「You Were Never Really Here/ビューティフル・デイ」を観た
面白そうだったので観てみた「You Were Never Really Here/ビューティフル・デイ」(2017/Cinema)について。
こんなあらすじ。行方不明者の捜索を請け負うプロの仕事人Joe(Joaquin Phoenix)は、犯罪組織の手中に落ちた多くの少女達の救出に成功してきた。そんな彼のもとに、組織にさらわれた愛娘のNina(Ekaterina Samsonov)を無事取り戻して欲しいと、州上院議員のAlbertから新たな依頼が舞い込む。組織のアジトに乗り込んだJoeは犯罪組織の男達をたたきのめすと、うつろな表情をした少女を救出するが...。
これ、政治家の依頼で行方不明の少女の捜索に乗り出した元軍人を待ち受ける思いも寄らぬ事態を描いたサスペンス。元軍人が逃れられない虐待や戦場の記憶や傷みと募る自殺願望など、説明的な描写や感傷は一切排した形で映画が進んでいくんだけど、この映画の良さはJoaquin Phoenixの冷徹で圧倒的な存在感だった。いい俳優になったと思う。
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