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Thursday, September 30, 2021

「Us/アス」を観た

Us 今なおアメリカ社会に根深く残る人種差別をテーマしたホラーサスペンス「Get Out/ゲット・アウト」(2017)。そのJordan Peele監督が撮ったということで観てみた「Us/アス」(2019/Cinema)について。
 こんなあらすじ。Adelaide(Lupita Nyong'o)は夏休みを利用して、夫と2人の子供達と一緒に幼い頃住んでいたサンタクルーズの家を訪問する。彼女は友人一家と落ち合いビーチへ出掛けるが不可解な出来事に見舞われ、過去のトラウマがフラッシュバックする。彼女は子供の頃、ビーチにある遊園地へ両親と出掛けて迷子になり、ミラーハウスの中で自分と瓜二つの少女と対面したというトラウマで失語症になっていた。やがて夜になると、自分たちと瓜二つの不気味な4人組が家の前に現れる...。
 これ、自分たちと瓜二つの姿をした集団に遭遇した一家に起こる惨劇を描いたホラー映画。監督は「苦しむ人間の存在と富を享受する人間の存在は表裏一体。この事実を決して忘れて欲しくないのです。我々は恵まれない人たちのために闘う必要があります。」と語っている。ともかく最後の最後までショッキングな内容だった。

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