「いぬやしき」を観た
あの「GANTZ」奥浩哉原作コミックの映画版「いぬやしき」(2018/Cinema)について。
こんなあらすじ。定年を控え、うだつが上がらないサラリーマン"犬屋敷壱郎"(木梨憲武)には妻や2人の子供がいるが、ある日、がんによる余命宣告を受ける。そんな中、宇宙から落ちてきた物体の墜落事故に遭遇した壱郎は、目が覚めると見た目は変わらないものの、体の中はサイボーグになっていた。超人的な能力を手にしたことを自覚した壱郎は、その力を人のために使うことで存在意義を見いだすようになる。一方、壱郎と同じ事故に遭遇した高校生"獅子神皓"(佐藤健)も同じく未知の能力を手に入れるが、敵対する人間を全て消し去りたいと考える...。
これ、突然の事故をきっかけに、超人的な能力を得た初老のサラリーマンと高校生がそれぞれの目的で強大な力を行使するさまを描いたサイバーアクション映画。自分の力を人助けのために生かすサラリーマンを木梨憲武が演じ、同じ能力を手に入れたがそれを大量殺人に悪用する殺人鬼を佐藤健が演じ、新宿を舞台に一大バトルを展開するというもの。このクライマックスの新宿の高層ビル街を舞台に繰り広げられる壮大なバトルがほんと最高で、邦画の最新VFXを駆使した映像を堪能できる。続きがありそうな終わり方だったんで、結構楽しみ。
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