチへと旅立ったフランスの画家Paul Gauguinを描いた伝記映画。近代文明にひとり背を向け、現地で恋に落ちた女性をモデルを絵を創作するという楽園生活の光と影が描かれている。Vincent CasselがGauguinになりきり、孤高の芸術家の愛と苦悩を熱演してた。しっかし、光にあふれたタヒチ時代の作品の裏では、青い空、青い海という楽園タヒチの開放的なイメージは一切なく、ジメジメとした閉鎖的で質素なボロ屋で描かれていたとは...。自由奔放でエネルギッシュでは映画ではなく正直陰鬱な映画だったけど面白かった。

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