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Saturday, September 19, 2020

「The Dark Knight/ダークナイト」を観た #3

Thedarkknight3 Christopher Nolan監督の"Dark Knight 3部作"、「Batman Begins/バットマン ビギンズ」(2005)に続き、「The Dark Knight/ダークナイト」(2008/Cinema)をひさびさに観直す。
 こんなあらすじ。ゴッサムシティでBatman(Christian Bale)が犯罪一掃に力を入れていた最中、口の裂けた白塗りの顔にピエロのようなメイクを施したThe Joker(Heath Ledger)と名乗る犯罪者が現れ、白昼堂々と銀行強盗をやってのけると姿をくらました。一方、Bruce Wayne(Christian Bale)は毎夜悪と戦い続けていたが、悪の芽をいくら摘み取っても汚職と腐敗の蔓延したゴッサムシティに真の平和が訪れることはなかった。Batmanはゴッサム市警のJames Gordon警部補(Gary Oldman)と熱血な地方検事Harvey Dent(Aaron Eckhart)と協力し、放射線でマークをつけた紙幣を用いてマフィアの資金洗浄を一斉に摘発するという手段に打って出た...。
 Heath Ledgerが演じたThe Jokerが映画史上最高の悪役と言われることについてだけど、The Jokerが力や金に興味がなく、秩序を壊し、世界に混乱を与えることを目的とし、The Joker自身がBatmanに殺されることを願ってる自体が面白い。そして、演じたHeath Ledgerだけど、笑い方とか目つきとか猫背の立ち姿とかくちゃくちゃと話す話し方とか、もうすべてがハンパない演技をしてくれた。そのThe Jokerに入れ込み過ぎた結果か、睡眠薬の過剰摂取によって、映画の公開前に28歳という若さで亡くなってしまった。この後に作られた「Joker/ジョーカー」(2019)でのJoaquin Phoenixの鬼気迫る怪演を観た後でも、この「The Dark Knight/ダークナイト」がThe JokerのキャラクターとHeath Ledgerの演技によって、映画史に残る作品になったという考えは変わらない。
 さ、3部作最後の「The Dark Knight Rises/ダークナイト ライジング」(2012)へいこう。

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