「Taj Mahal/パレス・ダウン」を観た
以前観た「One Less God/ジェノサイド・ホテル」(2017)、「Hotel Mumbai/ホテル・ムンバイ」(2018)同様に、2008年にインド・ムンバイで起きた同時多発テロ事件、タージマハルホテルでの惨劇を描いた「Taj Mahal/パレス・ダウン」(2015/Cinema)について。
こんなあらすじ。18歳のフランス人少女Louise(Stacy Martin)はパリに住んでいたが、両親の仕事の都合でインドのムンバイに引っ越し、現地の大学で写真を学ぶことになった。新居に引っ越すまで高級ホテルのタージマハルホテルに滞在することになるが、2008年11月26日の夜、彼女の両親が外出したその間、武装集団がホテルに押し入る。一味がホテルの最上階に放火したため、5階にいたLouiseは廊下から外に出られなくなる...。
同じ題材を描いた2作と比較すると、テロリスト達の無慈悲な残虐性のあるシーンもなく、それが逆に想像力を駆り立てて、少女の恐怖が伝わってきた。助かってからのニュース素材の映像もどこか淡々としていて、恐怖に巻き込まれても、日常は続くということだと思った。これはこれでありでした。
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