« 駒沢 #757 & 蛇崩川緑道 #29 | Main | 「The Super/ミッシング・タワー」を観た »

Monday, June 08, 2020

「エレファントカシマシ5/エレファントカシマシ」を聴いた

Elephantkashimashi_elephantkashimashi5 自粛生活の中、昔のエレファントカシマシを聴き直してる。5th Album「エレファントカシマシ5」(1992/Album)について。
 朝起きて、働いて、飯を食くって、寝て...相も変わらずの平凡な日々、そこでの人生の不甲斐なさを描いてる。当時のエレカシの存在はこのままずっとカルトなもので終わってしまう可能性があったけど、宮本なりに「本当は叫びたいところを、あえて引いてる。それはより楽しく、音楽として聞きやすいようにするためにそうしたんですけど...」とこのAlbumについて語ってた。当時としてはちょっとだけPopな曲に、慎ましく生きる市井の人々の目線を描いてた。隠れた名作だと思う。ともかく曲について。
・M-01「過ぎゆく日々」:♪過ぎゆく日々に君は何をしてるだろうか♪、同じような繰り返しの日々や生活への思い。
・M-02「シャララ」:M-01「過ぎゆく日々」の世界、ただ平凡は日々を歌う。ストリングスが初めての試み。
・M-03「無事なる男」:軽快な曲調に小市民な市井の生活、ただ無事だと歌う。
・M-04「何も無き一夜」:夜の静寂の孤独感が伝わってくるバラード。そこで歌ってるのはたいしたことが何も無い普通の日々。
・M-05「おれのともだち」:流れるようなメロで普通の友を。
・M-06「夕立をまってた」:エッジの効いたGuitarにブルース。
・M-07「ひまつぶし人生」:どこかあきらめながらもぼやきながらも人生を歌う。メロがいい。
・M-08「お前の夢を見た(ふられた男)」:女々しいけどわかる。
・M-09「通りを越え行く」:エレキ一本でジワっとしみる。
・M-10「曙光」:激しいブルースで昇る太陽を歌ってる。

 もっともっとエレカシを聴こう。

● エレファントカシマシ5/エレファントカシマシ (1992/Album)
M-01. 過ぎゆく日々
M-02. シャララ
M-03. 無事なる男
M-04. 何も無き一夜
M-05. おれのともだち
M-06. 夕立をまってた
M-07. ひまつぶし人生
M-08. お前の夢を見た(ふられた男)
M-09. 通りを越え行く
M-10. 曙光
* The Elephant Kashimashi:Hiroji Miyamoto(Vocal,Chorus,Acoustic Guitar,Electric Guitar),Toshiyuki Ishimori(Electric Guitar),Seiji Takamidori(Electric Bass),Yoshiyuki Tominaga(Drums)
* Produced by Hiroji Miyamoto.
* Engineered by Sachio Utsumi.
* Recorded at Eggs Shep Studio,Sony Music Shinanomachi Studio,Sony Music Roppongi Studio.
* Mixed at Music Inn Studio.
* Mastered by Mitsuichi Tanaka(SME Shinanomachi Studio).
* ESCB1284 epic 1992 Sony Music Entertainment (Japan) Inc.

cf. エレファントカシマシ My CD/DVD List
- 浮世の夢 (1989/Album)
- エレファントカシマシ5 (1992/Album)
-
明日に向かって走れ-月夜の歌- (1997/Album)

|

« 駒沢 #757 & 蛇崩川緑道 #29 | Main | 「The Super/ミッシング・タワー」を観た »

音楽」カテゴリの記事

Rock」カテゴリの記事