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Wednesday, July 10, 2019

「Maudie/しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」を観た

Maudie なんかよさげだったんで観てみた「Maudie/しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」(2016/Cinema)について。
 こんなあらすじ。カナダ東部の田舎町。若年性の関節リウマチにより幼いころから手足が不自由なMaud(Sally Hawkins)は、両親の他界後は一族から厄介者扱いされていた。ある日、住み込みの家政婦募集の張り紙を見つけたMaudは思い切って応募し、町外れの小さな家で魚の行商をしながらひとりで暮らしていたEverett(Ethan Hawke)と出会う。武骨な性格のEveretteとギクシャクした同居生活を送る一方で、Maudは次第に絵の才能を開花させるようになる...。
 これ、カナダが生んだ実在の画家Maud Lewisの半生を描いた実話映画。夫Everetteと小さな家で慎ましくも愛情豊かな生活を送る傍ら、身近な風景や草花や動物などを題材に子供のように愛らしい絵を描き続けたMaud Lewis。リウマチのため体が不自由で、ちょっと屈折した性格のMaudをあの「The Shape of Water/シェイプ・オブ・ウォーター」(2017)のSally Hawkinsがさりげなく、時に熱く演じていた。で、武骨で人嫌いの難しい性格の夫Everetteを演じていたのがEthan Hawkeなんだけど、彼は歳を重なるごとにほんといい役者になったと思う。
 最後のエンドロールで差し込まれるMaudの絵がとてもよかった。いい映画でした。

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