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Wednesday, November 13, 2019

「I, Tonya/アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」を観た

Itonya あのTonya Hardingの半生を描いた伝記的映画「I, Tonya/アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」(2017/Cinema)について。
 こんなあらすじ。アメリカ北西部の貧しい家庭に生まれ、厳格な母親LaVona(Allison Janney)に育てられたTonya Harding(Margot Robbie)。フィギュアスケートの才能に恵まれたTonyaは、4歳からスケートの練習を始め、長年の厳しい特訓の末、米国の女子フィギュア選手として初めてのトリプルアクセルを成功させ、1992年のアルベールビル冬季五輪に出場する。ところが、元夫のJeff Gillooly(Sebastian Stan)の友人がTonyaのライバルだったNancy Kerrigan(Caitlin Carver)を襲ってしまう...。
 これ、1990年代、フィギュアスケート界を揺るがしたスキャンダル「ナンシー・ケリガン襲撃事件」の中心人物Tonya Hardingの半生を描いた伝記的映画。Hardingの元夫が逮捕され、事件への関与を強く疑われながらもリレハンメル五輪に出場し、そこでまた騒動を引き起こすなど彼女の半生は悲しくておかしくて、極端すぎる。そして彼女の母親であるLaVonaが人間としてひど過ぎるし、元夫も精神的に病んでいる。そんな状況をエッジの効いたカメラワークとDisco Musicを中心にした音楽が凄く良くて、ひどい話の映画がどこかスタイリッシュに感じてしまう。これはお勧めです。

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