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Monday, June 17, 2019

「Unsane/アンセイン~狂気の真実~」を観た

Unsane

 Steven Soderbergh監督作ということで観てみた「Unsane/アンセイン~狂気の真実~」(2018/Cinema)について。
 こんなあらすじ。キャリアウーマンのSawyer(Claire Foy)は、かつてDavid(Joshua Leonard)からの執拗なストーカー行為によって心の傷を負ったが、それを治癒しようとストーカー被害者を救済している"ハイランド・クリーク行動センター"に行く。そこで強制的に入院させられ、しかもそんな理不尽に対して激怒し、職員らに暴力を振るったせいで24時間の入院期間が7日間に延びる事態になる。看護師や警察に助けを求めても誰も取り合ってくれない中、Davidが施設の職員としてSawyerの前に現れる...。
 これ、ストーカー行為の被害のためにカウンセリング施設に入院させられた女性の不条理な運命を描いたサスペンス映画。ヒロインの情緒があまりに不安定であるため、観るほうはどこまで彼女を信じていいのかがわからない。つまり、一体誰が本当に精神病なのか?、医者は善人なのか?、ヒロインは被害者なのか加害者なのか? ここらへんが分からず、ジワジワと引き込まれた。ちなみに全ての撮影をiPhoneで行っているとのこと。やっぱりSoderbergh監督はひっかかる。

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