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Friday, September 24, 2021

「The Messenger:The Story of Joan of Arc/ジャンヌ・ダルク」を観た

Joanofarc 一度観たいと思ってたLuc Besson監督の「The Messenger:The Story of Joan of Arc/ジャンヌ・ダルク」(1999/Cinema)について。
 こんなあらすじ。英仏戦争下の中世フランス、貧しい農家に生まれたJoan(Milla Jovovich)は、懺悔を日課にする信心深い少女だった。そんなある日、英国軍が村を襲撃し、Joanは家族を目前で惨殺されてしまう。親戚に引き取られた彼女は、神の声を聞き、自分が神の使者であると確信する。やがて成長した彼女は、王太子Charles(John Malkovich)に謁見し、神の使命が本物であることを証明するため、フランス軍を率いてオルレアン解放へ向かう...。
 これ、フランス救国の英雄と謳われながらも、最期は処刑されたJeanne d'Arcの悲劇をBesson監督が独自の解釈で描いた歴史スぺクタル映画。神の使いか、狂信者かを最後は観る人にゆだねているんだけど、やっぱりこの映画はJeanne d'Arcを演じたMilla Jovovichの存在感。鬼気迫る演技も、血まみれで戦場に立つ姿も美しかった。なかなかの佳作だった。

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