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Monday, March 08, 2021

「もう、聞こえない/誉田哲也」を読んだ

Tetsuyahonda_moukikoenai ほぼ読んでる誉田哲也。世田谷中央図書館で借りて読んだ「もう、聞こえない」(幻冬舎)について。
 こんなあらすじ。110番に"中西雪実"という女性から、男性に怪我をさせてしまったとの連絡が入った。のちに男は死亡し、高井戸署は中西雪実の聴取を行おうとする。しかし泣いてばかりで話にならず、警視庁捜査1課の"武脇警部補"に事情聴取の役目が回ってきた。ところが中西雪実は聴取中に「女の人の声が聞こえるんです」と呟いた...。
 これ、死んでも言霊となって現世のひとに思いを伝えるファンタジー小説。最初、緊迫感ある警察モノとして読み出したけど、予想を裏切るストーリー展開で、後半はコメディーかと思え、他の誉田作品の中でもその設定の異質さが際立っていた。ま、一応ミステリーなんだろうけど、自分的にはこれはこれでアリだったと思う。
 
cf. 誉田哲也 読破 List
妖の華 (2003)
アクセス (2004)
吉原暗黒譚 (2004)
春を嫌いになった理由 (2005)
疾風ガール (2005)
ジウI 警視庁特殊犯捜査係 (2005)
ストロベリーナイト (2006)
ジウII 警視庁特殊急襲部隊 (2006)
ジウIII 新世界秩序 (2006)
月光 (2006)
ソウルケイジ (2007)
武士道シックスティーン (2007)
国境事変 (2007)
シンメトリー (2008)
武士道セブンティーン (2008)
ヒトリシズカ (2008)
ガール・ミーツ・ガール (2009)
武士道エイティーン (2009)
ハング (2009)
インビジブルレイン (2009)
主よ、永遠の休息を (2010)
世界でいちばん長い写真 (2010)
歌舞伎町セブン (2010)
感染遊戯 (2011)
レイジ (2011)
ドルチェ (2011)
あなたの本 (2012)
誉田哲也 All Works/誉田哲也(監修) (2012)
痛み/貫井徳郎・福田和代・誉田哲也 (2012)
あなたが愛した記憶 (2012)
幸せの条件 (2012)
ブルーマーダー (2012)
ドンナ ビアンカ (2013)
増山超能力師事務所 (2013)
Qrosの女 (2013)
ケモノの城 (2014)
黒い羽 (2014)
歌舞伎町ダムド (2014)
インデックス (2014)
武士道ジェネレーション (2015)
プラージュ (2015)
硝子の太陽N-ノワール (2016)
硝子の太陽R-ルージュ (2016)
増山超能力師大戦争 (2017)
ノーマンズランド (2017)
あの夏、二人のルカ (2018)
ボーダレス (2018)
妖の掟 (2020)
- もう、聞こえない (2020)

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