「レッドネック/相場英雄」を読んだ
こんなあらすじ。米系大手広告代理店オメガエージェントに転職した"矢吹蛍子"は、カナダバンクーバーに出張し、"ケビン坂田"という人物と会って欲しいという社命を受けた。クライアントが60億円ものフィーを支払う謎のデータサイエンティストであるケビンは、無事来日し、高田馬場に仕事場を構えるが、担当の矢吹にも極秘プロジェクトの中味は知らされることはなかった...。
あまりにすそ野が広がり当たり前のものになったSNSの危険を描いた社会風刺的な作品。実名にはなっていないけど、Google、facebook、instagram...様々なプラットフォーマーが自身のサービスに誘導し、入力されたそのデータを管理し、悪用し、それを人々を洗脳するツールなる世界まで描かれてた。自分も仕事としてもSNSはもう欠かせないものなので、ちょっと非現実とは思いつつも引き込まれた。
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