「One Less God/ジェノサイド・ホテル」を観た
2008年11月にインド・ムンバイのタージマハル・ホテルで起きた同時多発テロを描いた実話映画「One Less God/ジェノサイド・ホテル」(2017/Cinema)について。
こんなあらすじ。2008年11月26日インド・ムンバイ。休暇でこの地を訪れていたSean(Joseph Mahler Taylor)は、世界各国からさまざまな人種、職業の人々が集うタージマハル・ホテルに宿泊し、最高級ホテルでの素晴らしい時間を過ごしていた。そんな夜、市内各所で同時多発テロが発生し、ショーンが宿泊するタージマハル・ホテルにも武装テロ集団が押し入り、無差別発泡が開始される...。
インド最大の都市ムンバイでイスラム過激派によるとみられる同時多発テロが発生が発生した2008年11月26日。170人を超す人々が犠牲となり、"第2の911"とも呼ばれる大事件へと発展した。そんなテロ事件を描いた実録映画がこれで、老人も子どもも容赦なく射殺するテロリストから逃れ、ホテルの一室で息を潜める人々の焦燥と絶望と恐怖が伝わってきた。それにしても、衝撃のラストはやるせなかった。
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