「NUMBER GIRL:TOUR『NUMBER GIRL』at 日比谷野外大音楽堂2019.8.18」(WOWOW)を観た
今年2019年7月に再結成したNUMBER GIRL。そんな中、WOWOWで放送された「NUMBER GIRL:TOUR『NUMBER GIRL』at 日比谷野外大音楽堂2019.8.18」について。
これ、2019年8月18日日比谷野外大音楽堂で行われたLive映像が放送されたもの。解散してから17年がたっても、変わらない佇まいでステージに上がった4人、それを嬉しそうに迎える3,000人の観客がいい。圧倒的な爆発力をもった獰猛な音の塊とそこから生まれるGroove、金属音と打撃音、どこか空虚なものを歌った歌詞...あらためて唯一無二のBandなんだと思う。そして、向井の渾身の絶唱は変わらないんだけど、昔より歌詞が聴きやすくなってる気がする。うまく歌おうとしている姿勢が伝わってきた。
特によかったのは、ある意味淡々と始まった「大あたりの季節」、音がよくなってVocalも聴きやすかった「鉄風 鋭くなって」、ストロークが気持ちいい「タッチ」、たゆたゆと熱い「ZEGEN VS UNDERCOVER」、今でも4人の音の塊が凄まじい「OMOIDE IN MY HEAD」、ザクザクしたリズムの「YOUNG GIRL SEVENTEEN SEXUALLY KNOWING」、どこか抒情的な「裸足の季節」、田渕ひさ子のイントロからうるさいんだけど、でもPopな「透明少女」、4人の轟音アンサンブルからPopにいく「日常に生きる少女」、改めてちゃんと音源が聴きたくなった「NUM-AMI-DABUTZ」、流れていくメロがどこか切ない「DESTRUCTION BABY」、メタリックな「SASU-YOU」、エッジが効きまくった「TATTOOあり」、リズムのタメがいい「U-REI」、激しいストロークの「I don't know」、この曲はほんと好きな「EIGHT BEATER」、Punkに跳ねるメロディーの「IGGY POP FAN CLUB」、encoreでもう一度演った「OMOIDE IN MY HEAD」、遠い日のような「TRAMPOLINE GIRL」そして、なんか爽やかな「トランポリンガール」あたり。
最後に「福岡市博多区からやってまいりました、NUMBER GIRLです。乾杯!」とビールを掲げる向井のコールがうれしかった。ともかく音源聴かねばと思う。
● On Air Set List:NUMBER GIRL/TOUR「NUMBER GIRL」at 日比谷野外大音楽堂2019.8.18 (WOWOW)
M-01. 大あたりの季節
M-02. 鉄風 鋭くなって
M-03. タッチ
M-04. ZEGEN VS UNDERCOVER
M-05. OMOIDE IN MY HEAD
M-06. YOUNG GIRL SEVENTEEN SEXUALLY KNOWING
M-07. 裸足の季節
M-08. 透明少女
M-09. 水色革命
M-10. 日常に生きる少女
M-11. NUM-AMI-DABUTZ
M-12. SENTIMENTAL GIRL'S VIOLENT JOKE
M-13. DESTRUCTION BABY
M-14. MANGA SICK
M-15. SASU-YOU
M-16. TATTOOあり
M-17. U-REI
M-18. I don't know
M-19. EIGHT BEATER
M-20. IGGY POP FAN CLUB
=encore=
M-21. OMOIDE IN MY HEAD
M-22. TRAMPOLINE GIRL
M-23. トランポリンガール
* NUMBER GIRL:ドラム アヒト・イナザワ,ギター&ボーカル 向井秀徳,ベース 中尾憲太郎45才,ギター 田渕ひさ子
* Filmed Live at Hibiya Yagai Ongakudo on 18th.Aug.2019.
* Produced by WOWOW in association with fabrica.
M-01. 透明少女 (P.V.)
M-02. タッチ (P.V.)
M-03. DESTRUCTION BABY (P.V.)
M-04. 日常に生きる少女 (P.V.)
M-05. URBAN GUITAR SAYONARA (P.V.)
M-06. ZEGEN VS UNDERCOVER (P.V.)
M-07. 鉄風 鋭くなって (P.V.)
M-08. NUM-AMI-DABUTZ (P.V.)
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