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Wednesday, March 24, 2021

「Fukushima 50(フクシマフィフティ)」を観た

Fukushima50 あの311から震災10年目の節目に観た「Fukushima 50(フクシマフィフティ)」(2020/Cinema)について。
 こんなあらすじ。2011年3月11日午後2時46分、マグニチュード9.0、最大震度7という日本の観測史上最大となる地震が発生し、巨大地震が起こした想定外の大津波が、福島第一原子力発電所(イチエフ)を襲う。浸水により全電源を喪失したイチエフは、原子炉を冷やせない状況に陥り、このままではメルトダウンにより想像を絶する被害をもたらしてしまう。1・2号機当直長の伊崎(佐藤浩市)ら現場作業員は、原発内に残り原子炉の制御に奔走する。全体指揮を執る吉田所長(渡辺謙)は部下たちを鼓舞しながらも、状況を把握しきれていない本店や官邸からの指示に怒りをあらわにする。しかし、現場の奮闘もむなしく事態は悪化の一途をたどり、近隣の人々は避難を余儀なくされてしまう...。
 東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所事故発生時に発電所に留まって対応業務に従事した約50名の作業員たち、通称「フクシマ50」の闘いを描いた物語がこれ。細部までリアリティが追求されて作られた中央制御室や緊急時対策室、1号機原子炉建屋の爆発時のシーン、自衛隊やアメリカ軍の協力などほんとに引き込まれたし、ところどころで涙が出た。門田隆将の原作「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」はぜひ読もうと思う。ほんといい映画でした。

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