TOKYO PEOPLE'S CAFE@駒沢 #7
今日の昼飯はひさびさの「TOKYO PEOPLE'S CAFE」へ。いただいたのは「ポークジンジャープレート」のランチ(950円也)。玉ねぎに生姜が効いてて、美味しいです。ごちそうさまでした。
食後は駒沢公園をのんびり散歩。だいぶ紅葉が進んでる。
今日の昼飯はひさびさの「TOKYO PEOPLE'S CAFE」へ。いただいたのは「ポークジンジャープレート」のランチ(950円也)。玉ねぎに生姜が効いてて、美味しいです。ごちそうさまでした。
食後は駒沢公園をのんびり散歩。だいぶ紅葉が進んでる。
Wim Wenders監督作ということで観てみた「Submergence/世界の涯ての鼓動」(2017/Cinema)について。
こんなあらすじ。ノルマンディーの海沿いのホテルで出会い、James(James McAvoy)とDanny(Alicia Vikander)は運命の恋に落ちた。だが、生物数学者のDannyにはグリーンランドの深海に潜り地球上の生命の起源を解明する調査が、MI-6の諜報員であるJamesには南ソマリアに潜入し爆弾テロを阻止する任務が待っていた...。
これ、爆弾テロの阻止に立ち向かうイギリスの諜報員と、グリーンランドでの深海探査に挑む生物数学者というお互いに異なる世界に生きる1組の男女が、ノルマンディーの海岸で出会い恋に落ちるさまを描いたサスペンス映画。ソマリアでジハード戦士に拘束され拷問を受け続けるるシーン、潜水艇が海底で操縦不能に陥るシーン、いずれも極限の死地を描いているし、ソマリアでも海底でもそれぞれの世界がそれぞれの摂理で存在することを教えてくれる。でも、この映画のよさは絶対ノルマンディーの海など美しい風景だったと思う。なかなかの佳作だった。
今週もやっと金曜日、在宅を終えて行ってみたのは神楽坂「第三玉乃湯」。熱い露天風呂、大人気の高濃度炭酸泉、2種のジェット湯、冷えた水風呂にサウナ、そして優しい色合いの浜辺と富士山のペンキ絵…ぜんぶ揃ってる。しっかしこの季節、外気浴を交ぜた交互浴は最高です。TGIF、いいお湯、ありがとうございました。
神楽坂外気浴。
「Flags of Our Fathers/父親たちの星条旗」(2006)に続いて、ひさしぶりに観直した「Letters From Iwo Jima/硫黄島からの手紙」(2006/Cinema)について。
こんなあらすじ。1944年6月戦局が悪化していた太平洋戦争下の硫黄島に、陸軍中将"栗林忠道"(渡辺謙)が降り立った。勝ち目の無い戦いと知りつつ、日本本土防衛のため1日でも長く硫黄島を死守することに意味があると考えた栗林は、防衛計画を練り直す。今までの上官とは違い、合理的な思想を持つ栗林は、将兵に無意味な万歳突撃や自決を禁じ、硫黄島地下に坑道をめぐらせ要塞化し、苛酷な持久戦に持ち込もうする...。
これ、太平洋戦争最大の戦闘とされる硫黄島の戦いを日米双方の視点から描いた「硫黄島プロジェクト」の日本側視点の作品。硫黄島の各所にトンネルを掘り進め、地下要塞を築いた栗林中将らは、圧倒的に不利な戦局にあっても優れた知性と人間味あふれる采配で、米軍相手に36日間にもおよぶ長期戦を戦い抜いた。こんな物語には、日本人特有の皇軍思想という精神構造が丹念に描かれ、迫力あってグロテスクな戦闘シーンや手榴弾で自害するシーンもあり、目をそむけてしまうほど。これもClint Eastwood監督の秀作の1つ。
「銭湯 ミニチュアコレクション」という銭湯ガチャ。ゴッドのご好意でキング・オブ・銭湯の大黒湯をいただく。月末の北千住めぐりに向けて、あがるテンション。ありがとうございました。
ひさしぶりに会社行ってから今日の湯活は恵比寿の「宝来湯」へ。ビル型で、ちょっと珍しく地下にある湯屋で、コンパクトで清潔感あふれてる。深湯のバイブラに、強めのジェット湯があって、ペンキ絵はないけど、丸山絵師の逆さ富士と中島絵師の赤富士のポスターが貼ってあって、なかなかよいです。世田谷区、目黒区、品川区に続き、渋谷区銭湯コンプリート。いいお湯をありがとうございました。
あのRockyシリーズからの新展開「Creed/クリード チャンプを継ぐ男」(2015/Cinema)、ひさびさに観直してみた。
こんなあらすじ。30年前に亡くなった元世界チャンピオンApollo Creed(Carl Weathers)の息子であるAdonis Creed(Michael B.Jordan)は父親に憧れ、会社を退職した。Adonisはフィラデルフィアに引越し、かつてAppolloと戦い親友だった元世界チャンピオンのRocky(Sylvester Stallone)にトレーナーになってほしいと申し出る...。
これ、かつてのライバルAppolloの遺児がRockyから特訓を受け、世界チャンプを目指すという物語。この息子のトラウマとか年老いたRockeyの孤独感とかがあいまって運命に立ち向かっていくんだけど、特にチャンピオンとの試合のシーンで打たれて倒れても、前のめりに立ち上がる時に流れるあのRockyのテーマを聞くと、中学生のときニュー八で観た高揚感が今でも蘇る。さ、「Creed II/クリード 炎の宿敵」(2018)も観よう。
ひさしぶりに観直した「Flags of Our Fathers/父親たちの星条旗」(2006/Cinema)について。
こんなあらすじ。太平洋戦争末期、硫黄島への上陸を果たした米軍は、日本軍の粘り強い守りに意外な苦戦を強いられていた。やがて6人の米兵が島の山頂に星条旗を打ち立てる様子を撮った1枚の写真が、本土の米国民たちを熱狂させ、英雄となった彼らは祖国に呼び戻され、戦費調達の国債キャンペーンで全米中を旅することになった。しかし6人のうち3人は既に戦死し、残るJohn "Doc" Bradley(Ryan Phillippe)、Ira Hayes(AdamBeach)、Rene Gagnon(Jesse Bradford)は戦友達を最前線に残したことに苦悩していた...。
これ、太平洋戦争最大の戦闘とされる硫黄島の戦いを日米双方の視点から描いた「硫黄島プロジェクト」のアメリカ側視点の作品。硫黄島での死闘と、戦場に星条旗を打ち立てる有名な写真の被写体となった兵士達...その舞台裏に秘められた意外な真実が描かれている。しっかし、激闘に身を置いた兵士達の心情が痛いほど伝わってくる。Clint Eastwood監督の秀作の1つ。
在宅勤務もそろそろ7ヶ月目に突入する今日このごろ、気分転換に三茶・太子堂の「冨士見湯」へ。水圧強すぎなバイブラとジェット湯、ラベンダーとカモミールの薬湯、そしてキンキンに冷えた水風呂。固まった頭と肩がほどけてくのがたまらん。いいお湯、ありがとうございました。
ひさしぶりに観直した「Raging Bull/レイジング・ブル」(1980/Cinema)について。
こんなあらすじ。NYのスラム出身のミドル級ボクサーJake LaMotta(Robert De Niro)は、マネジャーを務める弟のJoey(Joe Pesci)がマフィアと手を握ったことから時折、八百長試合に手を染めつつも、1949年ついに世界チャンピオンとなった。その一方で次第に妻Vickie(Cathy Moriarty)への病的な嫉妬心が募り、妻と弟の仲を疑ったJakeは、2人をめった打ちにする...。
これ、実在のミドル級ボクサー、Jake LaMottaの栄光と挫折の半生を描いたもの。試合での壮絶なボクシングシーン、八百長試合、プロモーターとの確執などを描きつつも、自らの猜疑心によって妻や弟を失う男を描いた人間ドラマだと思う。しっかし、全編のほとんどを占める白黒画面は美しいし、血みどろな試合の凄惨さが よりストレートに伝わってくる。素直にいい映画だと思う。
「銭湯 ミニチュアコレクション」という銭湯ガチャ。昨日の蒲田 改正湯で懲りたはずなのに、銭湯と富士山の銭湯絵を。中島絵師のペンキ絵、お湯の感じ…やばいハマってきた。
「It Chapter Two/IT/イット THE END "それ"が見えたら、終わり。」(2019)を観て、もう一度観直したくなった「IT/IT/イット "それ"が見えたら、終わり。」(2017/Cinema)について。
こんなあらすじ。1988年、メイン州の田舎町デリーでは子供が突然失踪する事件が相次いでいた。そんな中、吃音にコンプレックスを持つ少年Bill(Jaeden Lieberher)は幼い弟のGeorgie(Jackson Robert Scott)を土砂降りの外でひとり遊ばせるが、弟は大量の血痕を残して行方不明になってしまう。やがて弟の失踪に責任を感じるBillをはじめ、Losers(負け犬クラブ)と揶揄されるいじめられっ子の仲間達ちは、不気味なピエロの姿をした"それ"(Bill Skarsgård)が事件の裏に隠れていることを知り、力を合わせて立ち向かおうとする...。
子供の連続失踪事件が相次ぐ田舎町を舞台に少年少女達が事件の中心にいる謎の存在"それ"に立ち向かっていくホラー映画。身内の失踪や学校でのいじめ、親からのDVなどそれぞれ問題を抱えた子供達が団結し、勇気を振り絞り、"それ"に立ち向かうんだけど、どこか懐かしくてノスタルジック。これに恐ろしい"それ"が絡むんだけど、冒頭の腕を食いちぎられるシーンから今回もイッキにのめり込んでしまった。素直に名作だと思う。
蒲田昼風呂、2湯目はずっと気になってた「改正湯」へ。大きめなマンション型の銭湯で、洗い場にはどーんとそびえるドットタイル絵の富士山があり、その下の大きな水槽にはたくさんの金魚が泳いでる。で、熱めのシルク風呂の気泡を浴びたあとは、熱い黒湯と確かに珍しい黒湯炭酸泉に入り、黒湯水風呂でクールダウン。この黒湯交互浴を何度も繰り返して、ほんと滝汗かきました。あーすっきり。ここ、再訪決定です。いいお湯をありがとうございました。
今日は蒲田で昼風呂。うかがったのは「蒲田福の湯」。マンション型のきれいな銭湯で、ちょっと熱めのバイブラとジェット付きの座風呂に、ほどよい温度の岩風呂。風呂に入っているとうぐいすの鳴き声聞こえる。こじんまりといい湯屋でした。ありがとうございました。
「IT/IT/イット "それ"が見えたら、終わり。」(2017)の続編、「It Chapter Two/IT/イット THE END "それ"が見えたら、終わり。」(2019/Cinema)について。
こんなあらすじ。メイン州の田舎町デリーに出没し子供達の命を奪っていた不気味なピエロの姿をした"それ"ことPennywise(Bill Skarsgård)を、Bill(Jaeden Lieberher)やBeverly(Sophia Lillis)らLosers(負け犬クラブ)のメンバーたちが撃退してから27年後。再びデリーで不可解な連続児童失踪事件が起き、Losersのメンバーにデリーへ帰ってくるように促すメッセージが届く。町を出た者も多かったが、新たな事件の発生を知って27年前に交わした約束を果たすべく、大人になったBill(James McAvoy)Beverly(Jessica Chastain)達はデリーに戻って再会する...。
前作の「少年少女時代」と今作の「大人になった時代」の2度に渡って、邪悪なピエロとの闘いが展開するんだけど、両方の時代のエピソードが交互に進み、成長していく登場人物の姿がなんかノスタルジックでいい。とはいっても、恐ろしいシーンも満載で、169分という時間があっという間でよい疲労感が残った。それにしても原作者のStephen Kingが質屋の店主としてカメオ出演しているのが最高だった。せっかくなんでもう一度前作を観直してみよう。
健康ランド末広湯での湯活帰り、要町の「手もみラーメン 福しん」でちょっと一杯。いただいたのは「手もみラーメン」(390円也!)。醤油味と鶏ガラのスープに手もみの縮れ麺、メンマ、海苔、葱に叉焼。さっぱりとしていて、滝汗かいた体に塩味が沁みる。しっかしこのコスパは凄い。ごちそうさまでした。
今日の湯活は、豊島区要町の住宅街に秘境のようにある「山の湯」。昔ながらの浴場で、洗い場の中央にひょうたん型の湯がある。今日は赤香の湯でバイブラとジェットに分かれていて、なかなか熱い。よもぎ漢方のスチームサウナもあるし、水シャワーで何度も交互浴しました。丸山絵師による七尾湾のペンキ絵は雄大だし、ほんと気持ちいいです。いいお湯をありがとうございました。
昼飯、本日ふたたびの駒沢で、KOMAICHI&CAFEの「KOMAICHI風唐揚げプレート」。からっと挙がった醤油味がたまらん。ちなみに家人はタルタルソースが美味い「チキン南蛮プレート」。茶色いもんばっか。ごちそうさまでした。
今日の湯活は、千代田区大手町の「稲荷湯」へ。富士山と三重の塔と桜とひまわりのペンキ絵でほっとしつつ、L字型の湯船には強めなバイブラとジェットがあって、結構熱い。皇居ランナーが多いみたいで、まずまず混んでました。いいお湯、ありがとうございました。
第一次世界大戦の記録映像をもとにPeter Jackson監督が再構築したドキュメンタリー映画「They Shall Not Grow Old/彼らは生きていた」(2018/Cinema)について。
これ、イギリスの帝国戦争博物館に保管されていた100年前の戦争記録映像が再構築されたもの。次第に泥沼化する戦場で、若き兵士達が母の名を叫び倒れるように死にゆく様とか、戦死した仲間の埋葬とか、迫力ある戦車や爆撃シーンとか、塹壕から飛び出す歩兵達とかに加え、休憩や食事の風景、トイレのシーンとかまでが鮮やかでリアルな戦争記録映像として観ることができた。
しっかし、Peter Jacksonは2,200時間にもおよぶモノクロの映像を修復し、着色し、バラバラなスピードの映像を1秒24フレームに統一させ、イギリスBBCが保存していた600時間もの退役軍人のインタビュー音源をナレーションの形で構成し、映像と音声を合成し、足音や爆撃音など効果音を加え、一部の兵士の声は新たにキャストを起用し、読唇術を用いて当時のなまりのある話し方まで再現したとのこと。神は細部に宿る....。
先日観た「Doctor Sleep/ドクター・スリープ」(2019)。その40年前の前作「The Shining/シャイニング」(1980/Cinema)、ひさしぶりに観直してみた。
こんなあらすじ。小説家志望のJack Torrance(Jack Nicholson)は、雪深く冬期には閉鎖されるホテルに、管理人としての職を求めてやって来た。支配人のUllman(Barry Nelson)は、かつてこのホテルで起きた惨殺事件について語ったが、全く気にしないJackは、妻のWendy(Shelley Duvall)、息子のDanny(Danny Lloyd)と共にホテルに住み込むことを決める。そのDannyは不思議な能力"Shining(輝き)"を持つ少年であり、このホテルで様々な超常現象を目撃する...。
Stephen Kingが書いた原作とは異なり、閉ざされたホテルの中で静寂や孤独に耐えられず自ら発狂していく様として、Stanley Kubrickは描いているんだけど、今観てもこの映画のリアリティは凄い。以前観た時は、スローで撮影されたエレベーターから大量に流れ出す血のシーンが印象的だったけど、今回一番よかったのは、Jackがタイプライターで書いた小説をWendyが読み上げるシーン。このシーンからイッキに加速する不気味さはほんとたまらない。もう一度、「Doctor Sleep/ドクター・スリープ」を観直そう。
今日も在宅勤務を終え、気分転換にチャリで千歳船橋の「世田谷温泉 四季の湯」へ。バイブラ、強烈ジェット、マッサージの熱めの湯、青色のローヤルゼリー薬湯に、キンキンに冷えた水風呂。若もんに親子に大先輩と結構混んでて、大丈夫だ。今週もなかび終了、いいお湯をありがとうございました。
自粛とかいろいろあったので3カ月ぶりに上町・ボロ市通りのBarber Shop SURFACEへ。畳屋で再営業なんだけど、この間、3回ほど自分でバリカンで刈ってたけど、やっぱりぜんぜん違う。というわけでほぼボウズで今日もさっぱり。
ひさしぶりに観直した「Cape Fear/ケープ・フィアー」(1991/Cinema)について。
こんなあらすじ。婦女暴行の罪で服役したMax Cady(Robert De Niro)は、担当弁護士Sam Bowden(Nick Nolte)のせいで敗訴したと考え、その恨みを自らの体に刺青として彫り込み、憎悪の執念を14年間持ち続けていた。そして出所したMaxは、Sam一家の住む邸宅を調べて接近し、服役中に独学した法律の知識を生かしながら嫌がらせ行為を加え始める...。
憎悪と復讐心を蓄えた男と、その復讐相手にされてしまった弁護士とその家族の恐怖を描くサイコスリラー。Martin Scorsese監督によるリメイク版なんだけど、やっぱりこの映画でいいのは2人の男優の演技。Nick Nolteは浅はかで肝の据わっていない小心者弁護士を演じ、De Niroは変質的で妄想と因縁に溢れたストーカーを熱演してる。さらにどこかヒッチコック的な演出とか、ありえない過剰な描写とか懐かしい感じもする。ほんと濃厚な作品だと思う。
伊坂幸太郎の原作を読んでいたので、なんとなく観たくなった映画版「陽気なギャングが地球を回す」(2006/Cinema)について。
こんなあらすじ。他人の嘘を見抜くことができる成瀬(大沢たかお)、精密な体内時計とドライビングテクを持つ雪子(鈴木京香)、スリの天才の久遠(松田翔太)、そして演説をさせたら右に出る者はいない響野(佐藤浩市)...銀行での爆弾騒ぎで偶然出会った彼らはそれぞれの特技を活かせば無敵だと銀行強盗チームを結成し、何度も仕事を成功させてきた。しかし、ある時銀行強盗自体は成功しながら、突如現れた覆面の男達に大金をあったり奪われてしまう...。
原作に忠実だし、会話の妙も間もいいし、今となっては技術的なチープさがちょっと微笑ましいCGなど楽しいクライムコメディだった。
NHKの「SONGS 佐野元春」について。
デビュー40年の今年、9年ぶりに出演した佐野元春。インタビュアーであり長年のファンである武田真一キャスターと元春が語るんだけど、その中で元春レディオショー、言葉とビートについて、3分間で中で多くを歌うこと、成長というテーマについて、NYCで過ごした1年とAlbum「VISITORS」(1984)について、コロナ禍での「エンタテインメント」とその先にある表現やアートについて...ほんと変わらない。
しっかし、演奏された「約束の橋」も「ニューエイジ」も「エンタテインメント!」、素晴らしかった。いい番組だった。
● On Air Set List:SONGS 佐野元春 (NHK)
M-01. 約束の橋
M-02. ニューエイジ
M-03. エンタテインメント!
ひさしぶりに観直した「Taxi Driver/タクシードライバー」(1976/Cinema)について。
こんなあらすじ。ベトナム戦争から帰還した元海兵隊のTravis(Robert De Niro)はタクシー会社に就職し、夜の街をタクシーで流しながら、世界の不浄さに苛立ちを感じていた。大統領候補の選挙事務所に勤めるBetsy(Cybill Shepherd)と親しくなったTravisだったが、彼女をポルノ映画に誘ったことで絶交されてしまう。心は荒んでいくTravisだったが、停車中のタクシーに逃げ込んで来た幼い売春婦Iris(Jodie Foster)が、ポン引きの男によって強引に連れ戻される場面に遭遇する...。
N.Y.を舞台にタクシードライバーとして夜の街を当てもなく走り続ける元海兵隊員が、腐敗した社会に対する怒りや虚しさや孤独感から精神を病み、最後は狂気な行動に走る姿を描いたMartin Scorseseの怪作。Jazzyな音楽が流れる中、腐った夜のN.Y.が映り出され、Travis自身の壊れた心象映像がかぶっていくのがいい。そして、Travisの狂気が徐々に増幅し、Irisを助けるという必要以上の責任感が生んだ最後の虐殺シーンもいいし、Irisの両親からの手紙のシーンもなんとも言えない不気味感につつまれる。何回観ても精神の危うさが伝わる映画だと思う。
せっかく文京区まで来たので、冨士見湯と同じ白山にある「白山浴場」で、今日の2湯目。マンション型の銭湯で、こじんまりとしてるけど、薬湯もバイブラ湯もジェット湯もあって、しかも今日は全湯がさわやかなシーカーサー湯だった。しっかし、プリンスばりの紫ペイズリーのモザイク画がやたらかっこいい。しっかしここも湯が熱かった。あーすっきり、来週もがんばろう。
文京区白山の「冨士見湯」、昭和12年創業の銭湯が10月末で廃業されると聞き、さよなら湯活。蔦がからまり趣のある宮造りの浴場で、脱衣場の縁側も格天井もほんと歴史がある。大きな冨士見のドットモザイク絵の下にはシーカーサーの薬湯、バイブラ湯がある。ともかく熱いんだけど、水風呂はキンキンに冷えてて、とても気持ちいい。残念ですけど、コロナ、設備の老朽化、後継者不足という店主の言葉が重すぎます。お疲れさまでした。いいお湯をありがとうございました。
Loveの病院からの帰り道、昼飯はずっと気になってた経堂の「鉄板焼肉 大当り」へ。積み木で傾斜をつけた熱々の鉄板にはキャベツと肉が盛られ、肉からの脂が溜まるところに特製辛味噌を混ぜ、肉とキャベツをつけていただく。白ご飯と合うなぁ。ごちそうさまでした。
ここ数日、Loveの食欲が悪かったので、経堂の川瀬獣医科医院緑道分院で精密検査を受ける。結果、血液検査、エコー検査、レントゲンなどを診ていただき、肺水腫の再発は大丈夫そう。点滴をうっていただき、様子をみることに。とりあえずホッ。
夕飯は寒くなったので、今年初おでん。まずは、世田谷上町の「手作りねりもん よね屋」で、たこぼう、餃子、焼売、玉ねぎ、松陰ジンジャーにこんにゃく玉。さらに世田谷駅近く「や亀や」で、チーズボール、レンコン。そしてはんぺんとだいこん入れて、白ワインで酔っぱらい。おでんの季節になりました。ごちそうさまでした。
昭和23年創業の江東区「久の湯」がこの10月末に閉店されるということで、今日はさよなら湯活。去年12月に描き直された丸山絵師の富士山ペンキ絵を眺めながら、熱いバイブラ湯、座風呂、アロエエキスの薬湯に入る。あー気持ちいい。72年間お疲れさまでした。いいお湯をありがとうございました。
あの「The Shining/シャイニング」(1980)の40年後を描いた「Doctor Sleep/ドクター・スリープ」(2019/Cinema)、やっと観た。
こんなあらすじ。40年前、雪に閉ざされた山奥のホテルで父親Jack(Jack Nicholson)に殺されかけたことが今でもトラウマになっているDanny(Ewan McGregor)。トラウマに苦しみながらも、ホスピスで働き、"Shining(輝き)"と呼ぶ超能力で患者達を癒やし、周囲から"Doctor Sleep"と呼ばれていた。同じ頃、子供ばかりを狙った連続誘拐殺人事件が起こり、Dannyは自分と同じような特殊能力によって事件を目撃したという少女Abra(Kyliegh Curran)からのSOSを感じ取る...。
これ、一家を襲った雪山のホテルでの恐ろしい出来事から40年後、生き延びた息子Dannyが遭遇する新たな恐怖を描いたホラー映画。前作のあの「The Shining/シャイニング」では、Stephen Kingの原作を離れ、監督Stanley Kubrickが独自に造り上げたホラーだった。つまり原作では邪悪な意志をもつホテルがJackを狂気に導いているが、一方映画では、超常的なシーンあるもののホテルの邪悪な意思よりも閉ざされたホテルの中で、Jackは孤独に耐えられず狂したようにも描かれている。
で、今回の「Doctor Sleep/ドクター・スリープ」もStephen King自身が続編小説を書いているが、Kingの意向に沿うような正義vs悪の超能力大戦のとして描き、あの悪夢のホテルを再現することで前作映画「The Shining/シャイニング」ともリンクしている。惨劇の幕開けとなったホテルメインラウンジやバー、雪の巨大迷路などをちゃんと描いているのがいい。
ひさしぶりに「The Shining/シャイニング」を観てから、もう一度この「Doctor Sleep/ドクター・スリープ」を観直したいと思う。
ジワジワと観直してる"Terminator"シリーズ。「The Terminator/ターミネーター」(1984)、「Terminator 2:Judgment Day/ターミネーター2」(1991)、「Terminator 3:Rise of the Machines/ターミネーター3」(2003)、「Terminator Salvation/ターミネーター4」(2009)、「Terminator Genisys/ターミネーター:新起動/ジェニシス」(2015)に続き、第6作「Terminator:Dark Fate/ターミネーター:ニュー・フェイト」(2019/Cinema)について。
こんなあらすじ。2020年メキシコ。自動車工場で働いている女性Dani(Natalia Reyes)は、未来から来たTerminator"REV-9"(Gabriel Luna)に襲われるが、同じく未来から来た女性強化型兵士Grace(Mackenzie Davis)に救われる。REV-9の追跡を受ける中、かつてTerminator達と戦ってきた女性Sarah(Linda Hamilton)はDani達を救う...。
James Cameronが製作として復帰し、Arnold SchwarzeneggerとLinda Hamiltonも登場する「Terminator 2:Judgment Day/ターミネーター2」(1991)の28年ぶりの続編がこれ。未来のために繰り返されるテクノロジーの暴走と立ち向かう人々を描くこのシリーズ、James Cameronの復帰により、あのT1やT2の世界観がよみがえったと思う。これぞ、ターミネーター、劇場に行けばよかった。また観よう。
銀座からの帰り道、京橋の「銀座湯」で今日の湯活。さっきまでいた銀座プレイスからの風景が描かれたモザイク画を眺めながら、熱い湯に入るのがなんとも不思議です。しっかしここの清潔感はいつ来ても気持ちがいいです。いいお湯、ありがとうございました。
ちょいちょい読んでる原田マハ。世田谷区中央図書館で借りて読んでみた「風神雷神 Juppiter,Aeolus」<上/下>(PHP研究所)について。
こんなあらすじ。20xx年秋、京都国立博物館研究員の"望月彩"のもとに、マカオ博物館の学芸員"レイモンド・ウォン"名乗る男が現れた。彼に導かれ、マカオを訪れた彩が目にしたものは、「風神雷神」が描かれた西洋絵画と天正遣欧少年使節の一員"原マルティノ"の署名が残る古文書、そしてその中に記された「俵…屋…宗…達」の四文字だった...。
織田信長と狩野永徳にその才能を見出された天才少年絵師・俵屋宗達が、天正遣欧少年使節ともにヴァチカンへ旅し、そこでローマ法王に謁見し、イタリア・ルネサンスを体験するという壮大な冒険物語がこれ。織田信長の命を受け、狩野永徳による傑作「洛中洛外図屏風」を俵屋宗達も永徳のもとで一緒に描くシーン、嵐や日照りや強烈な船酔いなど降りかかる試練をかいくぐりながら、天正遣欧少年使節がついにヨーロッパの地にたどり着くシーン、そして、ダヴィンチの描いた「最後の晩餐」のもとでバロックの巨匠・カラバッジョと出会い、雷神/ユピテルと風神/アイオロスの絵をお互いに贈るシーンとか、荒唐無稽な物語なんだけどやたら楽しい。いやー読み応えありました。
cf. 原田マハ 読破 List
- カフーを待ちわびて (2006)
- 一分間だけ (2007)
- ランウェイ☆ビート (2008)
- さいはての彼女 (2008)
- キネマの神様 (2008)
- 花々 (2009)
- 翼をください (2009)
- 本日は、お日柄もよく (2010)
- 星がひとつほしいとの祈り (2010)
- 風のマジム (2010)
- まぐだら屋のマリア (2011)
- 永遠をさがしに (2011)
- いと-運命の子犬-/原田マハ(文)・秋元良平(写真) (2011)
- 小説 星守る犬/原田マハ(著)・村上たかし(原作) (2011)
- 楽園のカンヴァス (2012)
- 旅宿おかえり (2012)
- 生きるぼくら (2012)
- いつも一緒に -犬と作家のものがたり-/新潮文庫編集部(編)・檀ふみ・小路幸也・遠藤周作・角野栄子・伊丹十三・鷺沢萠・伊集院静・江國香織・幸田文・久世光彦・小川洋子・佐藤愛子・糸井重里・原田マハ・島尾敏雄・馳星周・小澤征良・山崎豊子・唯川恵(2013)
- ジヴェルニーの食卓 (2013)
- 総理の夫 First Gentleman (2013)
- 翔ぶ少女 (2014)
- 太陽の棘 (2014)
- 奇跡の人 The Miracle Worker (2014)
- あなたは、誰かの大切な人 (2014)
- 異邦人(いりびと) (2015)
- モダン (2015)
- ロマンシエ (2015)
- 暗幕のゲルニカ (2016)
- デトロイト美術館の奇跡 DIA:A Portrail of Life (2016)
- リーチ先生 (2016)
- 恋愛仮免中/奥田英朗・窪美澄・荻原浩・原田マハ・中江有里 (2017)
- サロメ (2017)
- アノニム (2017)
- たゆたえども沈まず (2017)
- いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画 (2017)
- スイート・ホーム (2018)
- フーテンのマハ (2018)
- 常設展示室 Permanent Collection (2018)
- 美しき愚かものたちのタブロー (2019)
- 風神雷神 Juppiter,Aeolus (2019)
今日の在宅はひさしぶりに外めし。行ったのは松陰神社の「浅草もんじゃ 土蛍」で、「和風ハンバーグ定食」をいただく。大きめの肉肉しい肉がなかなかいける。しかもチラシを持っていったんで、タダめし。すばらしいタダ。ごちそうさまでした。
WOWOWで放送された「Dragon Ash Tour FREEDOM ~新進シャンソン歌手総出演新春シャンソンショウ~」について。ふたたび観てみた。
これ、Dragon Ashが2009/5/8 Zepp Tokyoで行ったLive。Album「Freedom」の曲を中心に新旧おり混ざって、Balanceのいい構成なんだけど、なんかIKUZONEの姿に目がいってしまう。青と赤のBass、ヘッドホン、パンツ、半分に分けた髪...まるでお釈迦様のようだ。これからもDAを、日本のMixture Rockを見守ってほしいと思った。
で、特によかったのは、いきなりの陽性なLatin Tune「Freedom」、切なくて強いメロの「Desperado」、ジワっとしみる「Ivory」、優しいMidium Tuneの「Sunset Beach」、強いBEATの「Beautiful」、街の陽が浮かぶ祈りの歌「few lights till night」、懐かしくて勇気をくれる「Velvet Touch」、音がどんどん激しくなる「Mixture」、歌詞もサビも抑揚あるメロもいい「繋がりSUNSET」、こんな状況だからこその「Dear Mosh Pit」、爆発力の「Fantasista」、美しい「morrow」、そして歌詞が響く「運命共同体」あたり。またDAのLiveに絶対行きたい。
● On Air Set List:Dragon Ash Tour FREEDOM ~新進シャンソン歌手総出演新春シャンソンショウ~ (WOWOW)
M-01. Freedom
M-02. Desperado
M-03. Ivory
M-04. Big Town Rhapsody
M-05. Sunset Beach
M-06. Beautiful
M-07. few lights till night
M-08. Velvet Touch
M-09. Ordinary
M-10. Mixture
M-11. 繋がりSUNSET
M-12. Dear Mosh Pit
M-13. Fantasista
M-14. morrow
M-15. 運命共同体
* Filmed Live at Zepp Tokyo,on 8th May 2009.
* Dragon Ash are kj(vocal & guitar),MAKOTO(drums),IKUZONE(bass),BOTS(turntable),HIROKI(guitar),ATSUSHI(dancer),DRY-V(dancer).
7月のリニューアル、すみません、行けてなかった世田谷代田の「新寿湯」で、今日の湯活。フロントとロビーが大きく変わり、無農薬野菜を販売中でびっくりした。で、浴場は古い喫茶店のようなレンガ絵が変わってなくて、今日は熱いゆず薬湯でした。あー今日もすっきり、いいお湯をありがとうございました。
WOWOWで放送された「Dragon Ash Tour 2007 & Document ~DEVELOP THE MUSIC~」について。ふたたび観てみた。
これ、Dragon Ashが2007/6/9 韓国Melon AX、Tour最終日2007/6/29 Zepp Tokyoで行ったLiveとそのオフショットを追ったドキュメンタリー番組。まずはZeppのほうだけど、メンバーのスタジオ入りから楽屋の風景、リハーサルやそのリハでの武田真治とのセッション確認などが盛り込まれている。また、韓国のほうは、韓国への出入国、韓国メディアとの取材、プルコギや朝からキムチと焼肉、そしてリハの模様が収録されている。韓国での根強い人気も凄い。
で、Liveのほうだけど、DAのラテンMusicを取り込んだ傾向をある程度達成したTourだと思う。Rock、Punk、Hip-Hop、Reggae、Drum'n Bass、Electronica、Turn TableにLatin Tasteが加わり、彼らのMixtureが見事に融合したLiveだったと思う。特によかったのは、メランコリックなLatin Tuneの「Develop the music」、美しくて性急なメロの「Just I'll Fly」、枯れた祈りの歌の「Fly」、Rhythmがいい「Palamas Rock(feat.UZI-ONE)」、力強いBEATにアレンジされている「under age's song」、喜びの歌の「Luz del sol(feat.大蔵 From ケツメイシ)」、武田真治のSaxが切ない「El Alma(feat.SHINJI TAKEDA)」、イントロだけで鳥肌が立つ「百合の咲く場所で」、5個の打楽器から穏やかなメロへと続く「few lights till night」、そして歌詞がいい「Beautiful」あたり。またDAのLiveに絶対行きたい。
● On Air Set List:Dragon Ash Tour 2007 & Document ~DEVELOP THE MUSIC~ (WOWOW)
M-01. Develop the music *1
M-02. stir *1
M-03. Just I'll Fly *1
M-04. Fly *1
M-05. Dark Cherries *1
M-06. Libertad de fiesta *1
M-07. Palamas Rock(feat.UZI-ONE) *1
M-08. Develop the music *2
M-09. Ivory *2
M-10. Rainy *2
M-11. Samba`n'bass *2
M-12. under age's song *1
M-13. Luz del sol(feat.大蔵 From ケツメイシ) *1
M-14. El Alma(feat.SHINJI TAKEDA) *1
M-15. Loca Burnin'(feat.SHINJI TAKEDA,アイニ) *1
M-16. 百合の咲く場所で *1
M-17. few lights till night *1
M-18. Beautiful *1
*1:2007.6.29@Zepp Tokyo -DEVELOP THE MUSIC-
*2:2007.6.9@韓国Melon AX -DEVELOP THE MUSIC in Korea-
* Dragon Ash are kj,IKUZONE,MAKOTO SAKURAI,BOTS,HIROKI,ATSUSHI,DRY-V.
* UZI-ONE,大蔵,SHINJI TAKEDA,アイニ
* Produced by INNOVATOR inc.,WOWOW INC.
面白そうだったのでちょっと観てみた「A Ghost Story/A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー」(2017/Cinema)について。
こんなあらすじ。テキサス郊外の小さな一軒家でC(Casey Affleck)とM(Rooney Mara)の若い夫婦は、幸せな日々を送っていたが、ある日Cが交通事故で急死してしまう。妻のMは病院でCの遺体を確認すると病院を後にするが、死んだはずのCはシーツをかぶった状態で起き上がり、Mと暮らしていたわが家へ向かう。幽霊になったCは、自分の存在に気付かず悲しみに暮れるMを見守り続ける...。
これ、事故死した夫がシーツを被った幽霊になって残された妻を見守る様を描いたファンタジー映画。幽霊の映画といってもホラーではなく、幽霊となった夫は生きている妻とコミュニケーションを取ることななく、ただただ徹底して幽霊からみた視点や意識や記憶で、ぼんやりとゆったり進んでいく。生も死も超えた存在を描いていて、アート色が強い不思議な作品だった。
今日の夕飯、ひさしぶりにひさしぶりに上町のインド料理屋「Asian Foods Restaurant SAHARA」 でテイクアウトしたキーマカレーの中辛、巨大ナン。ほんとスパイスが効いてて、やっぱり美味しい。ごちそうさまでした。
WOWOWで放送された「Dragon Ash Tour ~Rio de Emocion~ 2005」について。
これ、2005/11/25 横浜BLITZでのDragon AshのLiveが収録されたもの。この時期のDAは中南米やLatinなムードが強かった頃。Mixtureの幅を広げてくれたし、オレたちにLatin Musicの熱さや美しさを教えてくれたと思う。
特によかったのは、まずはLatin ModeでLive開始の「Los Lobos」、情熱と情感あふれる「Just I'll say」、枯れたMelody Lineの「Palmas rock feat.UZI-ONE」、Reggaeのリズムに美しい光景が浮かぶ好きな曲の「夕凪Union」、HeavyなMixtureの「Aim high」、ともかくメロがいい「Crush the window」、フロアもステージも爆発した「Fantasista」、訴えてくる詩もいい「Fever」、そしてステージに客をあげての「something in view」あたり。またDAのLiveに絶対行きたい。
● On Air Set List:Dragon Ash Tour ~Rio de Emocion~ 2005 (WOWOW)
M-01. Los Lobos
M-02. Scarlet needle
M-03. Just I'll say
M-04. Palmas rock feat.UZI-ONE
M-05. Cloverleaf
M-06. 夕凪Union
M-07. Invitation
M-08. Round up
M-09. Aim high
M-10. resound feat.HIDE,136
M-11. Crush the window
M-12. Fantasista
M-13. Fever
M-14. something in view
* Filmed Live at Yokohama Blitz,Kanagawa on 25th.Nov.200.
* Dragon Ash are kj(vocal & guitar),MAKOTO(drums),IKUZONE(bass),BOTS(turntable),HIROKI(guitar),ATSUSHI(dancer),DRY-V(dancer).
* Produced by INNOVATOR inc.,WOWOW INC.
今日の昼飯は、ずっと前から行きたかった板橋本町の町中華「中華かさま」へ。いただいたのは「半タンメン」(580円也)と「半チャーハン」(350円也)。湯活で滝汗かいた体に、野菜の優しい塩味スープがしみわたる。チャーハンも評判通りの美味しさで、また来たいです。ごちそうさまでした。
豊玉浴場から環七をバスで移動して、板橋の「愛染湯」で2湯目の朝風呂。天女たちが描かれたドットタイル絵を見ながら、高温風呂とジェット湯に入る。そのあとは、ミルク風呂の露天風呂と冷えた水風呂と外気浴で何度も交互浴できました。ここもいい浴場ですねぇ。ありがとうございました。
日曜日の朝風呂めぐり、まずは新江古田の「豊玉浴場」へ。大きな煙突が目立つレトロな浴場だけど、掃除が行き届いていて、大事に使われている。備長炭の熱い湯、ちょっとぬるい泡泡の湯、ショルダーマッサージとジェットの湯、そして桃の葉の寝風呂に交互に入る。風呂あがりに縁側で外気浴して、あーすっきり。いいお湯をありがとうございました。
ちょっと気になってたElton Johnの半生を描いたミュージカル伝記映画「Rocketman/ロケットマン」(2019/Cinema)について。
こんなあらすじ。1947年生まれの少年Reggie Dwightは早くからピアノの演奏に才能を発揮するが、不仲な父親Stanley(Steven Mackintosh)と母親Sheila(Bryce Dallas Howard)に愛されていないことに悩んでいた。やがて、Elton John(Taron Egerton)という名前で音楽活動を始めるが、Bernie Taupin(Jamie Bell)と出会いを、2人で作った「Your Song」などヒットナンバーを次々と世に送り出していく。そして、同性の恋人John Reid(Richard Madden)を自分のマネージャーに据えたEltonは、成功に反して孤独を感じ続け、アルコールやドラッグに溺れていく...。
Elton Johnの歌を聴いてきて、その優しさと美しさと強さはわかってたし、同性愛者であることもわかってたけど、家族や周囲から愛されないという問題に苦悩し、成功者ゆえの孤独と自身の傲慢さがここまで強烈だと思わなかった。Eltonのヒット曲が満載で、ショーアップされてるけど、その華やかさの裏にあるドロドロしたものが伝わってくる。そんな不思議なミュージカル映画だった。
ジワジワと観直してる"Terminator"シリーズ。「The Terminator/ターミネーター」(1984)、「Terminator 2:Judgment Day/ターミネーター2」(1991)、「Terminator 3:Rise of the Machines/ターミネーター3」(2003)、「Terminator Salvation/ターミネーター4」(2009)に続き、観直した「Terminator Genisys/ターミネーター:新起動/ジェニシス」(2015/Cinema)について。
こんなあらすじ。2029年、人類が人工知能を持つ機械軍との戦いに終止符を打とうとしていた。だが機械軍は、人類の指導者John Connor(Jason Clarke)の母Sarah Connor(Emilia Clarke)を暗殺して歴史を書き換えるべく、ターミネーター"T-800"(Arnold Schwarzenegger)を1984年の過去へ送り込んでいた。一方人類側も、Sarahを救う任務に志願した青年Kyle Reese(Jai Courtney)を1984年に送り込んだが、そこにはすでに未来を知って戦士となっていたSarahと彼女の守護者である別のT-800が存在していた...。
第3作「Terminator 3:Rise of the Machines/ターミネーター3」(2003)以来12年ぶりにSchwarzeneggerが出演したもの。時代設定としては、「The Terminator/ターミネーター」(1984)と同じだけど時間軸が異なるため、すでにSarahが戦士になっていたり、SarahとKyleの出会いが別の話に展開していったりと、パラエルワールド的世界観になっている。ただそもそもなんだけど、Kyle ReeseもJohn Connorも、過去のターミネーターを演じてきた役者たちと比べると演技も見た目も正直見劣りしてしまってなんか楽しめない...これ、第5作は生理的にダメだった。残るは第6作「Terminator:Dark Fate/ターミネーター:ニュー・フェイト」(2019)、ともかく全シリーズを観直していこう。
今日は早めにあがり、所用を済ませてから、飯田橋へ。行ったは神楽坂の路地裏にある「熱海湯」へ。昔ながらの宮造りの浴場で、脱衣所の格天井に、桜と富士山のペンキ絵、その下には鯉のタイル絵とレトロ感が満載。お湯は熱い備長炭風呂、あー気持ちいい。カランの水と窓から外気ですっきりできました。いいお湯をありがとうございました。
WOWOWで放送された「Dragon Ash -House of Velocity- 2003」について。
これ、2003/11/23 東京ベイNKホールでのDragon AshのLiveが収録されたもの。このLive映像を観てると、Dancerが入り7人体制になったDAの粗削りな勢いが伝わってくる。巨大スクリーンのBGVも凝ってるし、なんといってもIKUZONEの異彩感がたまらない。
特によかったのは、どこかPsychedelicな「House of Velocity」、Hardなリフの「Revive」、Spacyな「Massy Evolution」、3mcのHip Hop「United Rhythm feat.43K,FIG」、美しくて優しいメロの「静かな日々の階段を」、ストロークが気持ちいい「Sleep」、歌詞がいい「Invitation」、高速Tune「Day 6」、やっぱりドラマチックな「百合の咲く場所で」、抑揚がいい「Canvas」、ダントツの破壊力「antasista」、そしてSBKから「Episode 4 feat.SHUN,SHIGEO」あたり。またDAのLiveに絶対行きたい。
● On Air Set List:Dragon Ash -House of Velocity- 2003 (WOWOW)
M-01. House of Velocity
M-02. Posse in Noise
M-03. Revive
M-04. Massy Evolution
M-05. United Rhythm feat.43K,FIG
M-06. 静かな日々の階段を
M-07. Sleep
M-08. Invitation
M-09. Day 6
M-10. 百合の咲く場所で
M-11. Canvas
M-12. Fantasista
M-13. Episode 4 feat.SHUN,SHIGEO
* Filmed Live at Tokyo Bay NK Hall,Chiba on 23th.Nov.2003.
* Dragon Ash are kj(vocal & guitar),MAKOTO(drums),IKUZONE(bass),BOTS(turntable),HIROKI(guitar),ATSUSHI(dancer),DRY-V(dancer).
* Produced by INNOVATOR inc.,WOWOW INC.
ひさしぶりに下高井戸の「月見湯温泉」へ。雨が盛大に降ってるからか、とっても空いてる。で、メタケイ酸、フェロの天然温泉にじっくり入り、同じ源泉の冷えた水風呂にじっくり入る。備長炭の湯もほどよい熱さで気持ちいい。なかなか温泉に行けないけど、しょーがない。いいお湯をありがとうございました。
面白そうだったので観てみた実話「American Animals/アメリカン・アニマルズ」(2018/Cinema)について。
こんなあらすじ。2003年、ケンタッキー大学に通うWarren(Evan Peters)とSpencer(Barry Keoghan)は、大学の図書館にJohn James Audubonの時価1,200万ドル相当の画集「アメリカの鳥類」が所蔵されていることを知る。刺激のない生活にうんざりしていた2人は、画集を盗んで売ることを思いつき、大学の友人のChas(Blake Jenner)とEric(Jared Abrahamson)を仲間に加えて強盗計画を企てる。決行の日、老人に変装した4人は図書館に向かう...。
これ、大学生4人組が、図書館から高価な本を盗もうと実際に起こした強盗事件を映画化した犯罪サスペンス。退屈な毎日を過ごす彼らは「特別な人間になりたい」という動機から事件を企て、素人なりにも綿密な計画を練るんだけど、いざ実行に移すと失敗の連続になってしまう。で、この映画の凄さは当時を振り返る4人の役で本人たちが出演しているし、しかも強盗被害にあった司書も本人として出演してインタビューに応えているところ。4人の反省してるかどうかがわらないのところが面白かった。スタイリッシュな映像と音楽で、若者たちの群像をテンポよく描いた佳作だと思う。
朝の散歩、今日も涼しい。明日は雨か...。
仕事が終わってから、桜新町の「トリミングサロン ALAMON」でLoveのトリミング。肉球周りのムダ毛切り、爪切り、ひげ切り、肛門腺搾り、耳あか取りなどいつものメニューで。ちょっと開いてしまってごめん。
ジワジワと観直してる"Terminator"シリーズ。「The Terminator/ターミネーター」(1984)、「Terminator 2:Judgment Day/ターミネーター2」(1991)、「Terminator 3:Rise of the Machines/ターミネーター3」(2003)に続き、「Terminator Salvation/ターミネーター4」(2009/Cinema)をもう一度。
こんなあらすじ。Skynetによる核攻撃を受けた"審判の日"の後の荒廃した2018年の地球、人類は滅亡の危機にあった。わずかに生き残った人類は抵抗軍を組織し、機械との戦いに明け暮れていた。その部隊を率いるJohn Connor(Christian Bale)は、重大な宿命を背負う少年Kyle Reese(Anton Yelchin)を探していた。そのKyleは言葉が話せないStar(Jadagrace Berry)と一緒に、脳と心臓以外が機械化された人間と機械のHybridであるMarcus Wright(Sam Worthington)と行動を共にしていた...。
このT4では、これまで断片的に語られていた核戦争後の世界で生き残った人類とそれを絶滅しようするSkynet率いる機械軍との全面戦争が描かれている。ひさしぶりに観直して、McG監督の迫力を重視したスタイリッシュな演出とか、Sam Worthingtonの演技とか、CGで登場した若きArnold Schwarzeneggerとか、今観ても結構好きかも。ともかく全シリーズを観直していこう。
MTVで「MTV UNPLUGGED PRESENTS LIAM GALLAGHER/Liam Gallagher」(2019/DVD)が「MTV Unplugged:LIAM GALLAGHER」として放送されたんで観てみた。
これ、2019年8月にHull's City Fallで行われたLiam GallagherのMTVアンプラグドの映像版。OASISとしては、1996年にMTVアンプラグドに出演しているが、そのStageにはLiamは喉の不調で参加していない。急遽代役をこなしたのがNoelだけど、皮肉なことにそのLiam不在のパフォーマンスが大絶賛されてしまい、Liamにとっては今回が雪辱のStageになった。で、今回のLive、Band SetにStrings、観客の大シンガロングの中、Liamがやっぱり最高のSingerのひとりであることが実証されている。あの仁王立ちも変わらないのがうれしい。
特によかったのは、ソウルフルでもう最高な「WALL OF GRASS」、タメと抑揚のメロの「FOR WHAT IT'S WORTH」、自身の娘に捧げた「NOW THAT I'VE FOUND YOU」、酔いながら聴きたい「WHY ME? WHY NOT.」、OASISの曲から「SAD SONG」、大きなStrokeがいい「SOME MIGHT SAY」、ただただメロが素晴らしすぎる「CAST NO SHADOW」、ひさしぶりに聴けて泣けた「STAND BY ME」、そしてしっとりと「CHAMPAGNE SUPERNOVA」あたり。CDとしてReleaseされている「MTV Unplugged(Live at Hull City Hall)」も欲しくなった。
● MTV UNPLUGGED PRESENTS LIAM GALLAGHER/Liam Gallagher (2019/DVD)
M-01. WALL OF GRASS
M-02. FOR WHAT IT'S WORTH
M-03. NOW THAT I'VE FOUND YOU
M-04. WHY ME? WHY NOT.
M-05. SAD SONG
M-06. SOME MIGHT SAY
M-07. CAST NO SHADOW
M-08. ONCE
M-09. STAND BY ME
M-10. CHAMPAGNE SUPERNOVA
* Filmed Live at HULE CITY HALL.
* 2019 Viacom INternational Media Networks UK Limited.
M-01. Once~Wonderwall from「2019 MTV EMA」/Liam Gallagher
M-02. The River (Why Me? Why Not)/Liam Gallagher (PV)
M-03. Shockwave/Liam Gallagher (PV)
f. Liam Gallagher My CD/DVD List
- As You Were (2017/Album)
- Why Me? Why Not. (2019/Album)
- MTV UNPLUGGED PRESENTS LIAM GALLAGHER (2019/DVD)
なんかとっても忙しかった今日の在宅、ともかくホームベース銭湯 豪徳寺の「鶴の湯」へ。すずしくて、外気浴も水風呂も露天風呂もほんと気持ちいい。中島絵師のペンキ絵を眺めてるうちに、だーいぶすっきり。いいお湯をありがとうございました。
もう何回観たかわかんないくらい観ている「Midnight Run/ミッドナイト・ラン」(1988/Cinema)。ひさしぶりにもう一度観てみた。
こんなあらすじ。元シカゴ警察で今はL.A.で賞金稼ぎをしているWalsh(Robert De Niro)は、保釈金融会社のEddie(Joe Pantoliano)の依頼でギャングのJimmy Serrano(Dennis Farina)の金を横領した経理係のMardukas(Charles Grodin)の行方を追いかけることに。重要な証人であるMardukasは渡せないとSerranoを追うFBI捜査官Mosely(Yaphet Kotto)らはWalshの妨害をするが、車の中でMoselyの身分証を盗んだWalshはそれを偽造しNYCヘ飛び、Moselyの名を語ってMardukasを逮捕する。これによりWalshは、FBIとSerrano一味から追われることになる...。
これ、正義感の強い元刑事の賞金稼ぎが、マフィアの金を横領した経理係を捕まえ、L.A.に連れて帰るまでを描いた大陸横断ロードムービー。経理係を狙うマフィア、マフィアを逮捕したいFBI、ライバルの賞金稼ぎ、別れた妻子がからみやたら楽しいんだけど、どこかほろ苦さもある。しっかし、過剰な演出がないラストは何回観てもいい。公開当時映画館で観たし、DVDを買ったりとほんと自分の中で大切な映画のひとつだと思う。
WOWOWで放送された「Dragon Ash Live! [Let yourself go] 1999」について。
これ、1999/4/11、赤坂BLITZでのDragon AshのLiveが収録されたもの。最初に戦メリのメロが流れ、若い4人の姿が浮かぶ。そしてDiveが止まらず爆発する観客たち。これぞDAのLiveだと思った。しっかし、「陽はまたのぼりくりかえす」の曲中で涙するkjをチェックするIKUZONEの笑顔がほんと最高だ。
特によかったのは、Guitarから始まる1曲目「The Day dragged on」、Jazzyな「Don't worry 'bout me」、混沌とした音の塊の「Cherub Rock」、軽やかなRock Tune「Cowboy Fuck!」、やっぱりこの美しいメロが沁みた「Under Age's Song」、激しく訴える「Humanity」、この曲の高揚感がたまらない「Let yourself go,Let myself go」、3 piece Rockな「Face to Face」、ブルハの影響大なPunkの「チェルノブイリに悲しい雨が降る」、これもPop Punkの「Monkey Punch Monkey Kick」、激しいDiveが起きた「Mustang A GO GO!!!」、この曲でどっぷりDAにハマったOur Anthem「陽はまたのぼりくりかえす」、激しい疾走感の「Iceman」、そして美しい一体感の「Fever」あたり。またDAのLiveに絶対行きたい。
● On Air Set List:Dragon Ash Live! [Let yourself go] 1999 (WOWOW)
M-01. The Day dragged on
M-02. Don't worry 'bout me
M-03. Cherub Rock
M-04. Cowboy Fuck!
M-05. Under Age's Song
M-06. Humanity
M-07. Let yourself go,Let myself go
M-08. Face to Face
M-09. チェルノブイリに悲しい雨が降る
M-10. Monkey Punch Monkey Kick
M-11. Mustang A GO GO!!!
M-12. 陽はまたのぼりくりかえす
M-13. HOT CAKE
M-14. FUTURE
M-15. Iceman
M-16. Fever
* Filmed Live at Akasaka Blitz,Tokyo on 11th.April 1999.
ジワジワと観直してる"Terminator"シリーズ。「The Terminator/ターミネーター」(1984)、「Terminator 2:Judgment Day/ターミネーター2」(1991)に続き、ひさしぶりに観直した「Terminator 3:Rise of the Machines/ターミネーター3」(2003/Cinema)について。
こんなあらすじ。T-1000との壮絶な死闘から10年後、Skynetが人類に反乱し、核戦争が起きるはずだった1997年8月29日は無事に過ぎ、"審判の日"は回避されたかに思われた。母Sarah Connorを白血病で失い、成長したJohn Connor(Nick Stahl)は、無目的な逃亡生活を送りながらも、いまだに不安を感じていた。そんな中、Johnとその未来の副官達の抹殺のため、女性型Teiminator"T-X"(Kristanna Loken)が送り込まれる...。
Arnold Schwarzeneggerが三度演じたTerminator"T-850"、激しいアクションシーンは相変わらず。そしてラストで描かれたSkynetは巨大な中枢システムではなくインターネットで結ばれた破壊困難な分散型システムであったためついに"審判の日"が訪れたが、"T-850"はそのJohnを守るという目的は果たせたというストーリーはどうなんだろう。あとはJohn Connorを演じたNick Stahlの存在感の無さも正直ツライ。興行的にはそれなりに成功しているT3だけど、今回ひさびさ観直しても微妙だった。ともかく全シリーズを観直していこう。
今日は北区で朝風呂めぐり、まずは都電梶原駅近くの堀船「橘湯」へ。真ん中に配置された湯船には深湯、座風呂、寝風呂があってちょっと熱め。さらにスチームサウナで蒸されてから、ジュブナイルバスという全方位水シャワーで何度も交互浴しました。レトロな感じがよかったです。いいお湯をありがとうございました。
ミュージカル映画「Mamma Mia!/マンマ・ミーア!」(2008)の続編「Mamma Mia! Here We Go Again/マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」(2018/Cinema)について。
こんなあらすじ。ギリシャのカロカイリ島で母のDonna(Meryl Streep)との夢だったホテルを完成させたSophie(Amanda Seyfried)は、オープニングパーティーの準備に奔走していた。一方、NYCでホテル経営を学ぶ夫のSky(Dominic Cooper)に就職話が持ち上がり、母との夢にこだわるSophoeとSkyの間はぎくしゃくしていた...。
これ、前作から数年後の現在と、過去のDonnaの青春時代を描いた続編ミュージカル。エーゲ海の美しい海と島とABBAのメロディが圧倒的な幸せ感をくれる。ま、ストーリーは正直どうでもいいと思えるミュージカル。
運動かねてチャリで東高円寺まで行き、今日の湯活は杉並の「香藤湯」へ。天井が高い昔ながらの東京銭湯で、巨大ペンキ絵、熱くてバイブラがついた浴槽と座風呂、そしてサウナと冷えた水風呂がある。こじんまりしてて、清潔感があって、すっきりしました。いいお湯、ありがとうございました。
ほんとひさしぶりに駒沢Cafe「SLOW FOOD CAFE SMILE」へ。肉多めのミートソースに温玉のせ、酢漬け野菜とポテトのサラダにパン、ルイボスティー、グレープフルーツジュースに、わんこ用のパン。緊急事態宣言のとき、一度パスタをテイクアウトしたけど、お店に来たのはひっさびさ。ゆっくりしてます。ごちそうさまでした。
今から40年前に劇場公開された「復活の日」(1980/Cinema)。コロナ禍の中、ひさしぶりに観直した。
こんなあらすじ。生物兵器の弱毒化する過程でできた猛毒の新型ウイルス"MM-88"がスパイによって持ち出される。スパイの乗った航空機は、吹雪のため前方視界不良に陥り、岩山に激突し墜落した。やがて、春が訪れ気温が上昇すると、MM-88は増殖を始め、全世界にイタリア風邪として蔓延した。そして人類を含む脊椎動物のほとんどが絶滅し、わずかに生き残った人類は極寒の南極大陸に滞在していた各国の観測隊員とウィルス蔓延前に出航していた原子力潜水艦の乗組員だけであった...。
今から40年ほど前の自分が中学生だった頃、小松左京の原作を読み、ニュー八という映画館まで観に行ったと思う。人類や脊椎動物の死骸があふれた世界の映像は、今観てもリアルでおぞましいし、パンデミックで医療崩壊が起きた病院のシーンは今のコロナ禍の状況を彷彿されて、ほんとうに痛々しかった。
大げさなBGM、プラモデルの特撮、日本人俳優たちの迫真の演技...当時の日本映画としては、破格の技術と制作費と俳優と脚本で作られてる。面白かったし、身につまされた。
フジテレビで放送された「磔磔というライブハウスの話」について。
これ、国内外のミュージシャンが愛する京都の老舗ライブハウス「磔磔」の魅力について描いたドキュメンタリー番組。京都四条河原町近く築100年を超える木造の蔵のライブハウス、店主水島博範とその息子で二代目の水島浩司、そして磔磔に出演し、磔磔に憧れ、磔磔とともに育ち、磔磔を愛し続けてる国内外のミュージシャンの言葉...凄く愛と尊敬とやさしさにあふれてる。
そして、そして水島の親友である元Dr.FeelgoodのWilco Johnsonと、元ブレイクダウンの近藤房之助と、元RCサクセションの仲井戸"CHABO"麗市の3人が演った特別なセッションが最高だった。
この映像は作品「SWEET HOME TAKUTAKU」として現在製作中とのこと。完成したぜひ観たい。
●出演者
水島博範、水島浩司
Wilco Johnson、近藤房之助、仲井戸"CHABO"麗市
麗蘭(仲井戸麗市、土屋公平、早川岳晴、JAH-RAH),細野晴臣、友部正人、泉谷しげる、鮎川誠&シーナ、木村充揮、有山じゅんじ、
石田長生、永井"ホトケ"隆、遠藤ミチロウ(ex.ザ・スターリン)、M.J.Q、少年ナイフ、玉城宏志(ex.ローザ・ルクセンブルグ)、三宅伸治、
トータス松本、Theピーズ、中川敬・伊丹英子(ソウル・フラワー・モノノケ・サミット)、うつみようこ(YOKOLOCO BAND)、チバユウスケ
(The Birthday)、岸田繁(くるり)、フラワーカンパニーズ、怒髪天、SCOOBIE DO、キセル、騒音寺、台風クラブ、寺田国敏(拾得)、
南部裕一、鏡孝彦、篠田純、角張渉(カクバリズム)ほか
●ナレーション
小泉今日子
●『SWEET HOME TAKUTAKU』ナレーション
辻村友晴(キセル)
全部読んでる伊坂幸太郎。世田谷中央図書館で借りて読んだ「逆ソクラテス」(集英社)について。
これ、すべての主人公が小学生という5つの短編集。それぞれこんなあらすじ。
・「逆ソクラテス」:
このクラスの担任の久留米先生は、ものごとを決めつけ、それを周りに押し付けようとしていると転校生"安斎"は言い、その典型が"草壁"のことを「ダメな子」として決めつけ接していることだと言う。そんな先生の先入観をひっくり返そうと、カンニングから始まった安斎の計画に"加賀"も協力していく...。
・「スロウではない」:
運動音痴の"司"は、運動会のリレー選手にくじ引きで選ばれてしまった。司が入ったBチームは、クラスでも足の遅い子が集まっていた。一方で足の速いメンバーで構成されたAチームには、女子のリーダー的存在で頭も運動もできる"渋谷亜矢"がいた...。
・「非オプティマス」:
担任の"久保先生"は一見するとやる気がなさそうで、わざと缶ペンケースを落とし授業を妨害している"騎士人"たちをしかることもなく、生徒もに無関心のようにみえた。そんな先生の姿をみて、転校生の"保井福生"はトランスフォーマーのオプティマスがどうかを確かめたくなる...。
・「アンスポーツマンライク」:
小学生最後のミニバス大会、"歩"、"駿介"、"剛央"、"匠"、"美津桜"の5人は、残り20秒のあと一歩のところで負けてしまった。歩は大人になってもずっと大事な一歩が踏み出せず、躊躇する自分に歯がゆさを感じていた...。
・「逆ワシントン」:
小学生の"謙介"は、腹痛で休んでる"靖"にプリントを届けるために、"倫彦"を一緒に靖の家に行くが、靖の父親の様子がおかしいと感じた。靖の体にあざがあり、父親とは血縁関係がなかったことから靖は虐待されていると疑い出す。
この話は小学生を描いているんだけど、あの当時、自分はどんな悩みを抱えていたんだろう。先生のこと、マラソンが嫌いだったこと、親のこと、皆に迷惑をかける暴力的な友達、ハブにしたこと、無視すること、高圧的な人、思い込みの強い人、何をやるにも踏みだせないこと、逃げること...そんな悩みをおぼろげながら思い出す。で、特によかったのはまずは「逆ソクラテス」。これ、オムニバス「あの日、君と Boys/ナツイチ制作委員会」で読んでいるだけど、「僕はそう思わない」と言える勇気はなかなか持てない。でもそこから始めないと前にいけない。はい、納得です。そしてもう1つは「非オプティマス」。その中での先生の言葉にあった「相手によって態度を変えることほど、格好悪いことはない」はなんか沁みた。
伊坂幸太郎は、作家20周年とのこと。ずっと楽しませてくれる作家です。
cf. 伊坂幸太郎 読破 List
- オーデュボンの祈り (2000)
- ラッシュライフ (2002)
- 陽気なギャングが地球を回す (2003)
- 重力ピエロ (2003)
- アヒルと鴨のコインロッカー (2003)
- チルドレン (2004)
- グラスホッパー (2004)
- 死神の精度 (2005)
- I LOVE YOU/伊坂幸太郎・石田衣良・市川拓司・中田永一・中村航・本多孝好 (2005)
- 魔王 (2005)
- 魔王(文庫) (2005)
- 砂漠 (2005)
- 終末のフール (2006)
- 陽気なギャングの日常と襲撃 (2006)
- フィッシュストーリー (2007)
- 絆のはなし/伊坂幸太郎x斉藤和義 (2007)
- ゴールデンスランバー (2007)
- 実験4号 -後藤を待ちながら (2008)
- Re-born はじまりの一歩/伊坂幸太郎・瀬尾まいこ・豊島ミホ・中島京子・平山瑞穂・福田栄一・宮下奈都 (2008)
- モダンタイムス (2008)
- あるキング (2009)
- 晴れた日は謎を追って がまくら市事件/伊坂幸太郎・大山誠一郎・伯方雪日・福田栄一・道尾秀介 (2010)
- あるキング-完全版- (2015)
- SOSの猿 (2009)
- オー!ファーザー (2010)
- バイバイ、ブラックバード (2010)
- 『バイバイ、ブラックバード』をより楽しむために ポスタル・ノベル編 (2010)
- マリアビートル (2010)
- 文藝別冊 総特集 伊坂幸太郎 (2010)
- 3652-伊坂幸太郎エッセイ集- (2010)
- 仙台ぐらし (2012)
- PK (2012)
- Happy Box/伊坂幸太郎・山本幸久・中山智幸・真梨幸子・小路幸也 (2012)
- あの日、君と Boys/ナツイチ制作委員会(編)・伊坂幸太郎(著)・井上荒野(著)・奥田英朗(著)・佐川光晴(著)・中村航(著)・西加奈子(著)・柳広司(著)・山本幸久(著) (2012)
- 夜の国のクーパー (2012)
- しあわせなミステリー/伊坂幸太郎・中山七里・柚月裕子・吉川英梨 (2012)
- 最後の恋 MEN'S -つまり、自分史上最高の恋。-/朝井リョウ・伊坂幸太郎・石田衣良・荻原浩・越谷オサム・白石一文・橋本紡 (2012)
- 短編工場/浅田次郎・伊坂幸太郎・石田衣良・荻原浩・奥田英朗・乙一・熊谷達也・桜木紫乃・桜庭一樹・道尾秀介・宮部みゆき・村山由佳 (2012)
- 残り全部バケーション (2012)
- ガソリン生活 (2013)
- 死神の浮力 (2013)
- 首折り男のための協奏曲 (2014)
- Wonderful Story/伊坂幸犬郎・犬崎梢・木下半犬・横関犬・貫井ドッグ郎 (2014)
- アイネクライネナハトムジーク (2014)
- キャプテンサンダーボルト/阿部和重・伊坂幸太郎 (2014)
- 火星に住むつもりかい? (2015)
- ジャイロスコープ (2015)
- 陽気なギャングは三つ数えろ (2015)
- サブマリン (2016)
- AX アックス (2017)
- ホワイトラビット (2017)
- クリスマスを探偵と/伊坂幸太郎(文)マヌエーレ・フィオール(絵) (2017)
- フーガはユーガ (2018)
- シーソーモンスター (2019)
- クジラアタマの王様 (2019)
- 逆ソクラテス (2020)
ひさしぶりに会社に行ってから今日の湯活は、広尾の「広尾湯」へ。ちょっと古いビル型の浴場で、深めと普通の気泡風呂とジェットバスがある。壁面は山と湖のヨーロッパ風なドットタイル絵。水シャワーで、何度も交互浴できました。しっかし地元の大先輩たちが多く、常連さん同士の会話が楽しい。いいお湯、ありがとうございました。
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