「Children of Men/トゥモロー・ワールド」を観た
面白そうだったので観てみた「Children of Men/トゥモロー・ワールド」(2006/Cinema)について。
こんなあらすじ。西暦2027年、人類が生殖能力を失うという未曾有の異常事態が続いており、このままでは人類絶滅の危機は免れなかった。絶望的な終末感が漂い、暴力と無秩序により世界が混沌とする中、英国政府は徹底的弾圧により、なんとか治安を維持していた。そんな中、国家官僚のTheo(Clive Owen)は、反政府組織に拉致され、その組織のリーダーを務める元妻のJulian(Julianne Moore)と対面する...。
これ、生殖能力を失い、人類存亡の危機に直面した近未来の地球を舞台に、ひとりの妊娠した女性が奇跡的に見つかったことで、彼女を守り人類の未来を担う壮絶な攻防戦を描いたSFサスペンス映画。軍と反政府組とで繰り広げられる激しい市街戦で、手持ちカメラで撮られた6分を超えるワンショット撮影が、物凄い臨場感だった。しっかし、テロの横行とか、不法移民の急増とか、広がる貧富の格差とか今の世界の近未来を見事に描かれていた大作だった。
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