「Félicité/わたしは、幸福(フェリシテ)」を観た
ちょっと面白そうだったので観てみたセネガル人監督の映画「Félicité/わたしは、幸福(フェリシテ)」(2017/Cinema)について。
こんなあらすじ。"幸福"という意味の名前を持つシングルマザーのFélicité(Véro Tshanda Beya Mputu)は、コンゴの首都キンシャサのバーで歌手をしながらひとり息子を育てていた。ある日、彼女のもとに急報が届き、病院に駆け付けると、そこにはバイクの事故で重傷を負った息子Samoがベッドに横たわっていた。高額の手術代をなんとか工面すべく、Félicitéは別れた夫や以前金を貸した相手のみならず、見ず知らずの金持ちの邸宅にまで押し掛けるのだったが...。
これ、コンゴの街を舞台に歌で生計を立てながらシングルマザーとして懸命に生き抜く女性の日々を描いたヒューマンドラマ。日々の闘いとあきらめが浮かぶ彼女の表情がなんかよかったし、さらっと入るアフリカンミュージックのシーンが映画にほどよいリズムを与えていたと思う。
それにしても、2009年に出張で行ったナイジェリア、あの時に感じた異様な緊張感と臭いとデコボコで舗装されていない道路をこの映画を観て思い出した。
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