「富士山噴火/高嶋哲夫」を読んだ

会社の友達Kmt君から借り続けてる本達。今回読んでみたのは高嶋哲夫の「富士山噴火」(集英社文庫)について。
こんなあらすじ。元陸上自衛隊でヘリコプター操縦士の"新居見"は3年前の南海トラフ大地震で妻と息子を失う。2人を救えず、他の人を救助した新居見に対し、生き残った娘とは絶縁状態になっていた。今は御殿場の養護老人ホームで働きながら喪失と悔恨に苦しんでいた新居見は、富士山噴火が近いという情報を旧友の記者"草加"から得る...。
これ、富士山噴火を描いたノンストップの防災エンタメ小説。御殿場市全市民の避難のため、市長、消防、警察、そして古巣の自衛隊までを巻き込んで、避難計画が動き出すんだけど、噴火に至るまでの緊迫した状況からついに噴火に至るまでが圧倒的なリアルさで描かれている。壮絶な被害状況を描くことで、日本人の慢心に警鐘を示してくれたんだけど、600ページオーバーの超大作がイッキに読めてしまった。最近も浅間山噴火が起きたけど、ほんと自分はマグマの上に住んでいることを痛感した。いやーいい小説だった。
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