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Monday, August 24, 2020

「Joker/ジョーカー」を観た #2

Joker2 半年ぶりに観直した「Joker/ジョーカー」(2019/Cinema)について。
 こんなあらすじ。1981年犯罪が多発する大都会Gotham City。孤独で心の優しいArthur(Joaquin Phoenix)は「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸にコメディアンを夢見ながら、ピエロの仕事をしていた。Arthurは突然笑いだしてしまうという心の病に悩みながら、同じアパートの住人Sophie(Zazie Beetz)にひそかに思いを寄せ、TV界の人気司会者Murray(Robert De Niro)に憧れていた。そんなある日、失業したArthurは地下鉄の中で、女性客に嫌がらせをしていた男性3人組を偶然持っていた拳銃で皆殺しにしてしまう。以後Arthurは、自身の心にあった怒りを解放させていく...。
 心優しいピエロだった男が、狂気あふれる<悪のカリスマ>Jokerに変貌したのかが描かれた作品。この映画、ほんと悲哀がこもっていて、ドーランのピエロメイクが血で染まるシーンがあらためて象徴的で、やっぱりJoaquin Phoenixの鬼気迫る怪演につきる。あの「Batman Begins/バットマン ビギンズ」(2005)へのつながりからもう一度"ダークナイト"3部作を観直したくなった。

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