「Spotlight/スポットライト 世紀のスクープ」を観た #2
ひさびさに観直した「Spotlight/スポットライト 世紀のスクープ」(2015/Cinema)について。
こんなあらすじ。2001年夏、The Boston Globe紙の新編集局長Baron(Liev Schreiber)は、特集記事欄「Spotlight」を担当するRobby(Michael Keaton)やMichael(Mark Ruffalo)ら少数精鋭の調査報道チームにある事件を追わせる。それはカトリック教会のある神父が子供に性的虐待を加えたとされた事件だった。記者達は被害者達に取材するうちに、多くの聖職者が子供を虐待していること、教会が組織ぐるみでさまざまな事件を隠蔽してきたことを知る。やがて彼らに複数の方面から圧力がかかるが、カトリック教徒が多いBostonでは彼らの行為はタブーだった...。
これ、ボストンの新聞記者達が暴いたカトリック教会神父による子供達への性的虐待という実話をもとにした社会派ドラマ。芋づる式に膨大な被害者と容疑者の存在が発覚し、教会が組織ぐるみで隠ぺいしていた事実が浮上し、ボストンのローカル記事から世界中へと飛び火していくというもの。醜聞という教会の汚点が計り知れない大きなスキャンダルにつながっていくのが、今回観直してもよかった。第88回アカデミー賞で作品賞と脚本賞を獲ったも改めて納得です。
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