「BlacKkKlansman/ブラック・クランズマン」を観た
ずっと観たかったSpike Lee監督の「BlacKkKlansman/ブラック・クランズマン」(2018/Cinema)について。
こんなあらすじ。1972年、Ron Stallworth(John David Washington)は、コロラドスプリングズの警察署でアフリカ系アメリカ人として初めて警察官に採用される。署内でも人種差別を受けながら、Ronは見習い潜入捜査官として元Black Panther党のKwame Ture(Corey Hawkins)の演説会に派遣され、黒人解放活動家Patrice(Laura Harrier)と親交を深める。情報部に正式配属されたRonは、白人至上主義団体KKKの新聞広告に電話をかけ、白人のレイシストを装ってKKK支部に入会する。同僚のユダヤ系警官Philip(Adam Driver)が潜入担当、Ronは電話連絡担当として、二人一役でKKK志願者を演じていく...。
1970年代、黒人でありながら白人至上主義の過激派団体KKKを潜入捜査するという困難なミッションに挑んだ元刑事による回顧録を映画化した実録ドラマ。ずーーっと様々な視点からアメリカ社会における黒人の苦闘を告発し続けてきたSpike Leeが、人種差別を隠そうともしないが大統領Donald Trumpや、BLACK LIVES MATTERの高まりの中で作り上げた映画なんだけど、ラストの現実はほんとうに憤りを感じる。またいつかもう一度観たい。
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