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Saturday, October 31, 2020

「Submergence/世界の涯ての鼓動」を観た

Submergence Wim Wenders監督作ということで観てみた「Submergence/世界の涯ての鼓動」(2017/Cinema)について。
 こんなあらすじ。ノルマンディーの海沿いのホテルで出会い、James(James McAvoy)とDanny(Alicia Vikander)は運命の恋に落ちた。だが、生物数学者のDannyにはグリーンランドの深海に潜り地球上の生命の起源を解明する調査が、MI-6の諜報員であるJamesには南ソマリアに潜入し爆弾テロを阻止する任務が待っていた...。
 これ、爆弾テロの阻止に立ち向かうイギリスの諜報員と、グリーンランドでの深海探査に挑む生物数学者というお互いに異なる世界に生きる1組の男女が、ノルマンディーの海岸で出会い恋に落ちるさまを描いたサスペンス映画。ソマリアでジハード戦士に拘束され拷問を受け続けるるシーン、潜水艇が海底で操縦不能に陥るシーン、いずれも極限の死地を描いているし、ソマリアでも海底でもそれぞれの世界がそれぞれの摂理で存在することを教えてくれる。でも、この映画のよさは絶対ノルマンディーの海など美しい風景だったと思う。なかなかの佳作だった。

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