「メランコリック/Melancholic」を観た
銭湯ワードにひっかかり観てみた「メランコリック/Melancholic」(2018/Cinema)について。
こんなあらすじ。東大を卒業したけどさえない毎日を過ごしていた"鍋岡和彦"(皆川暢二)は、ある夜偶然訪れた銭湯で高校の同級生"副島百合"(吉田芽吹)と再会する。その銭湯でアルバイトを始めた和彦は、営業を終えた後の風呂場を「人を殺す場所」として貸し出していることを知る。そして同僚の"松本晃"(磯崎義知)も殺し屋だった...。
これ、深夜に人が殺される銭湯を舞台にしたサスペンスだけどブラックなコメディー。冴えない青年がバイトを始めたのどかな銭湯と、そこが殺し屋の仕事場であるというギャップが面白く、この話どうなるんだろと予測できない展開がなかなか。フツーじゃない状況なのに妙に筋が通っていて、映画が正しく働くことを描いているのがなんともいえないまっとうさが伝わってくる。ちなみに撮影で使われた浦安の「松の湯」は、現在設備の老朽化で休業中とのこと。結構よかった。
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