「斉藤和義 "Time in the Garage" インサイドストーリー」(WOWOW)を観た
WOWOWで放送された「斉藤和義 "Time in the Garage" インサイドストーリー」について。
先日観た「斉藤和義 弾き語りツアー 2019 "Time in the Garage"」だけど、この番組ではそのLiveのリハや楽器や音楽に対する斉藤和義の異常なまでのこだわりに迫っている。
まずはこの番組では斉藤和義本人がこのLiveで使用した楽器について解説してるんだけど、これはほんとにマニアック。「ギターは生き物、その日ごとに鳴りは変わってくる」と話しつつ、マイクプリアンプの説明、リズムボックスの説明、Gibsonの斉藤和義カスタムモデル、Gibsonのモンタナ工場で作ったアコギのカスタムモデル、YAMAHAのガットギター、鉄製のリゾレーターギター、「同じCでもピアノとギターは景色が違う」という話、Ludwingのドラムセット、昔のマスターテープを使った演奏、FenderのJazz Master、そして変態ぶりが炸裂した演奏の「Stick to fun! Tonight!」...マニアックな話なんだけど、なんか引き込まれた。
さらに、Live当日のリハーサル風景、斉藤和義を支えるギターテックのメンバー、演奏しやすい音を作るモニターのメンバー、映画「アイネクライネナハトムジーク」に合わせ仙台でロケが行われた映画主題歌「小さな夜」と伊坂幸太郎について、舞台監督が語る斉藤和義のステージの世界観、照明デザイナー、ショーケンが逝き、ミチロウが逝ったことを歌詞に書いた「Summer Days」にも触れられていた。
で、結構ビックリしたのは斉藤和義は好きが高じて始めたDIYで、ギターを作っていること。ギターとベースを真ん中で切ってくっつけたダブルネックなどなど、これはすごいわ。
ともかく斉藤和義の変態ぶりがこれでもかと伝わったマニアックな番組だった。
● On Air Set List:斉藤和義 "Time in the Garage" インサイドストーリー (WOWOW)
M-01. ずっと好きだった
M-02. Cheap & Deep
M-03. 何となく嫌な夜
M-04. 嫌いになれない
M-05. 幸福な朝食 退屈な夕食
M-06. 小さな夜
M-07. 老人の歌
M-08. Good Luck Baby
M-09. Stick to fun! Tonight!
M-10. Summer Days
M-11. Endless
* Produced by WOWOW in association with FITZ BOY.
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