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Friday, July 17, 2020

「沈黙のパレード/東野圭吾」を読んだ

Keigohigashino_chinmokunoparade たまに読んでる東野圭吾。世田谷区中央図書館で借りて読んでみた「沈黙のパレード」(文藝春秋)について。
 こんなあらすじ。誰からも愛されていた町の食堂"なみきや"の娘"並木佐織"が突然行方不明になっていたが、数年後に遺体となって発見された。容疑者はかつて刑事"草薙"が担当した少女殺害事件で無罪となった"蓮沼寛一"だった。しかし、蓮沼は今回も証拠不十分で釈放されてしまう。さらにその蓮沼が堂々と遺族たちの前に現れたことで、町全体を憎悪と義憤の空気が覆う。秋祭りのパレード当日、復讐劇が始まる...。
 これ、物理学者"湯川"が犯罪トリックを暴いていく"ガリレオ"シリーズ第9作。容疑者は義憤に駆られた普通の人々で、そのトリックがとても複雑。しかも二転三転していき、ほんと読み進むとハマっていった。しっかし、このガリレオシリーズって、湯川先生の優しさとか、人の機微が丁寧に描かれていていると思う。読み応えありました。

cf. 東野圭吾 読破 List
- ブルータスの心臓 (1989)
- 回廊亭殺人事件 (1991)
- 美しき凶器 (1992)
- 分身 (1993)
- むかし僕が死んだ家 (1994)
- パラレルワールド・ラブストーリー (1995)
- 悪意 (1996)
- 秘密 (1998)
- 白夜行 (1999)
- 予知夢 (2000)
- 嘘をもうひとつだけ (2000)
- レイクサイド (2002)
- 時生 (2002)
- 幻夜 (2004)
- さまよう刃 (2004)
- 容疑者Xの献身 (2005)
- 黒笑小説 (2005)
- ダイイング・アイ (2007)

- 赤い指 (2006)
- 流星の絆 (2008)
- 聖女の救済 (2008)
- パラドックス13 (2009)
- カッコウの卵は誰のもの (2010)
- プラチナデータ (2010)
- 白銀ジャック (2010)
- 麒麟の翼 (2011)
- 真夏の方程式 (2011)
- マスカレード・ホテル (2011)
- 虚像の道化師 ガリレオ7 (2012)
- ナミヤ雑貨店の奇蹟 (2012)
- 夢幻花 (2013)
- 疾風ロンド (2013)
- 祈りの幕が下りる時 (2013)
- 虚ろな十字架 (2014)
- マスカレード・イブ (2014)
- 禁断の魔術 (2015)
- 天空の蜂 新装版 (2015)
- 魔力の胎動 (2018)
- 沈黙のパレード (2018)
希望の糸 (2019)

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