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Friday, July 05, 2019

「CASSHERN」を観た

Casshern

 2004年の公開当時、川崎のシネチッタまで観に行った実写版「CASSHERN」(2004/Cinema)、15年ぶりに観直した。
 こんなあらすじ。大亜細亜連邦共和国とヨーロッパ連合による大戦が続き、社会は荒廃していた。環境汚染で人類が緩やかに滅亡へ向かう中、遺伝子工学の権威である東博士(寺尾聰)は、人体のあらゆる部位を作れる新造細胞理論を発表した。だが研究を独占しようとたくらむ軍閥と既得権を守ろうとする保健省が争い、その中で不死身の肉体を持った"新造人間"ブライ(唐沢寿明)が誕生し、人類に宣戦布告する。一方、博士の息子"鉄也"(伊勢谷友介)は父へ反抗心から兵士として戦争に参加するが戦死してしまう...。
 これ、映像作家"紀里谷和明"の映画監督デビュー作品。レトロフューチャー的未来世界など、CGや画像処理を多用して描かれるビジュアルが圧倒的でほんと刺激を受ける。さらにストーリー的には、ほぼ総ての登場人物が凄惨な死を遂げ、あのアニメとは完全に異なる世界観を提示していた。ま、正直、141分という映画時間は長いと感じたけど、なんだかんだで成功した実写版映画かと思う。

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