「Zwartboek/Black Book/ブラックブック」を観た
ナチスに家族を殺されたユダヤ人女性の復讐を描いたオランダ映画「Zwartboek/Black Book/ブラックブック」(2006/Cinema)について。
こんなあらすじ。1944年、ナチス・ドイツ占領下のオランダ。ユダヤ人歌手Rachel(Carice van Houten)は、南部へ逃げようとするが、何者かの裏切りによって両親や弟をナチスに殺され、金品を奪われてしまう。脱出したRachelは、レジスタンスにかくまれ、髪をブロンドに染め、名前をEllisに変える。そして、美貌と美声を武器にEllisはレジスタンスのスパイとしてドイツ将校Muntze(Sebastian Koch)に近づき、彼の愛人になることに成功する...。
これ、第2次世界大戦ナチス・ドイツ占領下のオランダで、家族をナチスに殺されたユダヤ人歌手の復讐を描いたサスペンス映画。監督はあの「Total Recall/トータル・リコール」(1990)や「Basic Instinct/氷の微笑」(1992)を撮ったオランダ人監督のPaul Verhoeven。過酷な運命に翻弄されながらも戦火の中で生き抜くタフな女性像を、テンション高い演出で、刺激的な暴力シーンとエロさを交えて描いていた。それにしても、誰が裏切り者かわからず、最後まで目が離せなかった。面白かったです。
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