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Sunday, March 21, 2021

「まほろ駅前番外地/三浦しをん」を読んだ

Shionmiura_mahoroekimaebangaichi たまーに読んでる三浦しをん。「まほろ駅前多田便利軒」(2006)に続き読んでみた「まほろ駅前番外地」(文春文庫)について。
 こんなあらすじ。東京のはずれに位置する都南西部最大の町"まほろ市"。駅前で便利屋を営む"多田啓介"のもとに高校時代の同級生"行天春彦"がころがりこんで数年。相変わらず、多田便利軒では汚部屋清掃、老人の見舞い、庭掃除に遺品整理、バスの間引き運転の見張り、子守も料理も引き受けていた。ルルとハイシー、星良一、曽根田のばあちゃん、田村由良、岡老人の奥さん...
 多田便利軒を囲む愉快な奴らにもいろいろ起きる...。
 前作の脇役たちが主人公となるスピンアウトストーリー集がこれ。中でもよかったのは、曾根田のばあちゃんの若き日のロマンス「思い出の銀幕」。危険だけどどこかおおらかな感じがいい。第3弾「まほろ駅前狂騒曲」(2013)もいつか読んでみよう。
 
cf. 三浦しをん 読破 List
月魚 (2001)
風が強く吹いている (2006)
まほろ駅前多田便利軒 (2006)
 (2008)
- まほろ駅前番外地 (2009)
- 舟を編む (2011)
お友だちからお願いします (2012)
政と源 (2013)

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