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Friday, June 14, 2019

「Big Fish/ビッグ・フィッシュ」を観た #2

Bigfish2

 昔から好きなTim Burtonひさびさに観直した「Big Fish/ビッグ・フィッシュ」(2003/Cinema)について。
 こんなあらすじ。ジャーナリストのWill(Billy Crudup)は、身重の妻Josephine(Marion Cotillard)と暮らしていた。そんなWillの父Edward(Albert Finney)は天性の話し上手で、さまざまな奇想天外な話を自分の人生経験を交えつつ物語り、周囲の人々を楽しませてきた。Will自身も幼い頃は父の奇想天外な話が大好きだったが、歳を取るにつれそれが作り話であることに気づき、いつしか父の話を素直に聞けなくなっていた。そして3年前、WillとJosephineの結婚式で、EdwardはWillの生まれた日に巨大な魚を釣った話で招待客を楽しませたが、WillとEdwardは仲違いし、それ以来2人の不和が続いていた。そんなWillのもとに母親のSandra(Jessica Lange)からEdwardの余命がわずかだという連絡が入った...。
 これ、ほら話のような奇想天外な話を語ると父親と、その父親と仲たがいをしている息子の離れた2人の心の交流を描いたファンタジー。若かりし父を演じたEwan McGregorを中心に、荒唐無稽な冒険、異形の人々、巨人、双子の女性、素足で暮らす町の人々、サーカスでの風変わりな人々...そんな人々がたくさん出てくるのがTim Burtonらしいし、そんな荒唐無稽な物語と現実が交差する流れもよかった。そして最期を迎えるシーンがほんと夢のようで思わず涙が出た。Tim Burton監督の最高傑作の1つだと思います。

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