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Tuesday, December 10, 2019

「夏の騎士/百田尚樹」を読んだ

Naokihyakuta_natsunokishi たまに読みたくなる百田尚樹の小説。世田谷中央図書館で借りて読んでみた「夏の騎士」(新潮社)について。
 こんなあらすじ。6年生の夏、弱虫の主人公"遠藤宏志"は友人の"木島陽介"と"高頭健太"と共に、騎士団を結成する。騎士団には守るべきレディが必要で、宏志はクラスのマドンナ的存在の"有村由布子"を指名する。クラスのみんなからは馬鹿にされながらも、宏志たちは騎士団の名誉を守るために、勉強に、文化祭の練習に、さらに少女殺人事件の犯人捜しに乗り出していく...。
 これ、昭和最後の夏に少年たちが経験した、謎をめぐる冒険、友情、そして小さな恋を描いた青春小説。いろんな出来事を通して、少年たちが成長していくんだけど、正直展開が読めてしまう。読めてしまうんだけど、なんか引き込まれた。しっかし最後のオチが奥ゆかしかった。面白かったです。

cf. 百田尚樹 読破 List
- 永遠の0(ゼロ) (2006)
- ボックス! (2008)
- 風の中のマリア (2009)
- モンスター (2010)
- 影法師 (2010)
- 輝く夜 (2010)
- 幸福な生活 (2011)
- プリズム (2011)
- 海賊とよばれた男 (2012)
- 「黄金のバンタム」を破った男 (2012)
- 夢を売る男 (2013)
- フォルトゥナの瞳 (2014)
- 殉愛 (2014)
- カエルの楽園 (2016)
- 幻庵 (2016)
- 夏の騎士 (2019)

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