「Raging Bull/レイジング・ブル」を観た #2
ひさしぶりに観直した「Raging Bull/レイジング・ブル」(1980/Cinema)について。
こんなあらすじ。NYのスラム出身のミドル級ボクサーJake LaMotta(Robert De Niro)は、マネジャーを務める弟のJoey(Joe Pesci)がマフィアと手を握ったことから時折、八百長試合に手を染めつつも、1949年ついに世界チャンピオンとなった。その一方で次第に妻Vickie(Cathy Moriarty)への病的な嫉妬心が募り、妻と弟の仲を疑ったJakeは、2人をめった打ちにする...。
これ、実在のミドル級ボクサー、Jake LaMottaの栄光と挫折の半生を描いたもの。試合での壮絶なボクシングシーン、八百長試合、プロモーターとの確執などを描きつつも、自らの猜疑心によって妻や弟を失う男を描いた人間ドラマだと思う。しっかし、全編のほとんどを占める白黒画面は美しいし、血みどろな試合の凄惨さが よりストレートに伝わってくる。素直にいい映画だと思う。
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