「Argo/アルゴ」を観た #2
ひさびさに観直したBen Affleck監督・主演のアカデミー賞作品賞映画「Argo/アルゴ」(2012/Cinema)について。
こんなあらすじ。イラン革命が真っ最中の1979年。イスラム過激派グループがイラン・テヘランのアメリカ大使館を占拠し、52人のアメリカ人外交官が人質に取られた。そんな中、大使館が占拠される直前、6人のアメリカ人外交官は大使館から脱出し、カナダ大使公邸に匿われた。CIA工作本部技術部のTony Mendez(Ben Afflec)は6人をイランから救出するため、"Argo/アルゴ"という架空のSF映画をでっち上げ、6人をそのロケハンのスタッフに身分偽変させるという作戦をたてた...。
これ、1979年のテヘランで起きたアメリカ大使館人質事件と、その裏で敢行されたCIAによる架空のSF映画製作を偽装した救出作戦を描いた実話ベースの映画。中東の異様な緊張感と閉鎖感、反米へ高揚感、そして隠密で行われた救出作戦によるギリギリの交渉などほんと面白い。
しっかし、この中東での重々しい感じって、2011年にサウジ・リヤドに出張した時のホテルで流れていたお祈りの音楽とか、モールで見かけた宗教警察とか、入出国時に感じる緊張感とかを思い出した。あらためて名作だと思う。
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