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Tuesday, November 17, 2020

「わたしは光をにぎっている」を観た

Watashihahikariwo 銭湯好きの銭友さんに教えてもらった映画「わたしは光をにぎっている」(2019/Cinema)について。
 こんなあらすじ。"澪"(松本穂香)は、亡き両親に代わって育ててくれた祖母"久仁子"(樫山文枝)の入院を機に東京へ出てくることになった。都会の空気に馴染めないでいたが「目の前のできることから、ひとつずつ」という久仁子の言葉をきっかけに、居候先の銭湯「伸光湯」を手伝うようになる。昔ながらの商店街の人たちとの交流も生まれ、都会の暮らしの中に喜びを見出し始めたある日、その場所が区画整理によりもうすぐなくなることを聞かされる。その事実に戸惑いながらも澪は、「しゃんと終わらせる」決意をする...。
 これ、亡き父親の友人を頼って東京に出た少女が銭湯を手伝うことで人々と触れ合い、成長していく姿を描いた映画。本作の舞台となった銭湯「伸光湯」は清瀬市に実在し、いまは廃業してしまった銭湯だったり、葛飾区立石の商店街だったり、笹塚の「福寿」も黄金町の「ジャック&ベティ」も、この世界観はツボでした。人の再生ってやっぱりいいです。

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