「Snowpiercer/スノーピアサー」を観た #2
途中まで気づかずにもう一度観てしまったポン・ジュノ監督のSFアクション映画「Snowpiercer/スノーピアサー」(2013/Cinema)について。
こんなあらすじ。2031年の近未来、地球温暖化を食い止めるべく散布された化学薬品CW-7によって、地球のすべての陸地が雪と氷に覆われてしまった。わずかに生き残った人類は、永久機関のエンジンによって地球上をひたすら周回する列車「スノーピアサー」の中で暮らしていた。しかしその列車の中では、先頭車両に住む富裕層の人々が最後尾車両に押し込まれた貧困層の人々を奴隷のように支配していた。そんな中、貧困層の男Curtis(Chris Evans)は、理不尽な支配に立ち向かうべく反乱を企てる...。
近未来の凍結した地球を舞台に人類の生き残りを懸けた闘い描いたSFアクション映画。氷河期の外気に腕を触れさせ、その腕をたたき切る拷問シーン、貧困層に与えられる食料"プロテインブロック"の原料のおぞましさ、やたらシュールな授業を行う妊婦教師と生徒達...格差社会にはびこる列車の中を移動する毎に強烈なビジュアルが続く。富裕層の食料や酒はどうやって手に入れるのかとか、寿司を食べるシーンとか、どこか変なとこともあるけど、今回も最後まで引き込まれた。ともかく自分的にはアリ。
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