「The Shining/シャイニング」を観た #2
先日観た「Doctor Sleep/ドクター・スリープ」(2019)。その40年前の前作「The Shining/シャイニング」(1980/Cinema)、ひさしぶりに観直してみた。
こんなあらすじ。小説家志望のJack Torrance(Jack Nicholson)は、雪深く冬期には閉鎖されるホテルに、管理人としての職を求めてやって来た。支配人のUllman(Barry Nelson)は、かつてこのホテルで起きた惨殺事件について語ったが、全く気にしないJackは、妻のWendy(Shelley Duvall)、息子のDanny(Danny Lloyd)と共にホテルに住み込むことを決める。そのDannyは不思議な能力"Shining(輝き)"を持つ少年であり、このホテルで様々な超常現象を目撃する...。
Stephen Kingが書いた原作とは異なり、閉ざされたホテルの中で静寂や孤独に耐えられず自ら発狂していく様として、Stanley Kubrickは描いているんだけど、今観てもこの映画のリアリティは凄い。以前観た時は、スローで撮影されたエレベーターから大量に流れ出す血のシーンが印象的だったけど、今回一番よかったのは、Jackがタイプライターで書いた小説をWendyが読み上げるシーン。このシーンからイッキに加速する不気味さはほんとたまらない。もう一度、「Doctor Sleep/ドクター・スリープ」を観直そう。
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