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Wednesday, November 25, 2020

「高校事変VII/松岡圭祐」を読んだ

Keisukematsuoka_kokojihen7 ハマって読んでいる松岡圭祐の「高校事変」シリーズ。第7弾「高校事変VII」(角川文庫)について。
 こんなあらすじ。2020年、新型コロナウイルスが猛威をふるう春、センバツ高校野球の中止が決まった。京都にある児童保護センターに収容されていた"優莉結衣"のもとに、半年前の夏の甲子園である事件に関わったと疑う警察が事情を尋ねにきた。半年前の夏、通っていた高校の野球部が大会出場を決め、その応援のため結衣は仕方なく甲子園にいた。凶悪犯で刑死した父が率いていた半グレ同盟に所属していた男と、その甲子園で再会する...。
 これ、テロリストの父親の教育を受けた高2の少女が、秩序再編をもくろむ半グレ組織や公安警察に戦いを挑むバイオレンスアクション小説第7弾。今回の舞台はあの甲子園球場。満身創痍の体で一瞬の迷いもなく引き金を引き、巨悪と戦うんだけど、甲子園球場に傭兵と武器を積み込んだヘリを登場させるあたり相変わらずスケールが大きい。しっかし、新型コロナにセンバツ中止と物語のリアルタイム感も凄い。さ、このまま「高校事変VIII」へ。

cf. 松岡圭祐 読破 List
黄砂の籠城 (2017)
黄砂の進撃 (2018)
高校事変 (2019)
高校事変II (2019)
高校事変III (2019)
高校事変IV (2019)
高校事変V (2020)

高校事変VI (2020)
- 高校事変VII (2020)

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